ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

ハワイのホテル* トランプ インターナショナル ワイキキ ビーチ ウォーク その1 フロント&プール

2013-05-31 | My Hawaii
今回のハワイ滞在で泊まったのは Trump International Hotel Waikiki Beach Walk (トランプ インターナショナル ワイキキ ビーチ ウォーク)でした。



今までハワイというと、ワイキキのあるオアフ島より、オアフからまた飛行機で飛んで、カウアイ島とかハワイ島とか、静かな島に滞在することが多くて、ワイキキではシェラトン、ロイヤルハワイアン、ハレクラニなどにしか泊まったことはありませんでした。

けれども、今回はちょっと趣向を変えて、サービスに定評がありホテルとしては一流で、しかも各部屋にキッチンがついて、長期滞在に対応しているトランプに泊まってみることにしました。

「トランプって泊まってみたかったの! うれしい~」と家族Bは大喜び。



シェラトンなど比べてこじんまりしたチェックイン・ロビーは建物の6Fにあります。


ビーチや飛行機が飛んでるのも見えて、眺めはいいのですが、ロビーのソファーはほとんどが屋外。



この日差し・・・

日焼け大好きな白人は、大喜びで座って新聞とか読んでますけど、わたくしにはまぶしすぎです。

(まあ、屋内にもソファはあるのですが。)






プールもこの階にあります。



こじんまりしていますが、まわりに何もないので解放感があり、ジャグジーなどもついています。



ジャグジーは湯温が40度ぐらいあって温かく、バブルの刺激も心地よくて、温泉感覚でのんびり浸かるのが気持ちよかったです。





まあ、ビーチまで近いので、泳ぎたい人はビーチのほうがいいかもしれません。

ホテルのグランドフロアでビーチバックを貸し出してくれます。

中身はビーチタオルとフルーツ、ミネラルウオーター、日焼け止めローションなど。
(もちろんフリーです)
ミネラルウオーターが氷で冷やしてあって、冷たくてうれしかった♪



海の中に映る影・・・



ワイキキビーチからは外れて、グレイズ・ビーチと呼ばれる辺ですが、隣がフォート・デルッシ・パークで静かです。

水は比較的綺麗で、右にダイアモンドヘッドがきれいに見えます。

ビーチパラソルとチェアを借りて、のんびりと本を読んだり泳いだり、ハワイの一日はのたりのたりと過ぎていくのでした。





おかえりなさい! 三浦さん♪

2013-05-30 | 読書
しつこく連続で三浦雄一郎さん話題です・・・

昨日、三浦雄一郎さんが無事エベレストから帰国なさいました。



実は、帰国まで、かなり心配してました。

登山は下山が7割と言われますが、75歳の登頂の時も「帰りはくたくた」とおっしゃってましたし、
この間ご紹介したこの本

私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)
私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)

でも、2012年12月の心臓手術の後の、緩い坂でも上れないほどの不調、出発直前の2013年1月に心臓の再手術と続き、
家族に大反対されて、「それなら家出する」(爆
とまで言って駄々をこねての出発だけれど、本を読んでいると
「エベレストでなら死んでもいい」「あの山を墓標にしたい」
というような三浦さんの覚悟が(直接は書かれてませんが)文字の間から立ち上ってくるようで、かなり心配だったのです。

それで、登頂の後の「これまでにないくらい疲れています」でしたから・・・・

だから日本にお帰りになったのを見て、ほんとにほっとしました。

今後は祝賀会とか出ないで、ゆっくりゆっくり休んでほしいです。

ちなみに、三浦雄一郎さんの御本で一番好きなのは、二男の豪太さんと書かれたこの本。


生きがい。
生きがい。

(うわなんだか下が真っ白と思ったら著作権コンテンツ?で帯の画像が出ないのね? 帯は三浦さん自筆の自己紹介が載ってます)

75歳の時に書かれた本です

三浦さんの御本は、まあ、どの本も同じような内容(爆)
でして、幼少のころからあった三度の挫折とそこから立ち上がる辺なんかは、今まで何回読んだことか。

新しい本が出るとそこに少し違う話が添えられている、その新しい部分が読みたくて読者は買ってしまう、という感じなんですが、この本はわずかながらでも息子さんの目から見た三浦さんも描かれているので、三浦さん像が立体的に見えてくる感じがします。

