ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

英語で多読をなさってる方に、Kindle paperwhite 無料のおすすめ本は・・・

2013-04-18 | ENGLISH BOOK & STUDY
Kindleの本って、毎週金曜日にセール本が出るのご存知でしょうか?
しばらくすると元の値段に戻ってしまうので、時々Kindleストアをチェックするのがお勧めです。
(以前沢木耕太郎の「深夜特急シリーズ」が200円だったので、あとでダウンロードしようと思ってたら、あっという間に400円にもどっていて悔しい思いをしました)
(私は家族Bとお互いにKindleストアを時々チェックして、良さそうな本は教えあってます。)


それと、時々無料本の中にもいいものがあります。

著作権切れじゃないのに無料になっている本には大体4種類あって、

1、宣伝のために一時無料でダウンロードできるようにしてあってそれによってKindleランキングでランクを上げてあとで有料で売ろうという意図のあるもの
2、1巻目を無料にして続きを有料で読んでもらおうという意図のもの
3、その著者を宣伝して、ほかの本も読んでもらおうという意図のもの
4、実力はないけど、とにかく自分の文を本にしたかったのでしちゃった、というもの

この1~3は結構お得で、楽しめるものがあります。これもしばらくすると無料じゃなくなっちゃうこともあるので、見つけたらとりあえずダウンロードしちゃいます。

時々4をひいて、中学生の作文みたいのを読まされちゃうときもありますが、そういう時はさっさと削除してしまいます。ただからいいか、という感じです。


例えば

電子の灯す物語電子の灯す物語

は、高校生の女の子が離れ小島の祖父たちの家に滞在しているときに、学校に忍び込んでトイレに入るのですが、この時父に買ってもらったKindleにダウンロードしてない、『はじまらない物語』という物語が入っていて…という、まさにKindleのために書かれたようなストーリー。まあまあ楽しめました。

最初に「作品紹介」というのがあって、それを読むとしらけますので、これは飛ばしたほうがいいです。(爆
内容的には突っ込みどころもありますが、暇つぶしに読むならただですし。


インターネットの闇に棲む悪魔 〜1,095日間の孤独な戦い〜
インターネットの闇に棲む悪魔 〜1,095日間の孤独な戦い〜

この本も、お金を出しては絶対買わない種類の本ではありますが、読みだしたら怖くて(爆
一気読みしました。
飯島愛との友情とかその辺はどうでもいいし、事件に巻き込まれるのは著者の責任が大で、おバカな人だな~と思います。事件そのものについてもかなり主観的かつ感情的に書かれていて、著者の学校や教育委員会への行動も異常ですし、ほとんど共感は持てないのですが、それにしてもネットは人が見えない分こわいもんだな~とつくづく思いました。
いや、人が見えていても怖いものですが・・・(実際に怖い思いを何回もしてますし)
自分とは常識のレベルが違う人が世の中にはいっぱいいるということが、ネット社会になってよくわかるようになりました。


さて、Kindleを買われた方の中には「英語学習」が目的という方もいらっしゃると思います。

英語の学習方法で「多読」というのが昔からあって、これはさっくり書くと、「とても簡単な(幼児向けの)本から初めて、たくさんの本を辞書なしでどんどん読んでいく」、という方式です。

日常生活で英語に触れることが少ない日本では、この方式は結構有効だとおもいます。
何word読んだ、というのもモチベーションを持ち続けるのにいいし。

この方法の中の「辞書なしで」というのは、辞書をひくことで読書の流れを止めない、という意味があると思います。
しょっちゅう辞書をひいていると、気持ちがそれてしまうし、面倒で本を読むこと自体やめてしまうこともありますよね。

なので『多読攻略本』ではとりあえずわからない単語は読み飛ばして、どうしてもわからなかったら本を読み終わってから辞書をひけ、なんて書いてある本もあります。

もちろんそれ以外にも、前後の文から意味を類推していく力をつけるということでもあるのですが、これは母国語の本を読むときに誰でもしていることで、「こんな意味だろう」と推理する力が付くのですね。


でも、外国語の本を読むとき、「1ページに4つ以上知らない単語があると、意味が分からなくなり、その本を読み続けることが苦痛になる」という原則があると聞いたことがあります。
それが、その本を子供に与えていいかどうかの目安になると。
(確か、家族Bが通っていたアメリカンスクールの先生がいってました)

確かに1ページにたくさん知らない単語があると、だんだん話が分からなくなってきて、ついに読むのをやめてしまう、ということがありますよね。

それゆえに、一般に言われている「多読」では、簡単な知っている単語ばかりの幼児向けの本を読むことで類推する力を高め、段階的に難しい本に進んでいく、という方法をとっていますが、これが、道が長いし、時間がかかる・・・

ハリポタだって、ページによっては5~6個も知らない単語があったりするし!(当社比・・・

私たちの子供の頃を思い出すと、確かに日本語の本を辞書をひきひき読んだりしなかったけれど、その分耳から音で入ってくる言語情報も多かったし、どうしてもわからない言葉は台所にいる母の背中に
「おかあさ~~ん、『日和』ってどういう意味?」
とか聞いていた気がします。

