ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

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2013 ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート

2013-01-07 | 音楽・ミュージカル・コンサート
Hobbitのレビュー連載(?)中ですが、終わるのを待っていたらニュー・イヤー・コンサートのことを書くのが夏ごろになってしまうかも・・・・(爆

なので、今年のは感動的だったし、新しいことが多かったので松の内の間に(?)ちょっとだけ。

日本でのニュー・イヤー・コンサートも出かけますが、毎年、テレビでウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートの衛星中継を見ると
「ああ、新しい年がきたなあ~」という実感がわきます。

あの、「ウイーン節」の絶妙なズンチャッチャの乗りの、ウイーン・フィルの演奏はどこまでも調和していて、のびやかで、心癒されます。

花のあふれるウイーンの楽友協会大ホールでの華麗なコンサートを生で見るのが夢です。
早くかなうといいな。
(家族Bはここで演奏したことがありますが、音の反響が素晴らしいそうです)


今年はジュリー・アンドリュースが観客席にいるのが見えた気がします。
彼女ぐらいのセレブになると、簡単に席が取れるのかな。

毎年ですが、また着物の方も何人かいらしたけど、日本大使館の方とかでしょうか?

日本からのツアーも毎年組まれていて、6日間で110万~125万円ぐらいかかるみたいです。

ツアーで行く旅行は嫌いなので、ツアーで行くことはないと思うけれど、ウイーンに秋から春まで、何か月か滞在して、ニュー・イヤー・コンサートを聞きに行く・・・・ (うっとり)

死ぬまでにやっておきたいことの一つであります。


それにしても毎年、衛星中継をしてくれるNHKさんはえらい!

ずっとやってください、お願いします。


さて、今年の指揮者は2回目のフランツ・ウエルザー・メストさん。
2年ぶり、2回目の指揮です。




今年は初めて聞く曲が多くてびっくり。

と言ってもほとんどはシュトラウス一家の曲が中心ですが、なんと!

ワーグナーのローエングリンの第3幕の序曲が!!

すんごいかっこよかったです。

(「ヴェルディ、ワーグナー生誕200年」と言うことなんでですが、ウィーンのニュー・イヤー・コンサートでワグナー・・・時代を感じます!)

そのほかにもヴェルディのドン・カルロが入っていました。


シュトラウス家の曲もこれまで聞いたことのない、次男のヨーゼフ・シュトラウスの曲がたくさん。

というのも、観客席の中にヨーゼフの90歳のひ孫が来ていたとかで、画面でも映ってました。
そのせいらしいです。


今回はバックステージが映っていて、下がってきたメストさんが汗を拭いたり、水をごくごく飲んだりするシーンが見られたりして、それも珍しかったです。

あと、「エルンストの思い出」でメストさんが楽団員にいろいろぬいぐるみを渡していたのはなんだったのかな?

コントラバスに象、チェロに白鳥・・・で、「動物の謝肉祭?」と思ってたけど、ピッコロにハエ叩き、ヴァイオリンにお玉、指揮者にシェフの帽子・・・

「エルンストの思い出」は「ベネチアの謝肉祭」とも呼ばれていますから、なんか、その関連?
ちょっと謎だったけど、楽しいイベントでした♪


いつか、最後のラデツキー行進曲で、メストさんに振り替えられて、指揮されて、力いっぱい手拍子したい!!! です!!!

新年からそんな夢を見てる私でした・・・

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第九  by NHK交響楽団 @ NHKホール

2010-12-24 | 音楽・ミュージカル・コンサート
やっと日本時間にアジャストできてきたjesterです。 

一緒にNYにいった家族Bはすぐ翌日から現状復帰。
2~3日は眠かったそうですが、ちゃんと会社で仕事もしてました。

いいなあ~若いって。

わたくしは1週間は使い物になりませんでした。

写真は今年のロックフェラーセンターのクリスマスツリーです。
(小雨のNYの夜に一人さまよい、孤独をかみ締めつつ眺めたツリーでした・・・)

遅ればせながら、メリークリスマス、でございます。



昨日はベートーベンの第九を聞いてきました。
NHK交響楽団、指揮はヘルムート・リリングさんです。

以前に第九を聞きに行ったときの事を書いたときにも書きましたが、もともとは昔オーケストラの楽士たちが貧乏で年が越せないので年末第九をやるようになったとか。
第九をやれば、比較的お金持ちの家庭が多い音楽大学の生徒の合唱団が多数出演するため、家族が皆見に来るので、客が入り、儲かる・・・・

確かに昨日のNHKホールも、いつもより倍近くたかいチケット代にも関わらずほとんど満員の盛況ぶりでした。

バリトンのミヒャエル・ナジが良かったです。
(パンフの写真の通りのハンサムさんでした。よく20年前の写真をパンフに載せてる歌手さんもいらっしゃいますからね~)

演奏もいつもながらよかった。

ところで昨日のコントラバスのトップはどなただったのでしょうか。
吉田秀さんじゃなかったのですが。
若々しくコンバスパートを率いていてカッコよかったです。
ベートーベンはコントラバス弾きの友人がいたという噂です。
だから第四楽章のあんなに美味しいところを地味な(?)コンバスに弾かせてくれるのね~

この演奏会、BS2では12月26日、BSハイビジョンと教育テレビでは12月31日に放映されるらしいです。

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ヤン・リシエツキ(Jan Lisiecki)君のピアノコンサート

2010-10-30 | 音楽・ミュージカル・コンサート
15歳の天才少年、Jan Lisiecki(ヤン・リシエツキ)君のピアノコンサートを聴いてまいりました。

「もっとも衝撃的な若手アーティストの一人」といわれている彼。

真面目で几帳面な人柄がうかがい知れる、一つ一つの音を大切に正確に弾きこなしていく演奏スタイル。

大げさではないながらも、若々しく詩的な情緒あふれる表現のショパンに酔いしれました。
また堅固な構築のバッハの BWV 645 Sleepers,Awake も、絡み合う旋律が次第に複雑に盛り上がっていき、小品ながら存在感のある力強い演奏でした。