オリンピック候補選考の大会で豪太さんが負傷し、決勝を棄権すると電話した時、母親は「無理しないで」といったのに、父である三浦さんは

『「どれぐらいひどい。押し込んでもスキー靴を履けないのか」
「何とか押し込めるかもしれないけど、痛くてはけない」
「そんなこと言わないでがんばれ。あきらめるのは最後の最後でいいんだ」
「親父はこの痛みがわからないから、そんなことがいえるんだ」

 僕も最後にはカッときて、「片足でもいいから、スキー靴を履いてとにかく出ろ!」と。

P136より、三浦雄一郎さんの視点

と理不尽なことをいったそうですが、それで奮起した豪太さんが、翌日レースに参加すると、ライバル2人が失敗をしたこともあって、トップになり、オリンピックに出ることが決まったそうです。

その様子が次に豪太さんの視点でも描かれ、普段はとぼけてやさしい父が、時に無理をいうときの迫力が伝わってきます。


「楽しく遊ぶ」ために、人が見て笑うような努力でもしてしまう、しかもそれを苦にせず、笑い飛ばして真剣に、命を懸けて遊ぶ。

そんな三浦雄一郎さんの魅力が伝わってくる本です。





おめでとう!三浦雄一郎さん、エベレスト登頂成功!

2013-05-23 | a day of my life
朝、下の「三浦さんがんばれ」の記事をアップしてから出かけ、出先でドキドキしながらスマホのニュース速報を時々見ていました。

すると、お昼過ぎに・・・

三浦雄一郎さん、無事にエベレスト登頂成功!!



なんだか泣けちゃうほどうれしかったです

あとは無事にお帰りになるのを待つのみ。

ほんとに勇気をもらいました


先ほど見た夜のニュースで、娘さんへの山頂からの連絡では、ちょっと元気のないお声で
「これ以上ないほど疲れています」とおっしゃっていました。

・・・心配です。

どうぞ、どうぞ、ご無事でとお祈りいたします。



あまりに嬉しかったので珍しく一日2回の更新でした♪



三浦雄一郎さん、がんばれ!!! 「歩けば歩くほど人は若返る」「私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか」

2013-05-23 | 読書

三浦雄一郎さんたちは昨日、キャンプ4(C4、7980メートル)から約6時間かけて、午後2時20分(日本時間同5時35分)、最終キャンプ地のC5(8500メートル)に到達したそうです。

今日最終アタック。
今頃上ってるはずです

頑張れ!!!

昔記事に書きましたが、雄一郎さんも、お父さんの三浦敬三さんも尊敬しております。

遊ぶことに真剣な大人が大好き♪

応援しておりまする。


歩けば歩くほど人は若返る
歩けば歩くほど人は若返る

私の「毎日のウオーキング」のモチベーションを上げてくれる教科書。

これを読んでから、歩道橋をみると「やった!」と思うようになりました。
「下りる」ことでホルモンがでるなんて、目からうろこでした。
マンションの階段もせっせと上り下りしております。



私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)
私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)

80歳でも目標をもって生き続けること。燃え続けて生き切ること。
大変な困難にぶつかっても、ひたすら前向きに。

読むたびに元気をもらえる本です。
「年甲斐もなく」なんて言葉は忘れます!


そのほかの本も、元気をくれます。

三浦敬三さんもそうでしたが、メンターとして尊敬できるお二人です。

無事登頂なされることを祈り、ご帰還をおまちしております!!

ブーツ&キモズのパンケーキ。 @カイルア in Hawaii

2013-05-22 | My Hawaii
日本ではパンケーキがブーム?
ハワイで人気が出た「Eggs ’n Things」も原宿にできて、連日人が並んでいるとか。

とある朝、家族Bのご希望で、われらもハワイで最新人気という Boots & Kimo’s というパンケーキ屋に車で行ってみました。
カイルアビーチに行くついでですが。



朝ですが、結構お店の前に人が並んでます。
名前を書いて、あたりを散歩して時間をつぶすことにしました。

日本のテレビでも取り上げられたり、ガイドブックにも出てるらしいですが、この日はそれほど日本人はいませんでした。
ワイキキからちょっと離れているからかな?