Kindleだと、この「おかあさ~~ん、どういう意味?」感覚で、簡単に辞書をひけるのが便利で、多読をする人にもとてもいいと思います。

時代&技術は進歩するなあ~~


それから、Kindleの英語の無料本の中に、子供向けのショートストーリーがたくさんあるというのもいいと思います。

例えば、

Grimm's Fairy TalesGrimm's Fairy Tales

はご存知のグリム童話。
誰でも知っている内容なので、知らない単語も類推できるし、どうしてもわからなかったらその単語に指を置けば、Kindleが教えてくれます。

それにKindleだと、電車の中で読んでいても「字が大きくて挿絵がいっぱいのかわいい表紙の子供向けの本をいい大人が読んでいる」のがばれなくていいです。(爆

Kindleストアの洋書の無料ベストテンを見るとたくさん出てきます。


それと、無料ではないのですが、「赤毛のアンシリーズ+α が12冊で99円」というのも見つけました。

The Anne Stories: 12 Books, Anne of Green Gables, Anne of Avonlea, Anne of the Island, Anne's House of Dreams, Rainbow Valley, Rilla of Ingleside, Chronicles of Avonlea, Audiobook Links
The Anne Stories: 12 Books, Anne of Green Gables, Anne of Avonlea, Anne of the Island, Anne's House of Dreams, Rainbow Valley, Rilla of Ingleside, Chronicles of Avonlea, Audiobook Links

実は「赤毛のアン」シリーズはアメリカでも著作権切れで、無料本がネットに出ているのですが、なぜかKindle本では全部そろえられなく、検索をかけても出てくるのは数冊で、しかも1冊目の Anne of Green Gables (赤毛のアン)が無料では出てこないのです。
(著作権うんぬんがからんでいるのか? 有料なら安くAnne of Green Gables があるけれど、ただで読めるのにお金を払うのも悔しくて・・・)

以前には Anne of Green Gables が無料本のリストの中に入っていることもあったけれど、ダウンロードして読んでみると、シリーズの中の別の本、Chronicles of Avonlea なんです。
それでアマゾンに問い合わせてみると、結局アマゾンの間違いだったようです。

(以下、詳細はかっこの中の紫の文字をお暇な方のみお読みください)

(詳しく説明するのが面倒なんですが、読むのはもっと面倒そうです。
Chronicles of Avonleaって、このシリーズ全体の題にもなっているけれど、その中にChronicles of Avonleaという題の本も含まれていて、Chronicles of Avonlea ;Anne of Green GablesをダウンロードするとChronicles of Avonlea がダウンロードされてしまうようになっていました。 
この早口言葉のような内容を(多分あまり)英語のわからない(多分あまり)本を読まないアマゾンのヘルプのお兄さんに理解できるように頭の悪い私が繰り返して説明するのに、声が枯れました・・・・・
アマゾンのお兄さんも
「くろにくるおぶあぼんりー;あんおぶぐりんげいぶるす をダウンロードすると くろにくるおぶあぼんりーがダウンロードされるけど、これはタイトルにあんおぶぐりんげいぶるすが入っているにもかかわらず内容があんおぶぐりんげいぶるすじゃなくて、くろにくるおぶあぼんりーしりーずのなかのくろにくるあぼんりーという題の小説なんです」
とか電話でいわれて、聞き返してもわけわからず、なんて聞き返せばいいのかすらわからず、苦しかっただろうなあ・・・・
10分ぐらい必死で説明しましたが、結局わからなくて
「・・・・・・調べてみます」といわれ、結局返事もなく、メールで文章で問い合わせ、それに返事が来たのが2週間後・・・)



・・・なので、結局 Anne of Green Gables は Kindleに入れるのをあきらめ、 ibooks で無料でダウンロードして ipad 読んでいたのですが、ブルーライトなので目が疲れるし、辞書も英英辞書しか入ってないし、バッテリーは持たないし、本体が重いし、やっぱりKindleで読みたいな~ Kindleで Anne of Green Gables が無料で出ればいいのに・・・とずっと思っていたので、この12冊99円に「1冊10円以下・・・この値段なら許せる!」と飛びついて買ってしまいました。


(本来無料本な著作権切れの本を電子図書にして安く有料で売るというのはよくある商法で、日本語の本にもたくさんあります。

今年は吉川栄治の著作権が切れ、青空文庫に「私本太平記」「宮本武蔵」「三国志」などの傑作が出てきていますが、アマゾンでも有料の安い本がどっとでています。

吉川栄治はそのうち無料本でアマゾンでも出るだろうし、待てないやつは青空文庫を自分でファイルにして端末に送ればKindleでも読めるので、買いませんが・・・・)


以前書きましたが、紙の本で持っている電子本の全巻本を買うのを躊躇しててしばらくして開いたら「売り切れ」といわれ、「電子本で売り切れって何!?」と思ったことがあったので、欲しい本はもう躊躇はしません。
出てると思ったら、「売り切れ」るまえにガバ!と買ってしまいます。

この「売り切れ」は、どうも本来の「売り切れ」の意味じゃなくて、日本での著作権や二次著作権などが関係して、安すぎるので日本の出版社とか販売取扱い会社がアマゾンに文句を言い、差し止めにしたりすることもあるらしい・・・というのが最近分かってきました。

前に書いた大人向け傑作ファンタジーの

A Game of Thrones 4-Book Bundle: A Song of Ice and Fire Series: A Game of Thrones, A Clash of Kings, A Storm of Swords, and A Feast for Crows (Song of Ice & Fire)
A Game of Thrones 4-Book Bundle: A Song of Ice and Fire Series: A Game of Thrones, A Clash of Kings, A Storm of Swords, and A Feast for Crows (Song of Ice & Fire)

「4冊1498円!」→「売り切れました」→「値上げしてまた売る(100円ぐらいの値上げだけど)」事件のあと、学びました。
とりあえず見つけたら物言いがつく前に買っちゃう!!