世界各国の国際コンクールで入賞しているのもうなずけます。

カルガリ生まれのカナダ人で、ポーランド人の両親を持つ。

4年ほど前にスイスの映画で「僕のピアノコンチェルト」という、天才ピアニスト少年の映画があったのですが、それを地でいくヤン君。

学業成績も優秀で4学年飛び級し、ハイスクールを来年1月に卒業予定だそうです。

ほっそりとした身体の優しげなハンサムボーイ。

演奏中の真剣な顔と裏腹な、演奏後のニコニコ顔と深いお辞儀、そしてユーモアあふれる楽しいおしゃべりが、思わず「かわいい~~~」と観客をでれでれさせる魅力の持ち主でした。

演奏後にホールを出たところで少しだけおしゃべり出来ましたが、以外に背が高く、お肌なんかつるつるぴかぴかで(爆)

「ご一緒に写真をとっても良いですか?」と聞いたら「もちろん!」と快諾してくださったのですが、その直後に横からどんどん若い女性ファンらが強引に割り込んで、勝手に彼と並んで写真を撮り始めたのです。

うむむ、と思いつつ、jesterは引きがちに。

しかし彼は始終ニコニコしながらも、きっぱり「次はこの人たちと撮りますので」と私たち(jesterと家族B)を呼んでくださって、写真を撮らさせてくださったのでした。

そんな真面目な人柄にも感動♪


「ショパンは生涯に30回コンサートをしましたが、僕はこの3ヶ月で30回コンサートをしました」
とはにかんで語る天才少年に、彼の輝かしい未来を思いつつ、上気した頬を冬の雨に冷やされ帰ってきた夜でした。

(2010年10月28日 @カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアターにて)

彼のデビューCDはAmazon USAで買うことが出来ますが、なんだかジャケットのデザインがちょっと淋しい・・・かな?

Piano Concertos 1 & 2
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新日フィルのコンマス、西江辰郎さん

2009-02-20 | 音楽・ミュージカル・コンサート
すみませぬ、しばらくご無沙汰しておりました。

春なので・・・・(殴

jester心ここにあらぬ間に、ご訪問くださっていた方たちに深く感謝致します。



今日は冷たい雨が降る東京ですが、少しずつ春に近づいてくるのを感じますね~~
近所の紅梅だの沈丁花などがうっとりするような香りで、散歩していても嬉しくなります。

しかし風の強い日は外に出ると目がかゆくなってきて、やばい感じも。


さて、先日、宮川彬良さん指揮、新日フィルの「コンチェルタンテⅡ」という題のコンサートに行ってまいりました。

内容は「ファミリーコンサート」という感じで、おしゃべりと小曲でプログラムされた楽しいものでした。

ベートーベンの「悲壮ソナタ第二楽章」をコンチェルト風に編曲したもの、「エリーゼのために」を同じくコンチェルト風で、しかもハリポタみたいな出だしにしたものなど、楽しめました。

しかしjesterが驚いたのはコンマスの辰巳さんがすごいハンサムだったこと。

席がいつも取るのより右よりの前方の席だったこともあって、まじまじと辰巳さんを見てしまいました。

非常に端正な顔だちで優雅なボウイング。
(jesterは何を見に行っているのだ? というのは置いておいて。)

途中宮川さんとのからみで「マンボ!」「アチョ~~~!」の掛け声に、ファーストバイオリンの若き女性たちが、異常にうちわ受けしてずっと笑っていたのに、彼への団員の愛を感じました。

すごく若くして仙台のフィルのコンマスになったので有名な方ですが、これからが楽しみです♪

ちなみにこのコンサート、東京を皮切りに5月から夏にかけて全国を廻る模様。
クラシックをあまり知らない方でも楽しめる構成になっておりますので、お子様と一緒にお出かけになるのにいいかと思われます。

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シャンパンの泡の下で・・・・ヤマカズこと山田和樹さん♪

2008-03-31 | 音楽・ミュージカル・コンサート
先日お伝えした「サントリーホール・オープンハウス」に行ってきました。

サントリーホールは音響や建物の美しさはもちろん、スタッフのホスピタリティなどを含め、名実ともに日本で一番のホールと言えるのではないかと思っております。
去年のこの時期の「オープンハウス」のあと全面改装され、より綺麗になりました。

名前にサントリーを冠しただけあって、「お酒」にまつわるイメージがホール内にふんだんに使ってあります。

例えば大ホールの座席は「ブドウ畑方式」に並んでいるし、壁面の内装材にウイスキーの貯蔵樽に使われるホワイトオーク材、床や客席の椅子背板にはオーク(楢)材をつかう、などなど・・・・

そしてこの、ライトの上の輝きは、シャンパンの泡がグラスの中を上昇するイメージだそうです。
正面から見ると、パイプオルガンの前にこのシャンパンの輝きがあり、とっても美しいのです。


まず公開リハーサルから。(オケは慶応義塾ワグネルソサエティ・オーケストラです。)

今回、若手指揮者のホープ、ヤマカズこと山田和樹さんの公開リハーサルが見られるということでとっても楽しみにしていました。

コバケン(小林研一郎)さんの弟子で、芸大をトップで卒業してからちゃくちゃくと活躍の場を広げている彼ですが、うなりながらのリハもコバケンさん譲りでしょうか?
(そういえば飯守泰次郎さんとか小澤征爾さんもすごくうなりますよね♪)

まだ20代(ぎりぎり!)だとは思えない落ち着きと、明るくてユニークで人をひきつけるリーダーシップ、そして豊かな音楽性で、今後が楽しみです!