20分ほどぶらぶらして帰ってくるとすぐに中に通されました。

中は「アメリカの田舎のダイナ~~~!!」という感じ。



「お願いだから触らないでね」人形。



近所の人(?)の誕生日らしく、スタッフの「ハッピバースデー♪」の合唱が起こったりして。
なんかアットホームな感じです。



わたくしは世界中どこへいっても食べてる(爆)「エッグズ ベネディクト」



これまた、「田舎のダイナ~~」って感じで、洗練されてない・・・ 
ちょっと残してしまいました。



これが人気のマカデミア・ナッツ・クリームがかかったパンケーキ。

ど~~んと迫力ありますが、食べてみるとあっさりとしてます。

まあ、美味しいし、「Eggs ’n Things」なんかより品がありますが、これを食べるためにカイルアに行く、というほどではないかな。
並んで待って食べるほどではありません。

カイルアビーチに行くついで、だったので、まあいいんじゃないのという程度のお味でした。



ちなみに、これがレシートですが、一番下にご注目。

「あなたが便利なように、計算しときましたが、このお支払でチップをくれるんなら、15%なら5ドル75セント、18%なら・・・・20%なら・・・」

という具合に、チップをくれるなら、いくらぐらいが相場ですよ、この3つの中から選びなさいね、と書いてあります。

今回、レストランで食べると、レシートにこれが書いてあるところが多かったです。
こないだNYに行ったときは、こういうのなかったけどなあ~
ハワイ独特? それとも最近のはやり? 

便利っちゃ便利ですが・・・・

お忘れなくってことなんでしょうねえ~

15%から始まってるところがにくいです。

(jesterみたいに10%ぐらいでいいか、とか、端数でいいか、と思っていると、そんなんじゃダメ~~と言われている気分でした。)





Kukui Oil は髪にも肌にもとってもいい! 日光過敏症にも効きました。 ククイナッツ・オイル 

2013-05-20 | My Hawaii
ハワイ州の樹ってなんだかご存知でしょうか?

なんとなくヤシの木~とか言いたくなりますが、ククイの樹なんでございます。



こ~~んな樹なんですが、これについてる実が「ククイ・ナッツ」で、この実からとれる「ククイ・ナッツ・オイル」がとってもとってもいいオイルなんですよ♪



jesterがまだ「猿のようにガンガン海に潜っていた頃」のお話ですが、当然のごとく髪は日光と潮にさらされてバリンバリンになっておりました。

それで「なんかいいのないかな」とABCストアで見つけたのが、この Kukui Oil (ククイ・ナッツ・オイル)でした。

昔からハワイではククイの木の実の油を日焼けした肌のケアに使っていたということなんですが、リノール酸が40%、リノレン酸が30%含まれていて、非常にさらっとしたオイルです。

これを傷んだ髪先につけてみたら、あ~ら不思議。
サラサラキラキラで指どおりもよく、全然べたつかず、髪はつやつやに戻ったのでした。
その時は「わ~~これ、いい!」と思いつつ、帰国して手に入らなくなったので、買った分を使い切った後は自然と使わなくなりました。


もうずっと、つやが命(?)のストレートのセミロングヘアなんですが、
(いや、美容院もパーマもヘアカラーも嫌いだし、暑いときはギュッと後ろでまとめられるし、これが一番面倒くさくないというただそれだけの理由から・・・)

これまでは、ヘアケアに各種トリートメントを使ったりしてましたが、界面活性剤いりのものはよくない、毛が薄くなる、といわれるので、それではと昔ながらの椿油を使ってました。

(馬油もいいらしいけど、髪の毛につけるにはちょっと匂いがダメ)