で、最近買ったのが

The Millennium Trilogy: The Girl with the Dragon Tattoo, The Girl Who Played with Fire & The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (a 3-in-1 ebook pack)
The Millennium Trilogy: The Girl with the Dragon Tattoo, The Girl Who Played with Fire & The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (a 3-in-1 ebook pack)

全世界で800万部売れ、日本でも大ベストセラーになったスウェーデンのスティーグ・ラーソンによる傑作ミステリー、「ミレニアム」シリーズの英語版「全巻そろって1250円!」です。
(リスベット~~! ミカエル~~

翻訳本では「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の3つの小説が上下2巻に分かれ、6冊で売られていたもので、去年文庫本にもなりました。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上


読み始めたら止まらない面白さでドラマにも映画にもなり、ついにはハリウッドでダニエル・グレイグがミカエル役でリメイクまでしましたが、これが三冊全部そろってこのお値段はお得

実は翻訳本で全部持っているのですが、突然時間ができたときにのんびり読み返すために、いつでも持って歩けるKindleにも入れておきたいと買いました。

これで岩窟王になっても退屈しません。


英語多読方式では往々にして簡単な単語の子供向けの本から始めるのを勧められるのですが、内容が子供向けで面白くないと、それを我慢して最後まで読むのはいくら平易なヴォキャブラリーでも苦痛です。
苦痛ではお勉強は続きません。(もちろん子供向けでも面白いのはありますが)

この前、子供のころ読んで感動した「少女パレアナ」の原作「Pollyanna」を見つけて読んだのですが、最初こそ懐かしくて読んでたけど、やはり大人の目で読むと、内容がいかにも子供向けで、途中から読むのが面倒になりました。いくら簡単に読めても、話ができてないと鑑賞に耐えませんよね。

その点ミステリーは大人向けにできてますし、「犯人はだれ」というのが気になるので、ちょっとぐらい知らない単語があっても読み飛ばして最後まで読めるというのがあります。

この"The Girl With The Dragon Tatoo" などの「Millennium Trilogy」は最初スウェーデン語で書かれ、それが英語に翻訳されたものなので、比較的わかりやすい英文です。

他国語から英語に翻訳されたものは、英語がわかりやすいものが多いです。
大体あちゃらでは「翻訳家」というのがあまり重要視されてないみたいで、誰が翻訳したのかも明記されてなくてわからないこともあります。
言語の作りの差もありますが、日本では翻訳者の実力差がひどく、誰が訳してるかでずいぶん本の印象が変わるから、「翻訳者がこの人じゃ読まないわ~」とかいうのもありますけれど。

(とはいえ、この本はスウェーデン語の固有名詞が耳慣れてないので、最初のうち慣れなくて、短期記憶に残らずつらい人もいるかも・・・)


外国人でも読みやすいというのではご存知 Sidney Sheldon は読みやすいし、最後まで読ませる力がありますが、その割に人間観察が浅くて、読み終わって「あ~~面白かった」と思うけど、「で、なんだったの?」という感じで、感動というまで行かないのが残念。

アメリカ映画を見ていても、いかにも知識層じゃない太ったコンビニの店員が本を読みふけっていて、その表紙を見るとSidney Sheldon だったりして、小道具としてもアメリカでの評価も「コミックみたいに誰でも簡単に読める本」なのねと思ったりしますが、

Master of the GameMaster of the Game

とか

The Other Side of MidnightThe Other Side of Midnight

とか、ほんとに難しい単語や言い回しは一切なくて、ハラハラドキドキで読めます。

ま、ミステリーに「人間観察」を求めてしまうのが贅沢なのかも。

所詮エンタテイメントなんだからと思えば、医者の待ち時間やら電車や飛行機に乗ってる数時間などに、あとに何も残らないとしても、謎解きの楽しさもあるし、母国語じゃない私たちが英語に慣れるための勉強と割り切って読めばそこそこ楽しめます。
とにかく最後まで読み続けられる面白さがあって「ストーリーテラーである」というのが大切ですもんね。


でも個人的には、ちょっとぐらい単語が難しくても Jeffery Deaver ぐらいなら大人ももっと楽しめる内容なのではないかなと思い、おすすめです。

A Textbook Case: A Lincoln Rhyme Short Story (Kindle Single)
A Textbook Case: A Lincoln Rhyme Short Story (Kindle Single)

は、天才的な知力を持ちながら爆発事故で四肢がマヒしてしまってベッドにくぎ付けな警官、リンカーン・ライムのシリーズ、短編の新作です。

リンカーン・ライムの「手」で「目」であるNYPDの警官、アメリア・サックスが、カメラで現場を写しながらヘッドセットでライムと交信しつつ地下駐車場にある犯罪現場に入っていくところから始まるこのショート・ストーリーは、最初からすごいはらはらドキドキ。
くう~~この緊張感は本物だわ~!

地下に降りてゴミが散らかった現場の暗闇で壊された電気のバルブを調べていると、隅のほうから物音が。
「足音?!」とアメリアが振り向くシーンでは、思わず読んでる自分までポケットに隠した
Glock pistolに手が伸びます。
(誰だよ、本読むのにピストルで武装してるやつは・・・ あ、これは万歩計でした・・・

リンカーン・ライム・シリーズは、大体ペイパーバックでも500ページを超す長編が多く、おもしろいけど、読んでも読んでもラストにたどり着けない~~といつも苦しみながら読むのですが
これは短編で、短時間でさらっと読めます。

(しかもこの作品で、長年リンカーン・ライムが迷っていたリスクの大きい手術をついにした結果まで読めてうれしいです♪)

(その上、Kindleで『おかあさん~~この意味なに?辞書』付で読めるようになったわけだし!)