とても楽しくて笑いがいっぱいの、それでいてどういう音楽をやりたいのかがはっきり伝わってくるリハーサルでした。

リハーサルは指揮者がどうやって曲を理解し演奏者とともにつくっていくのかが判り、本番を見るのとまた違った面白さがあります。

指揮者も演奏者もまだ私服。リラックスした雰囲気です。

出入り自由なので、曲の合い間の演奏者が変わる時に席を替わって、いろんな席に座ってみたり出来ました。

写真はLB1-1付近から撮りました。
(フラッシュなしでちょっとぶれ気味でごめんなさい。)

普段は「1階席中央ちょっと後ろより」で席を取るのですが、こういうときにいろいろな席を試して見られるのは面白いです。
LB/RB席は舞台袖の上のほうなので、音のバランスという点では偏りがありますが、指揮者や低弦がよく見え、また会話もよく聞こえます。
リハーサルを見るには最適な席でした。


そして本番。
曲目はワーグナーの「マイスタージンガー」と上田真樹さんの「クラシックのおもちゃ箱」。

2曲目の「クラシックのおもちゃ箱」は今回が初演だそうです。
誰でも知っているような有名な曲のハイライトを上手につなぎ合わせて1曲にまとめてあります。

ベートーベン7番で始まり、一瞬ベートーベン1番になったあと、シェスタコビッチの5番 → チャイコフスキー「チゴイネルワイゼン」 → ラプソディ・イン・ブルー → ドヴォルザーク9番「新世界より」 → プロコキエフ「ロミオとジュリエット」 → ロッシーニ「ウィリアムテル序曲」 → ラプソディ・イン・ブルー → ブラームス1番 → ベートーベン9番「合唱つき」 → ブラームス「大学祝典序曲」 → ボレロ&ブラームス1番&第九ミックス → ラベル「ボレロ」
という風に展開していきます。(もしかして順番が間違っているかも?)

どの曲も有名で、「のだめカンタービレ」などでも使われていた曲なので、小さい子供たちでも楽しむことの出来るメドレーになっています。
似ているフレーズをわざとつなぎに使ったりして、次々に繰り広げられる名曲に、「これはなんだっけ?」
「あ、もっと聞きたいのに~」
「この次にこれが来るか~」と盛り上がり、とても面白かったです!


そのほか、パイプオルガンの演奏や、小ホールではワグネル・アンサンブルの室内楽も。
jesterのテーマ曲(?)である、モーツアルトのオーボエ四重奏も演奏されて、すっかり満足してしまいました。

外の広場では無料のソフトドリンクが飲み放題だし、いろいろな屋台や大道芸などもあり、アークヒルズの周りには桜坂という桜の名所もあるので、1日いても飽きずに楽しめる、素敵な催し物でございました♪
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jesterも指揮者?! サントリーホールのオープンハウス

2008-03-27 | 音楽・ミュージカル・コンサート
桜が咲いてきましたね~

さて、サントリーホールで毎年この時期やっているオープンハウスってご存知でしょうか?
今年は3月29日の土曜日にやります。
サントリーホールのHPによりますと(写真もこちらからお借りしました)、

「アークヒルズの「桜まつり」にあわせ、サントリーホールを一日開放します。オーケストラ演奏、オルガン演奏、ガイド・ツアー、音楽クイズなど、楽しいイベントをたくさんご用意してお待ちしています。いずれも入場無料、出入り自由です。ご家族やご友人と一緒に、楽しい一日をお過ごしください。」

いずれも入場無料、出入り自由っていうのがいいですよね♪

詳しくはこちら

ステージに上がってシャンパンライトの下で写真を撮ったりもできるし、オルガンコンサート、ホール・ガイドツアー、アンサンブル、などなど、いろいろなプログラムがあるのですが、その中で、12:30~から大ホールで始まるオーケストラ・コンサートで、「君も指揮者コーナー」というのがあって、希望者は、今年はワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲をフルオケの前で指揮棒を振ることが出来ます。(全員じゃなくて、希望者の中の大人一人、子供一人ですが・・・)
(後記;どの曲でもできましたわ・・・というか、マイスタージンガーを振った人はいなかったですね。)

一回オケを指揮してみたい!というそこのあなた、チャレンジなさってはいかがでしょうか?

(演奏曲目は他に『ノダメドレー』で、ベートーベンの7番など『のだめ・カンタービレ』で演奏された曲などのメドレーです。)


jesterも実は密かにやって見たいと思っておりまして、今年の曲、マイスタージンガーならできるのでは?と思っておりましたが、家族Bに「それだけはやめてくれ」 と泣いて止められました。(家族Bは当日オケで演奏しているのです)
しくしく・・・・

(15:30からのほうのオーケストラコンサートでは演奏曲目は同じですが、「君も指揮者コーナー」はないようなのでご注意くださいませ。)

おっと、それから、時間ぎりぎりに行くと立ち見になっちゃいます。
去年はすごい人で、全部で9000人ぐらい来たらしいですから・・・
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すみだトリフォニーホールでシベリウスの2番

2007-06-28 | 音楽・ミュージカル・コンサート
錦糸町というと、ダウンタウン、というイメージです。
初めて降りたのは、高校生のとき。
デビッド・ボウイの「地球に落ちてきた男」という映画がどうしても見たくて、友だちと出かけました。(そのころからボウイファン)

「錦糸町に映画を見に行く」といったら母に反対され、「怖いところなのよ!」と脅されて、それでも強行して行ったのをおぼえてます。

いえ、別に怖くはなかったですけれど。
でも緊張して歩いたのをおぼえてます。
映画館はすごく汚かったですけれど。


それ以来、電車で通過することはあっても、降りることはなかったのですが、先週コンサートを聴きにいってきました。

表通りしか歩かなかったのですが、それでもずいぶん街の雰囲気が変わりましたね。
飲み屋なんかも昔よりずっと小奇麗になってました。


前から一回行ってみたいと思っていたすみだトリフォニーホールですが、とてもいいホールでした。

全体にシックなインテリアで、椅子の座り心地もいいし、音響も良かったです。
(写真は演奏開始前のもの。相変わらずおんぼろ携帯のです

演目は、藤岡幸夫さん指揮、ワグネル・ソサエティ・オーケストラの第193回定期演奏会で、演目はウェーバーの式典序曲、ベートーベン交響曲2番、そしてシベリウスの交響曲2番です。