でも椿油はとてもねとねとしているので使いづらく、最近はさらっとしてるホホバオイル使用で落ち着いていたのですが、

「そだ、ハワイに行ったらあの Kukui Oil を買わなくては!」と思っていました。


でもこの Kukui Oil 、酸化しやすい油といううわさで、開けたら冷蔵庫保管でなるべく早く使い切ったほうが良いらしいです。(ま、油はみんなそうですが)

なので、大人買いの買いだめはせずに、おとなしく4本(爆)しか買いませんでした。


その代り、と言ってはなんですが、Kukui Cream というのを見つけたので、こっちも買ってみました。



これらが、ハワイに滞在している間から大活躍でした

というのは、jesterは、5~6年前ぐらいに、ちょうど冬が明けて日差しが強くなるゴールデンウィークに海に行って、焼いてしまったら、次の日に陽にあたったところが赤く腫れてしまうという経験をし、病院に行ったら「日光湿疹、日光過敏症というやつですね」と言われました。

原因は不明ですが、薬の摂取とか食べ物(パセリ、クロレラ、解熱剤など)とかのこともあるらしく、突然体質が変わったということもあるそうです。

それからは日傘、帽子、アームカバーなどを使い、紫外線対策。

特に太陽の光に肌が慣れていない、初夏の日差しには要注意だったのです。
気を付けていたら、それ以降日光過敏症になったことはなかったのですが。

なので、ハワイに行った時も、紫外線対策は万全のはず・・・・
だったけど、抜かりあり?

ハワイの太陽のほうが上手でした・・・

四日目には右の二の腕あたりがぽつぽつ赤くなり、かゆい・・・

途中からホテルでくれるビーチバックに入っていた日焼け止めを塗っていたけど、そのせいかな?
泳ぐと取れちゃうし。

そんな時、ホテルでネットをうろうろしてたら、「ククイ・ナッツ・オイルは日光過敏症にいい!」という情報を拾いました。

なので、せっせと購入したKukui Oilを塗ってみたら、あ~~ら不思議

それからかゆみが悪化することなく、帰国した後も、皮膚科でもらった薬を付けるよりも早くよくなった気がします。

髪の毛はサラサラつやつやになるし、日焼け止めにも使えるし、日光過敏症の予防と治療にもいいみたい!

こ、これは、まるでjesterのために作られたようなオイルではありませんか・・・

顔にぬってもピリピリしないし、合ってるみたい。

愛情表現で、人の顔とか手をなめるの大好きな猫の飼い主としても、手や顔に塗っていても、普通の日焼け止めとか湿疹の薬より、舐めても体によさそうだし。
(そういう問題なのか…?)

4本じゃ足りない! もいっかいハワイにいかんと!!

と焦っておりましたが、ネットで検索すると、な~~んだ、アマゾンでも買えるのでした。便利な世の中になったのお。

しかも1000円ぐらいとそれほど高くないし。

生活の木 ククイナッツオイル 25ml【HTRC3】
生活の木 ククイナッツオイル 25ml【HTRC3】

これは「生活の木」のもの。


オーガニック ククイオイル 100ml
オーガニック ククイオイル 100ml

ロンドンのオーガニックの Fushi 社のものもなんか良さそう。
こちらは「生活の木」のものの4倍の量でお値段は同じぐらいとお得。

ハワイで買ったのが4Fl.Oz(118ml)で17.99ドル(1800円ぐらい)だったから、それよりも安い!

しかも、

「ククイオイルは、主にハワイと、アジア・極東の一部に生息するククイの木の実から抽出されます。
ククイナッツオイルは、透明、青白、黄色で、ベタつかないオイルです。
多価不飽和植物油の中でもランクが高く、髪や肌のケアに使用されています。
健康な肌のメタボリズムに欠かせない、必須脂肪酸のリノール酸を多く含みます。
ビタミンA、E、Fも含んでいるので、アンチエイジングや活性化、特に日焼けによるダメージ肌の回復に最適です。
ククイオイルは、乾癬や湿疹、ニキビの治療製品に良く使用されることで知られています。 」
(以上 アマゾンの解説より)


ですって。

だから!と納得するわたくしでした。(ヴィタミンEも含んでいるのなら、それほど酸化しないかもね)