217円とお試しで買うのにも優しいお値段で、これが気に入ったらこのシリーズの長編に挑戦するのもいいかもしれません。

The Bone CollectorThe Bone Collector

きゃ~~ リンカーンとアメリアの出会いの第一作「ボーン・コレクター」!
めちゃ怖くておもしろかったな~~
また読みたい~~♪

(しかし映画はリンカーン=デンゼル・ワシントン、 アメリア=アンジェリーナ・ジョリーってどうなのよ・・・ いや、良かったけどね、映画も・・・)

さらには

A Lincoln Rhyme eBook Boxed Set: Coffin Dancer, The Empty Chair, The Stone Monkey
A Lincoln Rhyme eBook Boxed Set: Coffin Dancer, The Empty Chair, The Stone Monkey

リンカーン・ライムシリーズの白眉が三冊セット本も。
Coffin Dancer, The Empty Chair, The Stone Monkey・・・どれも面白かったけど、この電子書籍は、紙の本にしたら1295ページですって(汗

これも岩窟王むきだなあ・・・ロンドン塔に幽閉とか・・・??
でも・・・欲しいかも・・・ああ?!手が勝手にポチっとな?! (いつ読むのだ??自分!)


なお、Jeffery Deaver は気に入ったけど、そんなに長いのは・・・という方には、短編集

Twisted: The Collected Stories of Jeffery Deaver
Twisted: The Collected Stories of Jeffery Deaver



More Twisted: Collected Stories, Vol. II: 2
More Twisted: Collected Stories, Vol. II: 2

もお勧めです。
通勤時間を使って一日一話読めるぐらいの短い短編が集めてありますが、とにかくどの話も面白い!!
ちょっと後味が悪い話が多いのが難点ですが、ま、ミステリで後味がいいのってあまりありませんものね。

(なお、紙の本で読みたい方は、リンクから「Kindle以外で読む」をたどると紙の本にたどり着きます)



さて、以前の記事で私はKindle PaperwhiteのWi-fiをお勧めして、その理由は「3Gは遅そうだから」、と書いたのですが、3Gをお使いのうさきのさんからコメントをいただき、「本を読みながら待ってれば、遅くない」そうです。

Kindle Paperwhite 3GKindle Paperwhite 3G

あの記事を書いた後、Wi-Fiにつなぐのが大変というレビューを読んでまた記事を書きましたが、そのあとにもいくつか同じようなレビューを読んだので、あまりパソコンに詳しくない方などだったら、3Gもあるかもと思い始めました。

電子書籍の末端を買おうと思う人の中には、お年をとられて老眼が進み、字を大きくして読みたいという目的で買う方も多いと思います。
寝て休んでいることが多かったり、病院に入院していても、暗い中でも人を気にせずに読め、ページ捲りも簡単だし軽いしとか思う人も。

そういう人の中には、(jesterのようにパソコンやネット関係にあまり詳しくない人でもわかってるというような)ごく基本的なことでも、パソコン自体になじみがなくわかりづらいということもありますよね。

例えばKindleのWi-Fiへのつなぎ方がわからないとかいうのも、読んだときは、へ~?と思ったけど、確かにあまりなじみのない方には苦痛なのかも。

それなら3Gで初期投資の5000円アップは無駄ではないかもしれません。

サクサクと登録もでき、ダウンロードもそれほど遅くないならなおさらです。
コミックなど容量の大きい本をダウンロードするときだけパソコンで落として、端末に送ればいいのだし。

というわけで、前言撤回します。

これからKindle Paperwhite をお買いになる方は、3Gも最初が簡単だから、初期設定に不安がある方は検討してもいいのかも、でございます。

それにお散歩中でもダウンロードできるというのは確かに便利ですしね。

人それぞれ、自分のネット環境などを考えて・・・お選びください。



最後に、うさきのさんお気に入りのLindsey Stirlingの動画を貼っておきます。

最初のヴァイオリンの一音にしびれます・・・・


Elements - Lindsey Stirling (Dubstep Violin Original Song)


こんなにヴァイオリンが弾けたらどんなにいいかしら・・・

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ドラマではショーン・ビーンがエダードねえ~~   引き続き「A clash of kings」

2012-02-19 | ENGLISH BOOK & STUDY
引き続き、2巻目のA clash of kings A Clash of Kings: A Song of Ice and Fire: Book TwoA Clash of Kings: A Song of Ice and Fire: Book Twoの話をしようと思ったのですが。

でもこのシリーズって、「え?? あの人を殺しちゃうの??」とか「え?? この人が敵に??」とか、ほんとに予測不能の展開が持ち味なので、レビューを書くのが難しいのです。
特に2巻の話を書くなら、1巻のあの人のあの話を書かなくてはいけなくなり、そのネタバレだけは避けたい…

・・・なので、とにかく面白い!