ウェーバーはまとまりが良くて楽しめたし、ベートーベンも木管(オーボエ、フルート、クラリネット、ファゴット)がすごく良かったのですが、なんといっても圧巻はシベリウスです。

フィンランドの壮大な風景が浮かぶような、素晴らしい演奏でした。
特にコントラバスとチェロの悲しげなピチカートのやり取りにファゴットがかぶさってくる第2楽章、幻想的で素敵でした。

そして第4楽章。長調から短調へ、めまぐるしく転調しながら、やがて壮大なフィナーレへ。
金管がしっかり締めくくって、感動的でした。


会場、満員でした。
アマの学生オケなのでプロのよりはずっとずっと安いとはいえ、S席2000円A席1500円(学生オケだと普通はただか、7~800円がいいところ)もとるのに、あの広いホールすみっこまできっちり埋まっていました。
定評のあるワグネルならではなのかもしれませんが、それにしても、「のだめ」に始まる「クラッシックブーム」はいまだ衰えてないのを感じます。

しかし、サッチー(藤岡さんのあだ名)は相変わらずきりりとしててカッコ良いです~

とっても気さくな方で、オケの練習にオープンカーで、シャツの胸を思いっきりはだけて、「へ~い!みんな、愛し合ってるかい?」などと登場するそうです。(爆)

指揮をしている間は背中しか見えませんが・・・
彼が指揮のときは、彼の顔が見える、オケの裏の席が売れる、という噂です。

(そういえばのだめもサントリーホールで千秋の顔が見える席で聞いてましたね~)
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フランス音楽  東京シティ・フィルハーモニック@東京オペラシティ

2007-05-16 | 音楽・ミュージカル・コンサート
東京シティ・フィルハーモニックの第208回定期演奏会、「フランス音楽の彩と翳」を東京オペラシティコンサートホールで聞いてきました。

指揮は矢崎彦太郎さん、コンサートマスターは戸澤哲夫さん。(実はjesterは戸澤さんのファンです!)
演目はジャック・イベールの祝典序曲、アルテュール・オネゲルの交響曲第2番、フランシス・ブーランクのグローリアでした。

フランスのクラシック音楽はあまり得意なほうではないですが、それでも時々聞きにいきます。

プーランクの「グローリア」が聞きたくて行ったのですが、オネゲルの交響曲がよかった・・・・



オネゲルの2番を聞いたのは初めてです。
弦楽器五部で演奏されるのに、トランペットが一本入る、ぐらいの知識しかなく、演奏中も「あれ~~トランペットはどこにあるんだろう・・・」ときょろきょろ。

この曲、ナチス占領下のパリにとどまったオネゲルが、寒さと飢えに震えながら1941年に書いた曲で、弦楽器のみで不安で陰鬱なメロディが続いていきます。

と、最終楽章で、高らかにひときわ明るく、トランペット。
見ると、2階の客席にトランペット奏者が一人出現。

レジスタンスの勝利とフランスの自由を歌うがごとく、伸びやかで華やかなメロディがめちゃくちゃかっこいいです。

それと第一楽章のビオラのソロがよかった!
若い奏者でしたが、艶のある音色、なんとも品のある演奏でした。
なんという方なのでしょう・・・
(パンフ&HPをみたのですがお名前がわからず・・・・早速チェックしたいと思ってます)
チェロも良かったですけどね~♪


イベールの祝典序曲は、日本に関係が深い曲なんですよね。
1940年に日本の紀元(皇紀)2600年を祝した式典で、日本政府がその頃はまだ戦闘状態になっていなかったヨーロッパ5カ国に依頼して、フランスから送られてきたものだそうです。

5曲の中で、イギリスから送られてきたブリトゥンの「シンフォニア・ダ・レクイエム」は「なんで祝典曲にレクイエムなんだ!!」と日本の抗議を受けて、黙殺され、日の目を見なかったそうです。
(わざとだよね、イギリス。)

そんで、あとの4曲はその年の7月に歌舞伎座で披露演奏会があったとか。
あの戦時中の暗い時期に歌舞伎座でそんなことがあったのね~と感慨にふけりながら拝聴しました。



そして、最後のプーランクのグローリアは美しかった!
東京シティ・フィル・コーアはすごくレベルが高いです。
厚みがあり力強いコーラスに感動しました。



ソプラノの半田美和子さんは、眉目秀麗の上、あんなにすらっとしてて、あんなに天使みたいな声が出るなんて、神様は不公平ですだ・・・・(涙
せめてあの半分ぐらい声がでたら、どれだけ人生楽しいでしょう・・・

黒のシフォン地に大きな金色の水玉プリントのドレス&ストールという衣装がぜんぜん嫌味に見えないところがすごい。
(どこを見ていると人にいわれます、はい)



大変子細なことなんですけれど、演奏が終わった後、精一杯拍手しながら、演奏し終わったあとの演奏者の顔を見るのが好きなんです。

「やった・・・終わった・・・」という満足げな表情に対して、「とても良かったよ!!」と、筋肉痛になる(爆)ほど一生懸命手をたたきます。
いい演奏してくれた方程、その興奮が伝わってくる感じで、もう手が真っ赤になるほど頑張るjesterです。(←あほ。)


・・・でも昨日の第一バイオリンの某女性二人、何であんなに暗い顔だったのでしょう・・・
クールを通り過ぎて、「つかれた・・・」「もうやってらんない。早く帰りたい~~」という風に見えました。

1曲目と2曲目の間にスタッフが舞台に上がって何かしゃべったりしていたので、「なにかあったのかしら」とも思いましたが・・・・

帰り、ホールでその中のお一人をお見かけしたときはそんなに暗い顔はなさってませんでしたが、ちょっと気になります。
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We Will Rock You!!

