ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

爆睡中の猫

2008-05-28 | にゃんこ
最近良く流れてる画像だそうですが、あまりに可愛いので、お友達のトリみどりさんのブログからいただいてきちゃいました。

うちの猫もひねもす爆睡しておりますが、こんな場所でこんな風に・・・
(画面真ん中の三角をクリックするとご覧になれます。少し長いですが)





猫カフェなるものが流行る昨今ですが、猫改札。すごい。

しかし・・・あまりに人間を信頼しすぎ。
わたしがこの改札をとおったら、なでなでして、鼻にちゅ!として、肉球をぷにぷにしてしまいます!!
(実際なでている人がいる)

しかしうちの猫に似てる。ひょっとして???
(なわけないけど)





三浦雄一郎さん、がんばれ!

2008-05-26 | 読書
三浦雄一郎さんの75歳でのエベレスト登頂、最後の難関、ヒラリーステップ・トライが今朝がたから始まったようです。

順調に行けばあと1~2時間とのこと。
はらはらと気がもめます。

今回、中国側がオリンピックの聖火をエベレスト登頂させるといって、中国側から登れなくしたり、聖火の登頂が終わるまで、他の人たちの登頂を禁止したりして、難航しました。
しかも6月には季節風が強くなり、登頂できなくなるということで、悪条件が重なり、やっとこぎつけた最終局面。

くしくも76歳の方が登頂されたので、世界記録にはならないということですが、そんなことは関係ないです。

頑張れ~~!!


101歳の少年101歳の少年映画『最高の人生の見つけ方』にレビュー(こちらの記事です)でも書いたのですが、雄一郎さんのお父様、三浦敬三さんを尊敬しておりました。

スキー・山岳写真関係者以外に三浦敬三さんの名を知らしめたのは、NHKで放送された「人間ドキュメント」の「96歳の大滑降」ではないかと思うのですが、jesterもこの番組の再放送かなんかを偶然みて、奥様がなくなった後も一人で家事すべてをこなし、健康に留意して食事を作ったりトレーニングを続ける姿に感動しました。

この番組の後、三浦さんの長寿の秘密を書いた本がたくさん出ました。
100歳、元気の秘密100歳「元気生活」のススメ―“一生元気”を実現する生き方の処方三浦家のいきいき長生き健康法三浦家の元気な食卓―驚くべきパワーの秘密、などなど。

何冊か読んだのですが、これらはどれもほとんど同じ内容で、(爆)
1冊読めばいいかな、という感じです。

ポジティブなわくわくした毎日を過ごす、病気や怪我になってもあまり医者に行かない、発芽玄米を食べる、サプリメントは飲まない(セサミンも!)、特製ドリンク(酢卵、牛乳、黄な粉、テンサイトウ、黒ゴマを入れたもの)を毎日飲む、海草を食べる、きくらげを食べる、魚を骨ごと圧力鍋で煮込む、トレーニングを欠かさない・・・

その中でおすすめは上に写真を貼った101歳の少年かな。
ただのハウツーじゃなくて、読み物としても、とつとつとした語り口に好感を持つし、面白いです。

百歳、山スキーと山岳写真に生きる百歳、山スキーと山岳写真に生きる写真と、山スキーについては、こちらの本も良かったです。
長寿ハウツーの内容はなく、スキーと山の話と写真。

特にヨーロッパの銀領の写真はモノトーンでもとても美しくて。

それと、山スキー世界でであった、気骨のある人々とのふれあいについてのエッセイも、味わいがありました。

川の光 (by 松浦寿輝) と癒し系CD

2008-05-17 | 読書
川が好きなjesterです。
海も好きなので、結局水が好きなんでしょうね。

以前疲れすぎて寝つきが悪かった時、CDで川のせせらぎの音をかけて寝ました。
ただただ、さらさらちゃぽちゃぽと流れるせせらぎの音。
どんなにひどく心が揺れていても、1時間ほどのCDを2回ぐらい聞くと、眠ることが出来ました。
(どうしても寝付かれずに東の空が明るくなってくるまで、何回も何回もCDをリピートして川のほとりにいたこともありましたが・・・最近はありませんです。)