酸化ということを考えると、ハワイで買いだめするよりも、日本の安心できるお店で少しずつ買ったほうが安心かもしれませんね。

それと、ハワイで買ったほうは森林系などの香りがついてますが(ちなみに私は、Tropic Breeze の香りが好きです♪)こちらは無香料のようです。

陽にあたったりするのだから、無香料のほうが肌にいいのはもちろんですが、ということはククイナッツの匂いがするんでしょうね。

どんな匂いだろう? 
これは好き好きでしょうね。
まあ嫌いなら、アロマオイルで匂いを付けるという手もありますしね。

jesterは植物系の匂いはあまり気にならない人なので、たぶん大丈夫でしょう。


それ以外には



こ~んなパックだの、謎のエジプトクリームだのも買い込んだのは、いつものABCストアのお楽しみでした♪

化粧に興味がなく、普段あまりしないというのに、なんかABCストアをふらふらしてると、変なものを買いたくなるんです。

「古代エジプト人の秘密。魔法のエジプトクリーム」の効果のほどはまた後ほど~。






へこたれない心 園田天光光  不死身ともいえる健康の秘訣! ハワイで読んだ本 2

2013-05-19 | 読書
旅に出るときに、「この本を今回は読みながら旅をしよう」と思って持って出る本と、出発前に空港の本屋で衝動買いしちゃう本と、2種類あります。

この本は後者。

へこたれない心へこたれない心

いつもならパラパラと立ち読みだったかもしれないけど、気になる部分を読んでいたらボーディングタイムが迫る~

では買ってしまおう。これも一期一会だし。

などと、出発間際の本屋では2~3冊買ってしまうことが多いのです。

著者の園田天光光さんは93歳でものすごい元気な方。

戦後、日本初の女性衆議院議員に当選。
のちに外相になる、園田直氏と「職場結婚」・・・
だけど、「バツイチで子供が一人いる」という園田氏のふれこみは大嘘で、バツサンで子供は5人もいた・・・

でも天光光さんは「へこたれない」!

おむつを議員会館の電熱器で乾かしつつ、子育ても。

関東大震災も経験し、戦争中には自分が入るはずの防空壕に、ほかの人が入ってしまい、仕方なく別の防空壕に走って行ったら、自分の入るはずの防空壕に爆弾が落ちて、そこに入っていた人は全員死んでしまった、とか、本当にドラマチックな人生を送ってきたお方です。

jesterがどうしてこの本を買ったかというと、健康の秘訣の一つ、ヨーグルトの話がじっくり読みたかったから。

天光光さんが、ブルガリア大使館の方があまりに健康そうでピカピカしているので、その秘訣を聞いたところ、ヨーグルトを毎日食べている、と答えられたそうです。

そこで、そのヨーグルトの種を大使館に行って分けてもらい、それからずっと手作りして愛飲しているのだそうです。

愛飲のおかげで胃腸が丈夫になり、風邪もひかなくなった、というふれこみとともに、作り方が丁寧に書いてあります。

天光光さんはブルガリアヨーグルト普及活動のおかげで、ブルガリアから表彰されたそうです。

jesterは自分でも手作りヨーグルトにはまっているので、ここに興味をひかれました。

(jesterの手抜き手作りヨーグルトの作り方についてはこちらです)


天光光さんのモットーは「人の良いところだけ見る」ということ。

往々にして人は人間の悪いところを見てしまいますが、良いところだけ見るようにしていると、周りによい人だけいるようになる。

そして悪口は絶対言わない。

・・・とまあ、よく考えてみると、戦後初の国会議員じゃなくても、路地に椅子を出して座り込んでいるおばあちゃんが聞かせてくれるようなお話ですが、93歳の方が話していると思うと、なんだか心にしみたりしてきます。



ワイキキのビーチでで風に吹かれながら、ちりちりに冷えたモヒートを片手に過ごす午後に読むのには、なかなかの本でございました。




アンティークのお店でアンカー・ホッキングのミルクグラスのマグを、自分お土産に。@Hawaii

2013-05-17 | My Hawaii
海外旅行に行くと、ぶらぶらと田舎町を歩いていて、見かけるとちょっと覗いてみるのが、アンティークショップ(というか古道具屋)とかスリフトショップ。