それしか言えない感じ・・・・・

また読んだ方がお知り合いで何人か出たら、ネタバレを解禁でいろいろ語り合いたいjesterでございます。


とりあえず、ドラマの予告編を張り付けてみますね。これはネタバレがないので。




(? リンクが効かない? もし見られなかったら、youtubeでA game of thrones で検索してみてください) 

あと、日本語版をとりあえず読んでみて、オモシロかったら続きは英語で読むという手もあります。

jesterは、先がわかってる本を読むのはよほどお気に入りの本以外はつらくて、特に英語の本は「先が気になる~~!」という鼻の先の人参がないと読めないので
日本語版を読んでからとか、映画やドラマを見てから読むというのは結構大変なのですが、この本の場合、とっても登場人物が多いのと、ものすごく長い話なので、最初ぐらい日本語版でかじってみて、気に入ったら英語でチャレンジでもいいかも。


ただし、この日本語の翻訳がまた問題のようで…

この記事を書くのに、アマゾンの読者レビューで翻訳版の4巻の所を見たら、星が少ないので、あれ?とレビュー欄を見てみたら、理由がわかりました。

3巻までの翻訳者がやめて、4巻から翻訳者が変わったけど、固有名詞とかがひどくかわっていて、同じ作品とは思えないとか読みづらいとかいうことです。
ストーリーは面白いのに!と怒ってる人がいっぱいいました。
なにかとてももめた問題みたい。

(LOTRの時やハリポタの翻訳やら映画の字幕やらを思い出しますね~)


なので、やっぱ全巻引き続き読むなら英語で~~がお勧めです。

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

 
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A game of thrones  A Song of Ice and Fireシリーズの1巻目!

2012-02-16 | ENGLISH BOOK & STUDY
引き続き、George R. R. Martinの、 A Song of Ice and Fireシリーズ のお話です♪

コメント欄で「あんな長いのを英語で・・・」というコメントをいただきましたが、確かに、平均1000ページ以上、巻を追うごとに分厚くなり、3巻目は1177ページ、5巻目は??(ちょっと自虐的にワクワク)というボリュームのシリーズでございます♪

でもね、英語で読むと安いの!(そこか)

日本語版だと、単行本は1巻が上下で1冊が3000円ぐらいだから6000円、文庫本でも1巻が5冊に分かれていて、1冊735円×5で3675円。(しかも今アマゾンで見たら、1巻の1冊目はもう売ってないみたいだし)
(後記、文庫の新しい物が3月にでるらしいです。今度は2冊に分かれていて、1冊1450円ぐらいらしいです。)

それに対して英語のマスマーケット版は1巻650円弱。

3000円もお得なんですよ、奥様!! 5巻まで読んだら15000円お得!!

本棚の場所も取らないし、しかも英語の勉強にもなるしねえ~

というわけで、英語マスマーケット版で読まれるとほんとお得なんですよ♪

あとは、ちゃんと最後まで英語で読むかという問題が・・・・・(汗 (汗 (汗



積み重ねて測ってみたら、4冊で16.5センチありました。
(5冊目で20センチ超すかな?)

(比較のため写真に入れたもの(猫)がデブのため、本が小さく見えま~す)

この16.5センチの世界に、日常を離れて浸る楽しさときたら♪
仕事を終えて、家事もすませ、お気に入りのソファに、ミルクティを片手に本の世界にどっぷりつかる時間がどれほど待ち遠しいことか。
(たまには仕事と家事をすっとばして、という日があるということは黙っておこう)


そして、決して読者を飽きさせず、迫真のリアリティでまったくしらけさせずにぐいぐい引き込んでくれる、偉大なるストリーテラーの力に感謝です♪
A Game of Thrones: A Song of Ice and Fire: Book OneA Game of Thrones: A Song of Ice and Fire: Book Oneでもって、1巻なのですが。

なんか、私の持ってるのと表紙が違う・・・ 
やっぱりテレビシリーズになると爆発的に売れて、表紙もグレードアップしてきれいになるのね(涙


壮大な物語のイントロダクションは北の果ての不思議な出来事のPrologueに引き続き、北の国WinterfellのStark家の父と子供が、6匹のdirewolfの赤ちゃんを見つけます。

direwolfっていうのは、どうもオオカミのでかい版の妖怪っぽい物で、この世界では恐れられている生き物らしい。(258万年前~1万年前に生息していたDire wolfというオオカミの一種が生きているという設定なのかも。)

子供たちがこの赤ちゃんを一人1匹づつ育てたいと父に願い、それぞれに名前を付けて飼うことになります。

このdirewolfたちが、

長男Robb(14歳、direwolfの名前はGrey Wind)、
長女のSansa(11歳、direwolfの名前はlady)、
次女のArya(9歳、direwolfはNymeria)
次男のBran(7歳、Summer)、
3男のRickon(4歳、Shaggydog)、
そして父の私生児・・(浮気でできた子供)、Jon(15歳、Ghost)

の6人の子供たちと運命を共にしていきます。

どの子どもも、波乱万丈で残酷な宿命にさらされていくのですが、私のお気に入りはAryaとBranとJonとLannister家のTyrionで、Aryaの話がハラハラドキドキの途中で終わって、ほかの子供の話になってしまうと、ページをめくってAryaの続きを探して、どうなったかを確認し、安心してからもどったり。

(そういえばLord of the Ringsの原作を読んだ時も、最後のほう、FrodoとSamの運命が気になって、飛ばし読みしたりしたなあ~)


Aryaはお姉さんのSansaとちがって、ドレスや王子様との結婚には興味がなく、外遊びが大好きで、先生について秘密の剣の修業に励んだりし、そして過酷な運命に果敢に立ち向かっていく勇気ある少女です。

(いや、おバカなSansaも成長してそうなるんですがね)


ドラマではAryaがこんな感じらしい。



私のイメージのAryaより目がでかい(爆
し、なんかもっと少年っぽいかんじなんだけどなあ~

でもドラマも楽しみです♪



七王国の玉座〈5〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)日本語版の表紙。やっぱりショーン・ビーン氏でしょうか?
原作を読んでると苦悩するEddardはヴィゴなんだけどな~

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A Dance with Dragons by George R. R. Martin

2012-02-13 | ENGLISH BOOK & STUDY
George R. R. Martinの、 A Song of Ice and Fireシリーズ第五弾、 A Dance with Dragons: A Song of Ice and Fire: Book Fiveがついにマスマーケットで販売に!!