川の光
この本を読むと、川のほとりに瞬間トリップできます。

『静かだった。
西の空はもうきれいな茜色に染まりはじめていた。川の水面はもうなかば土手の影に入っていたが、西日を浴びてきらきら輝いている部分もあって、そのあたりに目をこらすと、水中に転がる石や岩の回りで大小の渦を作りながら、水が意外に速く流れているのがわかった。いつの間にか空気が冷たくなっていた。』p5

と、夏の終わりの川岸にたって、しばらく耳をすませ、心を静める。

『そんなことはできないに決まっているけれど、もしあなたがまったく足音を立てずに歩けるのであれば、土手の急坂から川原に下りて、水ぎわの近くまで行ってみるといいと思う。
静かに静かに歩いていくのだ。』p6

そしてそっと草を掻き分けたとき見つける、直径十五センチほどのむくむくした灰色の毛の塊・・・・

寝ているネズミのタータとチッチを見つけたら、冒険の始まり!

川のほとりに住む、タータという少年ネズミと、弟のチッチ、そしてお父さんの3匹家族が川の暗渠工事で引越しをやむなくされ、冒険の日々が始まります。


芥川賞作家の松浦寿輝さんが書かれた児童文学(?)で、読売新聞連載中から話題になっていたらしいです。

さすがに新聞小説だけあって、次が気になるようにはらはらどきどきするストーリー展開で、大人でも最後まで楽しく読めます。
子供に寝る前に読んでやったら、次の夜が待ち遠しくて待ち遠しくて、わくわくしちゃうでしょう。

気のいい犬のタミー、気位が高いけど優しい猫のブルー、ドブネズミ帝国(爆)のボスや、反乱軍のグレン、ドラム、ガンツ、サラ、そして雀の一家やモグラの奥さん・・・・

と、子供が一生のお友だちに出来るキャラクターがいっぱいです。


jesterはファンタジーオタクですので、読み終わってみると、ストーリー展開の安易さは気になるのですが、小さい子供向けに、読書の楽しさを教えてあげるにはうってつけの本です。

(大人が楽しむファンタジーとしては、・・・・jester的にはもう一息ですね~
ま、川のほとりに立って癒しの時間を過ごすと考えて少しずつ読むのにはいいかもしれません。)


でもなぜ活字とかが大人向けの本なんだろう? どう考えても内容は小学生向きなのに・・・。

小学生が一人でも読めるような仕様の本が出版されるといいのにな、と思います。


せせらぎ
せせらぎ
ちなみに眠れない夜のお友だちはこんなCD。
ただただひたすら自然の音だけが入っています。


そういえばコレ系のCDはかなりたくさん持っています。

もともと自然音を聞くのが好きだったのですが、バンコクのエステ(お、jesterに不釣合いな場所)(でも実はマッサージしてもらうのが好きで、海外在住時は毎週行ってました。)でオイルマッサージしてもらっている時、Solitudesのシリーズがかかっていてとっても癒され、即「これ、タイトル教えて!」と頼んで、ささっとタイトルをメモ。
(またマッサージオイルが、森林・ハーブ系のいいにおいでとっても気持ちが良かったのでした)

ホテルの向かいのHMVでいろいろ買いました。


Forest Piano

だもんでSolitudesシリーズはいっぱい持っているのですが、なかで一番好きなのはこれかな。

自然の森の音に、静かなピアノが入っています。

深い森の中に響き渡る鳥の美しい声、せせらぎ、梢を渡る風・・・・
フィトンチッドはないけど森林浴気分。

夜もいいけど、朝に目が覚めたとき~朝ごはんの時に聞くと素敵な一日になります。
タイマーをセットして目覚ましに使ったりもします。

ただし音楽が入っているものは、何十回も繰り返して聞くと飽きがきますよね。


ヒーリング・ウォーター

その点、自然音だけのものは良いです。
これもかなりお気に入りです。

このシリーズ、他にヒーリング・シー、とフォレストがあるのですが、どちらも大好き。
深夜などに文章を書いていて、静か過ぎて耳がおかしくなりそうだけど、音楽は思考の邪魔になる時、集中して読書したい時にも静かにかけておくと心が落ち着きます。