2006-12-11 | 音楽・ミュージカル・コンサート
クイーンの名曲がちりばめられたミュージカル、We will Rock You!を見てきました。
新宿のコマ劇場です。前から6列目の右よりの席でした。

前に「コーラスライン」のブロードウエイキャストが来たときもコマ劇場だったのですが、開演前に
(今日はニューヨークで舞台を見ているつもりになろう!!)とわくわくイメージ膨らませていると、すぐ横を肩から箱をぶら下げた人が通り、
 
「え~~カツサンド~~お茶~~ おにぎりはいかがですか~~」
 
  ・・さすがコマ劇場・・・

と泣いたおぼえがあります。

今回客席を回っていたのは「サイリウム売り」(ポキッと折ると蛍光色に光るスティック@300円也)と「劇場特製アイス最中」売りだけだったから、まだ許せたです・・・・
(しかしロビーで大声で飲み物などを売りつけるの、寒くなるからやめて欲しいなあ・・・・これからミュージカルを見る!というわくわくした気持ちがシャビイになっちゃう・・・・しかもウーロン茶が一杯500円!)

ロビーの片隅には花に囲まれたフレディの大きな写真が。やっぱりフレディ、素敵


クイーンの音楽はクラシックがベースにあるせいか、ハードなものでもメロディアスで聞きやすいです。
それにRock You!は映画などでも使われていて、クイーンを知らない世代でも耳にしたことがあり、楽しめるみたいです。

日本人のミュージカルも目覚しい進化を遂げていて、特に踊りはすごく切れがよくなっていると思うのですが、やはり歌はまだまだだな~と、こういう本場ものをみていると思います。

体のつくりが違うから、まず声量が全然違って、厚みや存在感にいたっては大人と子供の差があるような気がします。

だから海外キャストで見ると、同じ演目でも満足度が全然違うんですよね・・・・
(いつか日本のミュージカルもああなるかしら?)

今回も期待にこたえて、素晴らしい歌声でした。バンドが舞台の両側で演奏しているのもいい! ライブの迫力が楽しめます。

Rock You!は踊りはもともとそれほど力が入ってなくて、音楽が主なミュージカル(当社比)なので、まあこんなもんかな、というぐらいでしたが・・・・


字幕が両脇の電光掲示板に出ますが、今回は右の電光掲示板に英語の歌詞がでて一緒に歌える趣向。
全体的に「大人な台詞」が多い中で、日本ファンのために「アルマーニのスーツ着てさ!」「いやこれはアオヤマさ。いや、コナカだったっけ?」なんて台詞があったりして笑えました。
それから死んだロッカーたちが次々スクリーンに映るシーンでは尾崎豊の写真も。

最後の3曲ほどは観客総立ち!!
色とりどりのサイリウムを振りながら「We will We will Rock You!!!」と歌い踊りました。
は~~気持ちよかったああ~~~



内容は皆さんご存知かとおもいますが、ここで公式サイトからあらすじを一部お借りしてきました。
未来。かつて地球と呼ばれた場所で、グローバル化が完結しようとしていた。子供たちは同じ映画を観、同じファッションで、同じ考えをもっていた。ここは安全で幸せなガ・ガ・ワールド。反逆者にならない限り、そしてロックを求めない限り。プラネット・モールではあらゆる楽器が禁止されていた。カンパニー・コンピューターは同じチューンを製造し、誰もがそれをダウンロードする。少年少女から構成されるボーイ・バンド/ガール・バンドの時代。ガール・バンドには何人かの少年も混ざっていたが、彼らはどのみち少女に見えた。チャンスは残されておらず、ヒット曲は何年も先まで計画されていた。しかしレジスタンスが育ちつつある。きらめく都市の地下深くに、ボヘミアンたちが住んでいたのだ。彼らは、かつて子供たちが自らのバンドを結成し、自ら歌を作曲していた黄金期を信じつづけている。彼らはその時代を「ザ・ラプソディ」と呼ぶ。伝説によれば、プラネット・モールのどこかに楽器が存在する。岩の奥底に、偉大なるギターの神の力強いギターが埋められているという。ボヘミアンたちは、そのギターを岩から抜き取るヒーローを必要としているのだ。自らをガリレオと呼ぶこの男がそうなのだろうか。彼は貧しい家庭の出の貧しい少年だ。しかしガ・ガ警察もガリレオを探していた。もし彼らがガリレオを先に捕らえれば、キラー・クイーンの下へ連行し、「七つの輝ける海」の向こうの忘却のかなたに送られてしまうことだろう。ガリレオとは何者か?偉大なギターの神の失われたギターはどこにあるのだろう?生きたロックの聖地とはどこにあるのだろうか?