大好きな『氷と炎の歌』シリーズの第5弾がついにでます♪
わくわくわく。

とってもおとななファンタジーのこのシリーズ、第一弾の
A Game of Thrones: A Song of Ice and Fire: Book OneA Game of Thrones: A Song of Ice and Fire: Book One



を読んでから虜になり、ずっと読み続けてます。

冬ばかりが続く世界で、夏とは言えないほどのつかの間の温かい日から物語は始まります。
エダード・スタークとその6人の子供たちが中心になって、7つの王国に物語がどんどん広がっていき、さらに海を越え、人間模様はもちろんのこと、ドラゴンあり、魔法あり、北の果てにうごめく妖怪変化ありの、あまりに広大に構築されたその世界観には圧倒されます。

子供向けではなく、はっきりと大人を対象にしたファンタジーで、エロ、グロなシーンもありますが、それだけに読みごたえがあります。


日本語訳はこちら




英語はヴォキャブラリーに慣れてしまえば平易ですが、とにかく登場人物が多くて、それを把握するのに、最初は苦労するかもしれません。
お気に入りの人物がでてきたら、その人を中心に全体を把握すればサクサク読めます。

まさに波乱万丈な物語。
その作者の才能には本当に驚いてしまいます。

(物語自体は、また記事にしようと思っています)


しかもこのお話、アメリカでドラマ化しており、数々の賞をとっています。

エダード・スタークをショーン・ビーン(ボロミア!)がやっているのだ!
わははは。
(意味不明の笑)
(実はjesterの妄想ではもちろんヴィゴにやらせておりましただ)


そのうち日本にもドラマが上陸すると思われるので、その前に読んでおかれるといいかも。

そして、そのシリーズの第5弾が、やっとやっと、マスマーケット(日本語の本でいうと文庫)で三月に発売になるそうです♪

A Dance with Dragons: A Song of Ice and Fire: Book Five

うれしいので大きな画像で(爆


もちろん、即座に予約してしまったjesterでございまする。


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Paper Doll  Robert B. Parker

2008-02-02 | ENGLISH BOOK & STUDY
スペンサーシリーズはもういいやと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、このシリーズ、英語が平易で、どれもあまり長くなく、会話が多く、しかもスピーディに場面が転換するので英語が得意でない人にも読みやすいです。

Paper DollPaper Doll
『高級住宅地で名家の女主人が何者かに殺された。警察の捜査に業を煮やした被害者の夫は、スペンサーに調査を持ち込んだ。被害者には恨まれる理由はなく、通り魔の犯行としか思えなかった。だが、被害者の家族と会ったスペンサーは夫と息子、娘のそれぞれが秘密を抱えていると感じる。幸せな家族の姿は幻影なのか?やがてスペンサーに調査を妨害する巨大な圧力がかかり…シリーズ中もっとも緻密なプロットで贈る第20作』
(アマゾンの作品紹介より)

とまあ、こんなお話です。
200ページちょっとなので、持ち歩きにも便利で、電車の中なんかで読むのにいいかもしれません。

どこから見ても非の打ち所のない、できた妻、出来た母だった女性の、せつない影の部分があばかれていきます。

新たに出てくるゲイのLee Farrell刑事もいい味だしてるし、相変わらずのスペンサーとスーザンのいちゃいちゃ会話(?)も楽しめますし。
(ま、あまりやられるといらいらするけど、この本はそれほどでもないです。)

また時節柄、大統領候補の上院議員のスキャンダル、なんてのもちょっと楽しめたりしました。

謎解きが最後まで気を持たせるのと、犬好きのスペンサーらしい結末のつけ方も粋でした。



スペンサーシリーズの名作、

Early Autumn 
とか







Promised LandPromised Land 
なんかにはちょっと及びませんけれど・・・。



『Paper Doll』も全体的にあまり無駄な部分がなく、彼らしいヒューマニティがあふれていて、スペンサーシリーズの後半にかかれたものとしてはなかなか良いなと思いました。

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The Namesake  その名にちなんで

2007-12-27 | ENGLISH BOOK & STUDY
The NamesakeThe Namesakeインド人の作家というと、日本で知られている人はわずかですが、ジュンパ・ラヒリは、ピューリッツァー賞も取りましたし、作品が映画化されて公開中なので、ご存知のかたもいらっしゃるかも。

彼女自身はインドに生まれ育ったわけではないけれど、インドでは有名人で、受賞当時は本屋さんに行くと平置きでびっしり彼女の本が並んでいました。
そして大きなポートレートも。
これがまた女優さんかと思うほどすごい美人なんですよね。


で、今映画が公開されている原作のこの本。
「The Namesake(その名にちなんで)」はジュンパ・ラヒリの初めての長編ですが・・・・

とにかくその静謐な世界に酔いしれ、読み終わった後は上質の満足感を覚えることができる本です。
そして人生の時々にまた手にとっては楽しめます。

英語は上品かつ、大変に平易で難しい言い回しはありません。
すべて現在形か進行形で書かれていますが、それも慣れてしまえば気になりません。

その名にちなんで もしかして翻訳で読まれた方も多いかもしれません。
新潮クレスト・ブックで出されていた頃から、文学好きの方たちの間では評価が高かった本です。
今は文庫で出ています。