(スリフトショップって、古着や家具や食器などを寄付で集めて売り、もうけをいろんなところに寄付する慈善事業なんですが、ハワイにもいくつかあります。)

探してるのは、Unchor Hocking (アンカー・ホッキング) 社の Fire King (ファイアー・キング)シリーズのミルクグラスです。

1940年に製造が開始されたファイアーキングは1976年に製造が終了しているので、アンティークショップやスリフトショップでしか買えません。

皆様、ご存知とおもいますが、「ジェダイ」シリーズ(Star Warsではなく!)は有名で、ジェイドのようなグリーンの色が美しい。
有名になりすぎて、アンティークショップなどが買い占めてしまい、古道具屋やスリフトショップで安く手に入ることはなくなってきました。

もとは食堂の食器だったりマクドナルドやエッソ石油などのノベルティ商品だったりするものですが、製造後50年近くたった今でも、とても丈夫で、オーブンに入れられる耐熱ガラスでできています。

今回ゲットしたのは



これ。

Wisconsinにある、Drangle Foods というお店のノベルティだったらしく、

「The Art of Cheesemaking  since 1917」

という文字の下にチーズを作ってるおじさん二人が額を寄せ合って

「げ、こんなカビが生えちゃったよ」
「それも味のうちかもよ。食べてみなよ」
「まじ?!」


などとチーズ作りの芸術について語り合ってる(のかもしれない)絵がついています。

どんな道のりで、ウイスコンシンからハワイまで流れてきたのでしょう?

このマグ、Fire Kingじゃないけど、Unchor Hocking 社のではあるみたい。



裏を見ると、Unchor Hocking の刻印があります。

これを買ったのは、カイルアにある The Hunter というお店。



中は



エッソのトラのついた Fire King マグとか、ミッキーマウスの Fire King マグが埋もれてます。
日本で買うと結構高いのよね~



一番上の棚にジェダイのお皿が傾いてるし、下から2段目にジェダイのデミタスカップがちょこっと見えます。
この積み方、地震大国から来たわれらには、冷や汗もの。



こちらにもマグカップ。

とまあ、こんな感じにおもちゃも雑貨も食器も混ざってごちゃごちゃと商品がいっぱい。

ジェダイもいくつかあったけど、私の探していたものはありませんでした。


なのでたくさんあった中からホワイトのミルクグラスのマグカップをチョイスというわけです。

手に取るとコロンとしてて、重くて、コーヒーやお茶を入れると、半透明のカップから中身がぼんやりと透けて見えるのが、何とも好きです。


このマグに、たっぷりのドクダミ茶を入れて、ハワイ・カイルアの青空に思いをはせる朝でした。





海賊と呼ばれた男 by百田尚樹  *ハワイで読んだ本 その1

2013-05-15 | 読書
今回も馬鹿でかいスーツケースで行きましたが、その中身はまず、シュノーケル用の足につけるゴムのフィン。

これが重いのです・・・

プラスティックのフィンは軽いんだけど、ゴムはしなりが良くて、泳ぎやすいので、フルフィット(履くタイプ)のゴムフィンをずっと使ってます。

それと、マスクとシュノーケル。ウエットスーツも持っていきました。
ダイビングはしなかったけど、シュノーケリングはいっぱいしましたので。
こいつらが重かった。フィンは60センチ以上あるしね。

しかもシュノーケルは15年前ぐらいのものでプラスティックが劣化してて、途中で壊れてしまいました。
あ~~高かったのにな~~
マスクも同じときに買ったけど、こちらは全然使えましたが。