見終わったあと、グッズをあさって、キーフォルダーなどを買いました。

家族BはRock Youと刺繍がしてあるニットキャップが欲しくて、グレーとブラックとどっちにしようか散々迷った挙句、やっとグレーに決めて「ください」といったら、「グレーは売り切れなんですよ~」といわれてがっかりしてました。
売り切れなら見本を出しておかないか、その旨書いておいてくれればいいのにね。
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ルイサダのピアノコンチェルト

2006-11-20 | 音楽・ミュージカル・コンサート
Jean-Marc Luisadaのピアノコンチェルトを東京芸術劇場で聞いてきました。

モーツアルトのピアノコンチェルト27番(k595)とベートーベンのピアノコンチェルト4番。
そのほかに歌劇「ドン・ジョバンニ」の序曲も。
指揮はノルウェーのテリエ・ミケルセン、オケは東京藝術大学の学生によるオーケストラです。

ルイサダさんは2年前かな、NHK教育テレビのスーパーピアノレッスンに出ていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
フランスのピアニストです。映画「シャイン」の障害がある天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットを演じたジェフリー・ラッシュにちょっと似てますが、もちろん別人です。


ピアノコンチェルト27番は、モーツアルトの最後のピアノコンチェルトで、死の11ヶ月前にかかれたもの。
その第2楽章は、典雅で無垢な幼児のような明るさに満ちていますが、ウィーンの聴衆から見放され、人生への諦観を感じていたと思われる時期に書かれた、モーツアルト独特の光と影の傑作。
まるで死を予感していたかのような、静かな美しい世界です。
森の中の小道を歩いていくモーツアルトが、ふと振り返って、ゆっくり手を振っているような、穏やかで切ない旋律が大好きです。
死の直前にかかれたものではないのですが、モーツアルトの「白鳥の歌」だっていう批評家もいます。
クラリネットコンチェルトの第2楽章とともに、jesterがお葬式のときかけて欲しい音楽の一つ。(やめれ~)


このコンサート、ルイサダさんがどんな風にモーツアルトを弾くのかな、と興味を持っていって見ました。
軽快なタッチが走りがちかな、というところもありましたが、それはそれで、とても美しい演奏でした。
(いつもjesterが聞いてる定番CDは、前にご紹介した内田光子さんのと、グルダが弾いてクラウディオ・アバド指揮、ウィーンフィルのもの。→です)


ベートーベンのピアノコンチェルトの4番も、美しい旋律がたくさんあって、ベートーベンのピアノコンチェルトの中では一番好きな曲なので楽しめました。


でもなんといっても、アンコールで弾いてくださったショパンのバラードが絶品!でございました。
やっぱりルイサダはショパンかしらね~ とため息が出ました。

アンコールはあと、モーツアルトのソナタも。
この演目を選んでチケットを買った聴衆だから、きっとサービスですね。

ショパン:ピアノソナタ第3番
彼のショパンをもっと聞いてみたい!と帰りにCDを何枚か買い込みました。
秋雨にぴったりの澄んだ音です。



芸大生のオケはさすがに上手。
くろうとはだしで、安心して聞いていられます。

先日家族Bが、ドイツの音大でコントラバスを教えていらっしゃる方の公開レッスンを見学してきたのですが、その時に生徒として参加していた熊谷麻弥さんがこのオケのコンバスでも参加してらっしゃいました。
もう4年生なので、すぐにどこかのオケにプロとして参加されるんでしょうねえ。
これから楽しみな演奏家のお一人です。

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中村中さんって・・・

2006-11-13 | 音楽・ミュージカル・コンサート
朝、ばたばたと洗濯物を干していたらテレビから流れてきた歌声。

落ち着いた感じの女の子がピアノを弾きながら歌っている「友達の歌」。
語りかけるような、心の叫びのような詞。


友達の詩(1万枚限定生産盤)
でももれ聞こえてきた「性同一性障害」という言葉に、「え??男の人なの??」とビックリするほど、女性らしくて、優しい声で、お肌つるつる。
お化粧もばっちり(ばっちりすぎて、ちょっと違和感あるかも)。

今は肉体的にも女性なんでしょうね。

目をとめたときには放送は終わってしまったので、ネットで調べてみました。
名前は「なかむら わたる」と読むそうです。
テレビドラマで使われている曲なんですね。
「友達の詩」は、好きになってしまった友達に贈る歌でした。

トランス・ジェンダーが、胎児の間のホルモンの関係で起こる脳障害だとしたら、自分が思っている性と、表面的な性が違うことは苦しいことなんでしょう。

jesterは自分が女性っぽいとか男性っぽいとかあまり思わないんです。
そういうことは意識せずに、「自分は自分」と思ってマイペースで暮らしてます。
(美濃部都政下の教育の産物か?)
でも周りからは「女なんだから・・・・」という常識の押し付けがありますです。はい。

そういう『常識』がある程度社会の秩序を守っている働きをしているというのは分かるのですが、それが一人ひとりの個人にとって幸せなことなのかどうかというと、疑問です・・・・


最近大きな企業では、企業の中での女性の位置について、プロジェクトを作って取り組んでいるところも多いです。
「大学でても女にまともな就職はない」時代を経験したjesterには、ほんとに嬉しいです。


男だから、女だから、外人だから、肌の色が違うから、ハンデキャップがあるから、年寄りだから・・・・

それ以外にもたくさんある常識の枠、少しずつ穴が開いてくるのが嬉しい、今日この頃。


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川崎ミューザ

2006-10-16 | 音楽・ミュージカル・コンサート
土曜日、川崎ミューザでコンサート。第九を聞いてきました。

川崎に行ったのは初めてで、その駅前の大きさと、人間の多さにびっくり!途中通過した品川の「エキナカ」の充実度にも驚きましたが・・・・


川崎ミューザホールは素晴らしいホールでした。(画像は携帯のものでよくありませんが・・・)

駅から近いし、雨が降っても屋根があって濡れずにいけます。
音響もいいし、舞台が見やすいです。
椅子もいいのですが、おしむらくは足もとが狭い。
奥に人が入ろうとすると、半分立ち上がらないと通れません。

楽屋は普通地下にあるのに、ここは舞台と同じ階にあり、その綺麗さもぴか一だったそうです。(家族B談)


家族Bの所属するオーケストラの定期公演で、演目はワグナーの「ローエングリン序曲」、スメタナの「高い城」、そしてベートーベンの「第九シンフォニー合唱つき」を聞いてきました。
手前味噌ですが、どの曲もなかなかの演奏でありました。