インドのベンガル人の夫婦がアメリカに移住し、子供を育てていくという話ですが、父親が好きだった文豪の名前をとってGogol(ゴーゴリ)と名付けられてしまった青年の、2つの異なる文化の中で揺れ動く価値観が見事に描き出されています。

日本では異文化体験はあまり出来ませんが、この本は普遍的な人間の痛みや歓びを描いているので、そういう意味でもきっと共感を呼ぶのでしょう。


停電の夜に (新潮文庫)停電の夜に (新潮文庫)
ジュンパ・ラヒリさんというと、ピューリッツァー賞受賞作のこの短編集を読まれた方が多いのではないかと思いますが、淡々とした表現で、日常生活の些細な心の動きを捉える力はさすがと思わせる素晴らしい作品集でした。

でも、長編でもうまい!

じっくりと読みこみたくなる作品です。


映画は先週から始まり、見に行きたいと思ってますが、なかなか時間が作れません。
年明けになっちゃうかなあ・・・
あのジュンパ・ラヒリの世界をちゃんと映画化できるのか、不安と期待でどきどきしてます。

追記;映画を見てまいりました。レビューはこちらにアップしたので覗いて見て下さいまし。

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Not without my daughter

2007-07-20 | ENGLISH BOOK & STUDY
はらはらどきどきで、最後までノンストップで読んでしまうノンフィクションです。

Not Without My DaughterNot Without My Daughterアメリカナイズされたイラン人の医者とアメリカで結婚したBettyが、4歳の娘Mahtobをつれて、夫の国、イランに2週間旅行することになる。

アメリカにいた頃は優しくて理解ある夫だったMoodyだったが、イランに入国したとたん豹変し、
「お前はアメリカには帰らない。ずっとここに住むんだ」といいだし、彼女は軟禁状態に。

女性の地位が低いイランで、厚いチャドルをまとうことを強要され、四面楚歌の中でどうにかアメリカに帰ろうとするBettyだったが、パスポートを取り上げられ、誰も味方がいない環境で苦しい戦いになる。

当時イランとアメリカは国交がなく、スイス大使館のなかにある、U.S. Interest Sectionに駆け込んで助けを求めるが、イラン人と結婚しているのでいまやイラン市民のあなたには何も出来ない、と断られてしまう。

それでもパスポートの再発行はできるかもしれないが、飛行機などの手配は出来ないし、保護もしてもらえない。

そうこうしているうちに脱出しようとしているたくらみがばれ、夫は暴力を振るい始め、娘をつれさってしまう。
「お前が死ねば、新しい妻を娶って、娘と暮らす」とまでいわれる。

マーケットで知り合った親アメリカ派のイラン人なども助けてくれて、彼女一人なら何とか脱出できるかもしれない状況もあったが、彼女はどうしても娘を置いていくことが出来なかった。

そして、もうどうしようもないと思われた局面で、彼女は夫の魔の手からのがれ、娘を連れて脱出を始める。
命をかけ、厳寒の中、山を越えて、隣国トルコのアメリカ大使館を目指して・・・・

 
とまあ、こんな話ですが、はらはらしてしまい、途中で止められません!


実はこの本、10年ぐらい前に海外に住んでいたときに買ったのでした。

そしてちょうど読み始めた時シンガポールに旅行していて、ホテルでふとテレビをつけたら、映画化されたこのお話をやっていて、娘と手に汗握り見入ってしまいました!

・・・でも、最後がどうなるか分ってしまったので、軟弱者のjesterは、最初の数ページを読んだまま積読にして、別の本を読み始めてしまったのでした。(殴
(ネタばれすると最後まで読むパワーがうせてしまうのでした・・・)

で、この間片づけをしていたら、段ボール箱の中からこの本が出てきたので、改めて読み直してみました。
(シンガポールで見た映画の内容もほとんど忘れたので・・・)

そうしたら面白い!!止まらない!

はらはらどきどき、「頑張れ!」と応援して、最後はもう感動の涙です。

イランの社会状況、マーケットでの様子などが、その香りまで伝わるようなリアルな筆致で描かれ、すごい迫力。
イランでの女性の立場も語られ、実話だけに重みがあります。
「上海の長い夜」とか「ワイルドスワン」といったノンフィクションがお好きなら絶対はまると思います。

発狂してしまいそうな苦境で彼女を支えたのは、娘の存在と、宗教。

苦しいときの神頼み、といいますが、もともとの宗教のキリストにも祈るけれど、最後はアラーの神にまで本気で祈ってしまうところが、「母の強さ」であります。


全体的に英語は平易です。
時々イラン語が出てきますが、たいてい説明されているし、最後にイラン語のGlossaryもちゃんとついてます。


日本語に訳されているのでしょうか・・・
ずいぶん前に本屋でチラッと見た本が、この本かな、とおもった覚えがあるのですが著者名で検索をしてみても出てきません。
翻訳版はもう絶版なのかもしれません・・・・
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英語の雑学王 デイヴィッド・A・セイン

2007-07-14 | ENGLISH BOOK & STUDY
それではここで質問です。

1、three dog night(犬が3匹集まる夜)ってどんな夜?
   a、とても寒い夜  b、とても楽しい夜  c、とても静かな夜

2、Dear John letterは妻から夫への絶縁状のこと。
  では夫から妻への絶縁状はなんという?
   a、Dear Judy letter b,Dear Jane letter c,Dear Jackie letter