仕方ないのでハナウマベイではシュノーケルだけレンタルしました。


それからスケッチブックと水彩絵の具セット。
折り畳みの椅子なんかも。
旅のお供に欠かせないセットです。


それと・・・

今まで毎回旅行には日数と同じぐらいの冊数の本を持っていってました。

重症の活字中毒なので、読む本が切れるのが何よりつらいのです。

1か月ぐらいの旅だとちょっと全部持っていくのは無理なので、現地調達ですが・・・


これがまた買いすぎたりして溜まってしまうと重くて、帰りにいつも荷物の重量が重くなりすぎる・・・

でも今回、ワトソン君(Kindleの名前です)を導入したので、本はぐっと減る予定でした

なにしろKindleには、1000冊以上入るのですからね。
しかもあっちで読む本が切れたら、アマゾンで即買えるし。


・・・けれど、考えてみると、離陸の時と着陸の時、
「すべての電子機器の電源をお切りください」
って言われるから、きっとKindleも切らなくちゃいけないだろうと思って、その時用に紙の本も少しは持っていこうと思いました。

プールサイドとか海辺では万が一濡れて壊れると嫌だから、Kindleじゃなくて紙の本がいいかも、と、それ用にも持ちました。

・・・ううう、結局なんだかんだいって空港でも買っちゃったりして、紙の本も結局5冊、持って行ってしまった。

それでもいつもより軽かったからいいか。


その中の1冊(というか上下巻で2冊ですが)が

海賊とよばれた男 上
海賊とよばれた男 上



海賊とよばれた男 下
海賊とよばれた男 下

でした。

行きの飛行機で上巻、読了しました。

出光石油の創始者、出光佐三(作中名:国岡鐡造)の伝記です。

作者は以前、レビューにも書いた「永遠の0」の百田尚樹さん。

出光佐三さんは「題名のない音楽会」のスポンサーとして「芸術をCMで中断してはいけない」とCMなしで放送させた人、というぐらいの知識しかありませんでした。

それがこんなにすごい人とは。

名前だけは聞いた感じがある「日章丸事件」も、こんなに裏があったのですね~
お勉強になりました♪


知ってる人がたくさん出てくるし、とにかく読みやすいのとテンポが良くて、先が気になるので、どんどん読んでしまいます。

私はどちらかというと左翼なんですが、国粋主義者というか、「日本の誇り」みたいなのを前面に打ち出して戦前から戦後にかけて『愛国主義』で『民族会社』を作っていった出光佐三という人にかなり惹かれました。

出勤簿もなし、首もなし、定年もなしの、人間を尊重した、家族のような会社をつくろう、とか、絶対に外資の石油会社と提携しない、とか、徹頭徹尾自分の信念を貫いた人。

戦争ですべての資本を失っても、絶対社員を首にしなかった。

自社の利益より信用や国益を迷わず優先する竹を割ったような性格。

社長と呼ばせず、「店主」と呼ばれることで、大企業でなく地元と密着した個人営業の店というこだわりを持ち続けた。

巨大タンカーの竣工パーティーに15000人の中学生を招待する優しさ。

顔を見ただけで、相手が信頼できると思えば何も聞かずに即、契約を決めてしまう思い切りの良さ。

「おお! 今後は出光石油のスタンドでガソリンを入れよう!」

などと思いつつ読み進んだのですが・・・

なにしろこの人、すご過ぎて、あまりに展開が「店主マンセー」なので、ひねくれたわたくしは、途中から眉につばつけて読む感じになってきました。

ほんとにすごい人だから、著者はこの人にひどく感動して一気に書いたんだろうけど、・・・なんかね。

「店主の一声で、社員が泥の溜まった石油タンクにもぐりこんでみんな笑いながら底を掃除する」シーンなんか、ちょっと北朝鮮のニュースを見てるみたいに感じてしまったり。(このシーンで感動した方、ごめんなさい!)

もうちょっと出光佐三の「影の部分」も書いてくれると、もっと光の部分がはっきりしたのでは、などと思います。

まあ、著者にしたら、影なんかなくて光ばかりの人間に見えたんでしょうけど・・・


男の生きざまを描いた、男のための男の書いた小説で、女性はほとんど出てこないし、出てきてもいつも男の補助役。
心を打たれる細かい心理描写などはなく、とにかく
「歴史的にはこういうことがあったんだよ~!」
という冒険小説的な展開ですが・・・

311の後のつらい時代を生きながら日本人としての誇りを保つためには、こういう本を若い人が読んだらいいのかも、などと思いました。


Arizona Green Tea * ハワイで最初に買ったもの。アリゾナ・グリーン・ティ

2013-05-12 | My Hawaii
ハワイとの時差は19時間。つまりマイナス5時間ということで、例えば日本時間の朝5時はあちらの昨日の朝10時なんですね。