第九というと、年末、という感じがしますが、「喜びのうた」が1年の締めくくりにふさわしいというだけでなく、別の理由があるのだそうです。

まだクラシックコンサートを聴きに行く人が日本ではそれほどいなかった頃、交響楽団ではなかなかお客が集まらず、楽士たちは貧しい生活を送っていて、特に年末の年越しが苦しかったそうで・・・

そこで、年末のコンサートには「第九」。

第九は合唱つき。その合唱を音楽大学などに頼む。
       
そうすると、その音楽大学の生徒たちが自分の親などを呼んでくれる。
       
当時音楽大学に通う生徒は、わりと裕福な家の子女が多かったので、親戚まで来てくれたりする。
       
客席が埋まり、黒字コンサートになり、借金が返せて歳が越せる・・・・・


なので、年末に第九、というのが定番になったとか。


でも、第九って聞き応えがあって素晴らしいシンフォニーですよね~
どの楽章も大好きです。
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Wendy McNeill コンサート

2006-10-11 | 音楽・ミュージカル・コンサート
青山の東宮御所に集く虫の音が涼しい秋の夜、Wendy McNeill(ウエンディ・マクニール)さんのコンサートにいってきました。

やっぱり生の舞台っていいです。

ミュージシャンの気みたいなものが伝わってきて、元気にしてくれる。
「自分を表現したい」という心が痛いほどわかって、それにこちらの心が共感して震えます。



Wendy McNeill(ウエンディ・マクニール)さんはカナダ生まれ。
今はストックホルムを拠点に活動している歌手で、自分でギターやアコーデオンを弾きながらつぶやくように歌います。

スリップドレスに少女のような形のハイヒールを履き、足を踏ん張って楽器を弾き、かかとでリズムを取り、独特の世界を作り出していました。

小柄な体ながら歌唱力の確かさと、メロディアスで創造的な音楽作りで聞かせてくれました。

つややかなギターの爪弾きや、物悲しげなアコーデオン、そして足踏みなど使う道具は地味なのに、作り出す音楽は見事に過不足なく完結している。

歌いながら今歌ったばかりの声に自分の声をどんどん重ねて、一人でコーラスを作っていったりするのもすごく面白かった。
1つの楽器と一人の声だけで、あれだけ厚みのあるメロディを作れるなんて素晴らしい。


エディット・ピアフについてうたっている「 The Sparrow 」という曲では、手のひらに隠れるほどの手回しのオルゴールで「Vie en Rose(バラ色の人生)」のメロディを奏で、とても効果的に使っていました。
(エディット・ピアフってSparrow(雀)っていうあだ名だったんですね。初めて知りました。)

歌詞は暗めで、内省的です。
しみじみと聞き入ってしまう深い言葉。
人生経験豊かな大人のための音楽だと思いました。
たとえばこんな感じ。

Hug me touch me hold me down
until I can't resist
because I have been so restless restless
and I am tired of it
(restless より)



もともとライブハウスでの活動がお好きな方らしいです。
昨日も
「Next song is・・・・・”Such a common bird" 」
といって、息を深く吸い込み、歌いだす緊張に満ちた瞬間、観客でくしゃみした人がいました。

するとすかさず
「Bless you~」

ついでに「これって日本語ではなんていうのかしらね?」
なんておしゃべりを始めます。
(Bless youを日本語で言うと・・・「お大事に」でしょうか?)


「このホールの天井には、星がたくさんあるのね・・・ライトを消してくれない?」
なんて突然のパフォーマンスに、スタッフは日本人で英語の分からない方らしく、なかなかライトが暗くならなかったりしましたが、それもご愛嬌です。

(ちなみに、会場となったのはカナダ大使館のB2階のホールで、天井に星を思わせる小さな電球がたくさんついていて、点滅します)


この後はカナダに戻り、そしてまた世界中でコンサートツアーをなさるらしいです。

彼女の公式サイトはこちらです。
曲の試聴もできます。
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CATS (劇団四季)その3 翻訳ミュージカル

2006-09-12 | 音楽・ミュージカル・コンサート
え~~四季について語るには10年早いよ、のjesterですので、誰も読まないだろうと思いつつ、なんとなく感じていることをぐたぐだと・・・・・

(四季の熱烈なファンの方はぜひぜひスルーしてくださいませ!!)



四季は劇団ビジネスとしてとても成功していると思います。
最近は中学生の修学旅行でも、四季ミュージカルをコースに取り入れているところが多いとか。

これは、演劇を楽しむ人が少ない日本では喜ばしいことです。

たくさんの素晴らしい俳優さんを育てているのも評価できると思います。


ただ「誰がどの役をやっても同じ演技ができるように訓練してある」というのが全国展開も可能にする売りポイントであっても、反面では役者の個性はどうなるの?と思います。

(といって、他に「個性をきっちり育てる劇団」があるのか、といわれると・・・・
う~~ん、なわたくしですが・・・)


しかしミュージカルをここまで一般に人が楽しめるものにした実力と、役者さんが演劇だけで食べていけるビジネスのやり方は、日本では他には余りありません。

他のミュージカルを見に行っても、主役に顔の売れたタレント(歌や踊りは下手でも!)を据えて、それで客を引っ張ろうとするものが多くて、そういうものに高いお金を払う気にはなれないです・・・・


わたしが始めて見たミュージカルは小学生のときの四季の「オズの魔法使い」でした。
一回しか見ていないのに、いまだに
「♪て~を~たたいてXXX て~を~たたいてXXX 幕を開け~よお~~♪」
とか
「で~~てこい オズ!! で~~てこい、オズ!!♪」
なんていう歌をおぼえているのです。
一緒に歌ってください、といわれてうたった歌を・・・・