あ~それと、このシリーズをかけつつお風呂にはいるのも大好き。
日本で手に入るものの中ではかなり上位にはいる「癒し系」自然音のCDです。

「癒し系」自然音のCDって聞いてみないと好き嫌いがわからないので、ジャケット買いして聞いてみて全然だめっていうものも多いのですけれど。



それから「Ocean Wanderer」という、海の音のCDが好きで、途中で海の中で鳴いている鯨の声が入っているのですが、この鯨の声がなんとも寂しげに響いて、聞くたびに、涙がぽろぽろでるのです。

このCDもご紹介したくて検索してみましたが、昔海外で買ったCDなので今は販売されてないみたい。
アメリカのアマゾンにもありませんでした。

それと「Tropical Sea」というのもよく聞きます。(これもアマゾンには無しでした)

「今私は、オーストラリアのゴールド・コーストの海に面した部屋のベッドで寝ているの~
明日は朝から浜を散歩しよう♪」
なんて考えながら寝るのです。
いろいろと気が重いときには良く効くんですよ!
(実際はゴールド・コーストの潮騒はうるさいほどで、慣れるまでは窓を閉めて寝ないと眠れないほどですが・・・ 家族Aは「海がうるさすぎて眠れね~!」といつも怒ってました。 あんたのいびきのほうがず~~っとうるさいし。)


さ、これで、jesterがどんなに暗いヤツだかがよおくおわかりになりましたね?(爆)


本の仕事 原画展 @池袋 ジュンク堂

2008-05-12 | スケッチ・美術展
池袋のジュンク堂の7Fで「本の仕事 原画展」をやっています。

絵本などの原画が壁面に展示してあります。

この画像は、その中で中島祥子さんの書かれた「BOTANICAL FANTASY」の中の一枚。

「猫の妖精」というテーマで、美しい花と、昆虫のような羽根がある猫が描かれた画集の原画です。

猫好きjesterは即反応して、うろうろ歩きまわり、じっくり一匹一匹見てまいりました。
(この画像はこちらからお借りしてきました)

限定の画集も買うことが出来ます。絵葉書が1枚おまけで付いていて、内容は絵とそれにちなんだ猫エッセイで構成された楽しいものです。
他にも水彩や鉛筆画の、図鑑や絵本の原画が展示されています。

お近くにおいでの際は覗いてみたらいかがでしょうか。
5月31日までやっているとの事です。

ゴルゴンゾーラ(ブルーチーズ)ソース

2008-05-03 | グルメ
行きつけのイタリアンでいつも頼むのは、「温野菜のゴルゴンゾーラソース」。
あまりに好きで、家でもよく作ります。
温野菜だけではなく、パスタやニョッキ、チキンなどにも合います。


ソースの作り方は簡単で、牛乳 50cc を温め、ゴルゴンゾーラチーズを100g少しずついれて溶かします。
焦げないように弱火でかき混ぜながら、全部チーズが溶けたら 生クリーム 50ccをまぜておしまい。

それだけ~~

野菜は蒸すのが一番おいしくて、お芋やかぼちゃのほか、ズッキーニ、インゲン、アスパラ、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、きのこ、ベビーコーンなどなど、家にある野菜なんでも。

調子に乗ってきゅうりも蒸してみたけど、これは生のほうがおいしかったかも

ゴルゴンゾーラの香りと強い塩気があるので、野菜の甘みが引き立ちます。

お好みでコショウやパルメジャーノ・レッジャーノ・チーズがあったら、上からパラパラとかけるとまたおいしいのです。