このぐらいの時差だと、昼と夜が逆転してしまう、NYなどのほぼ半日の時差と違って楽です。
「このところ早起きしてるだけ」と自分をだますことができます。

とはいえ、帰ってきて5日たっても、まだ早寝早起きのハワイ時間で暮らしています。
時差に慣れるのに、年々時間がかかるようになっちゃいました…


さて、ハワイリポートですが、よくある観光リポートはする気があまりなく、できるだけjesterっぽい視線(?)でほっつきあるいて見つけたものなどをお届けしたいと思っています。


ハワイについてABCストアに行って、まず最初に買ったもの。

アメリカのニュースやドラマとかを見ていて、時々見かけた不思議なぺパミントグリーンの入れ物に入った飲み物。
紅梅がちりばめられて、日本を意識したようなオリエンタルなデザインです。

そいえばNYに行った時も見かけたような気がしますが、その時は特に意識してませんでした。
その後ネットでも時々見かけるようになり、どんな味なんだろう?飲んでみたいな~と思い始めました。

Arizonaという名の「緑茶」です。

しかもwith Ginseng and Honey (高麗人参とはちみつ入り)ですと。

見つけてすぐに購入。ABCストアで大量に並んで売られていました。

「また変なもん買ってる」
と笑っていた家族Aも、
「あれって、白人がみんな飲んでるなあ」と興味津々で味見。


味は・・・

うす甘くて・・・う~~ん、日本のお茶の味はしません!!!
ちょっと甘い香りもないハーブティって感じでしょうか?
まずくもないけど・・・とくに美味しくもないです。はい。

なぜアリゾナなのか、なぜこの味で「緑茶」と堂々とうたっているのか。
ま、紅茶じゃないお茶だから・・・緑茶・・・?


この飲料、体に良いという評判で、流行るあまりにパッケージデザインをアクセサリーとか洋服にしちゃう人もいるらしい。





上の画像はネットで見つけたもの。なかなかかわいいですね。他にもヘアアクセサリーとかバッグもありました。
空き缶を切って加工してあるものも。

梅の花大好き、ぺパミントグリーン大好きなjesterは、飲んだ後のカラの缶を自分お土産に持って帰ってきました。

スーツケースの中で押されて、ちょっとベコベコになっちゃいましたが・・・・

こんなものを持って帰ってきて、どうするんでしょうねえ~~
(う、またマゾムが増えた…)



裏はあんまり変わらないけど、こんな感じです。

帰ってきました♪

2013-05-08 | My Hawaii

帰国便がついたのは夜で、NYからの便とほとんど同じ時刻。
入国の辺でコートなんか着てやけに厚着のひと(NYから)と、タンクトップとかでやけに薄着の人(Hawaiiから)がまじりあってました。

家族Aはアロハシャツに短パン、ビーサンみたいなスニーカー。

外に出た途端、寒い北風が吹きまくっていて「ひえ~~~」っと凍えておりました。

私は長袖のカーディガンをバックパックから取り出して着込んでましたが、それでも少々凍えました・・・

え~~ 5月の日本ってこんなに寒かったっけ??とびっくりしましたが、別にHawaiiボケじゃなくて、ほんとに異常気象みたいな感じで寒かったのですね。
11度ですって。

とにかく、帰ってきました。


ただいまです。






カイルアビーチ付近でプカプカ

2013-05-01 | My Hawaii

ホノルルから少し離れた、カイルアの街でのんびりしました。
朝ごはんにパンケーキを食べたり、アンティークショップを冷やかして、 ファイアーキングのミルクグラスを探したり。

右側通行なのでちょっと緊張。
発車時には、右側右側と呪文を唱えて…

カイルアビーチは天国のように美しいビーチです。
シュノーケリングしましたが、魚影は薄かったです。



フリーの駐車場スペースもたっぷり。

あー、ハワイに住みたい!

気温は28度くらいかな。風があって木陰は、涼しいです。