そして、ミュージカルの楽しさをおぼえたのでした。

そういう点でも、やっぱり四季はすごいと思う。

日本人がミュージカルに触れる導入部分としては最高の入り口かも、ともおもうのです。


ロンドンやブロードウエィまで行くことを考えたら、日常に安上がりにみられるわけですしね。



しかしま、翻訳もののミュージカルって、どうしても歌詞に問題があります・・・


歌で台詞いいながらストーリーを展開することが多いので、翻訳するとき内容を忠実に伝えなくてはいけないけれど、そうすると、メロディラインに乗らなくなってしまう。

だもんで、今度はメロディラインに乗せようとすると、意味が分からなくなってしまう。

もともとの歌詞は英語独特の韻を踏んでいるので、韻を踏めない日本語訳ではただ意味不明になる単語もある・・・・

日本語は一音節に1つの音しか乗らないのに、英語では一音節に一単語載せることもできるし、同じ音の数で載せられる意味の量が全然違うんですよね~


たとえばMemoryの歌詞でも

「Touch me.It's so easy to leave me.
All alone with the memory・・・・・・」

「おね~~がい~~ 私にさわ~~って
私をだい~~て~~・・・・・」
という感じに訳されていたと思います。


「Midnight」や「Daylight」などなどは英語の単語そのまま。
確かに「深夜~~」とかね、日本語すると音楽としてはすわりが悪いですからね。

でも、歌詞の中に英語の単語がたくさん残っているので、原曲を知らずに聞くと意味が分かりづらいですよね。


そんなこんなをかんがえると、翻訳ミュージカルの限界を感じます。

洋画・ドラマの吹き替えや字幕、そして翻訳一般もそうですが・・特にミュージカルは・・・

母国語で楽しめるのは楽ちんだけど、音楽に乗れないとミュージカルを本当に楽しめません。



こうやっていろいろ考えると、四季ができた頃と現在では、ステージを見る人口も違ってきているし、それなのに昔のままの形態(浅利慶太氏のワンマン経営)でやっていこうとすると、すべての層の要望にこたえるのは難しいのかもしれませんね。

なので、とりあえず四季でお手軽にミュージカルの楽しさを知って、将来海外で本場物のステージを見る足がかりにする・・・・

そういう意味では、とっても重要な役割をしている劇団じゃないかなと思います。



なんだかまとまりませんが・・・ この項についてはこの辺で・・・
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CATS(by劇団四季@キャッツシアター) その2

2006-09-10 | 音楽・ミュージカル・コンサート
というわけで・・・これがゲットしてきたグッズです。
ポーチにペンケース、タンブラー、ボールペン、ストラップ、クリアファイルとパンフレット・・・
あ、それと、写真に入れませんでしたが、ロゴ入りのオペラグラスも買いました。
家族Bの分も、というわけで全部×2でございます。

前にロンドンでCATSを見たときは、帽子とトレーナーぐらいしか買わなかったのですが、さすがに日本は乙女心をくすぐるグッズぞろえで、ついつい財布の紐が緩みました。

しばらくはこのグッズに囲まれて、幸せな余韻に浸ってます・・・

米沢から修学旅行の中学生が2階席に来ていましたが、みんな人にもまれながら必死でお土産を買っていました。

いいな~修学旅行でCATS!!



さて、舞台。
今回一番驚いたのはミストフェリーズの踊りでした。


ミストフェリーズといえば、25回転フェッテなどが有名で、昔から男性のダンサーの見せ所でしたよね。

でも今回のミストフェリーズはすごい

数えてませんでしたが、30回転ぐらいしてました!
ジャンプもものすごく高いし、こんな踊り、ロンドン公演でもクラシックバレエの舞台でも見たことないかも~~
と驚いて、出演者表を見てみました。

蔡 暁強さん

中国の方です。

最近四季が中国や韓国でオーデションをして団員を取っているとは聞いていましたが、このように素晴らしいダンサーが入っていたとは知りませんでした・・・

(蔡 暁強さんはもうおととしぐらい(?)からミストフェリーズを演じてらっしゃるので、最近の四季ファンの方には「何をいまさら!」だと思いますが、そういう方はどうぞ流してくださいまし)

身体は小柄、個性のある声に個性のある顔だちで、その踊りは「Mr. Mistoffelees」が始まる前にも充分めだっていて、jesterにはすっかりお気に入り猫ちゃんになっていました。

群舞になるとまず「あの黒ねこ・白耳はどこ?」(耳の内側が白いの)と捜してしまうほど。

それが「Mr. Mistoffelees」が始まるや否や、もう釘付け!!

舞台のマジッシャンですわ~

「もしかしてCATSって、 Mistoffeleesが主役だった?」
と思うほど光ってましたね~~(きゃああ!ぶたないで~~)

あんな回転、あんなジャンプ、始めてみました!
すごいすごい!
全身がしなやかなバネ作りです。
しかもそれだけでなくて、優雅で細やかでもあるんですよ。
ただのアクロバットじゃないのです。

彼を見るためだけでももう一回行きたいかも・・・・

と思いっきりハートを飛ばしてしまいました・・・ もひとつおまけに。


いやもちろん、マンカストラップの田村雄一さんもかっこよかった!
ラム・タム・タガーの福井晶一さんもセクシーでした!



でも今回は誰がなんと言っても蔡 暁強さんでした・・・・



・・・といって、また見に行って、蔡 暁強さんのミストフェリーズが見られるのか?

そう、この辺が劇団四季の問題点なんですね。


当日まで誰がどの役をやるのかわからない。

(まあミストフェリーズは最近、蔡 暁強さんがやることが多いようなのですけれど)

「この役者さんが見たい」と思って劇場に行くファンにとっては、宝くじを買うようなものですよね。
当日、役者さんの体調で、一番いい人を選ぶとか言う噂も聞きますけれど・・・

ファンによって役者さんが育てられるということを考えると、劇団の繁栄はいいけれど、スター俳優の個性を育てるという点では問題があるように思います。



というわけで、次回はこの辺と、翻訳ミュージカルの限界(やはりそこにいくか)についてなどなど、もうちょっと書いてみようかな?と思いますです。

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