3、XYZってどんな意味?
   a、テストの準備をしなよ  b、ズボンのチャックが開いているよ
   c、早く寝なさい

うふふふ。面白いでしょ。答えは一番下です♪

英語の雑学王
英語の雑学王
こういう、知っていてもあまり役に立たないかもしれないけれど、誰かにいいたくなるようなトリビアの本です。
これが面白いの~♪

アメリカで一番多い苗字は・・・「Smith」(先祖が鍛冶屋の人が多いのか?)
とか、ホワイトハウスのトイレの数は・・・「35個」とか、知ってても知らなくてもよいような知識が満載。

でも役に立つことも載ってます。

たとえば、映画なんか見ていて、アメリカのことをUncle Samって言うときがありますよね。あれはどうしてなのかな、と思ってたら、U.S.のことをある労働者がこういったから始まったそうです。
ちなみにイギリスのあだ名は、John Bull。

あと、ドラマなんかでhappy as a clam(貝みたいに幸せ)っていうセリフがあって、どうして貝みたいに?と思っていたら、「満潮だと浜辺で潮干狩りをする人がいなくなるので貝はとっても幸せ」というところからきているんですって!
ふ~~ん、なるほど!です。


それから、「その一言、ネイティブだったらこういう」というのもたくさん載っていて、なるほどね~と思わせられます。

Please sit down.は失礼で、「お座りください」ならPlease have a seat.のほうがいい、とか、Mr.とかMrs.とかMs.をつけるのは返って失礼になったりすることもある、とかね。


それでは、クイズの答えです。
1・・・a  2・・・b  3・・・b
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ナイトキャップに・・・ リスニング学習用に・・・ 朗読のCD

2007-05-21 | ENGLISH BOOK & STUDY
青山ブックセンターの回し者じゃありませんけど、洋書のOUTLET SHOPでの戦利品その2はアガサ・クリスティの短編の朗読CDです。

2枚の朗読CDと、その朗読の原文がのっている本が付いて1セット。

jesterはこういうCD、まず本は読まずに、CDを繰り返して聞いて、よく聞き取れなかったところだけ本で確認、という方法で使ってますけれど、それは人によりそれぞれの使い方があるでしょうね。
これはミステリなので、ラストが気になって、最後まで真剣に聞けます。

一説によると、繰り返して聞いておぼえるぐらいになってから本で確認するほうが英語力はあがるそうです。
そしてそのあと暗唱するといいとか。

jesterはそこまで聞き込めませんが、夜寝る前に、ちょっと本が読みたいけど目が疲れすぎ・・・なんてときにとても良いです。
このシリーズは音楽や効果音などがほとんど入っていないので、とても静かに美しい朗読を聴けます。

ナイトキャップ(催眠導入材)としても良好なんです。

ただ、いつもラストまで聞く前に眠くなるので、ラストがわからない・・・(爆)

なので、i-podに落として、ウオーキングで聞いたりもします。
1話30分ほどなので、最後まで聞くと「30分歩いたな」なんて確認できるし。


たとえば←この1巻、Agatha Christie Reader (Agatha Christie Reader 1)ですが、お話は

The Bloodstained Pavement
Wireless
The Hound of Death
Four-and-Twenty Blackbirds

の4本。 1本30分ぐらいですから全部で2時間程の朗読です。

こういう朗読って、読んでいる人の声や英語が好きじゃないと長続きしませんけれど、このCDセットは朗読している俳優さんが、テレビシリーズでミス・マープルを演じているJoan Hicksonさんとか、ポアロのDavid Suchetさんとか、おなじみの面々なんです

それと、ロード・オブ・ザ・リングスでサルマンを演じたChristopher Leeさんをはじめ、James Warwickさん、Hugh Fraserさんなどなど、すごく豪華なメンバー。

Christopher Leeさんのしぶ~い声に聞きほれてます。


ちなみに、このセット、アマゾンで買うと3,237円なんですが、CD2枚だし、本も付いているし、まあ妥当な値段かな~とおもいます。

でも、OUTLET SHOPでは1,200円でございました~

3巻はなかったので、1巻,2巻Agatha Christie Reader (Agatha Christie Reader 2), 4巻Agatha Christie Reader (Agatha Christie Reader)を大人(?)買いしてきました。

その後、行く度に3巻ないかな~とさがしてますが、出てきませんねえ・・・・
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洋書のアウトレット @六本木 青山ブックセンター

2007-05-17 | ENGLISH BOOK & STUDY
最近、本屋さんの洋書売り場で、YOHANのバーゲンブックを見かけます。
ワゴンなどに入っていて、ペーパーバックで大体1冊700円ぐらいにディスカウントされているもの。

在庫がだぶついたり、少し紙が黄ばんだりしたものが出ていると思われます。
ハリーポッターなんかの以前の巻も良く出ていますね。


で、六本木の青山ブックセンターの入り口前にも、そんなペーパーバックバーゲンの小さな本棚が出ていて、いつも通りかかると必ず覗くのですが、先日、大きく
OUTLET SHOP OPEN! と張り紙がしてありました。
青山ブックセンターの入り口の左のビルの入り口から入り、奥のエレベーターで2Fへ。降りたら左に行って、突き当りを右に行くと、Outlet shopが!

本のアウトレットなんて素敵です

YOHANのバーゲンで700円になっているペーパーバックがさらに500円に。
500円のものは300円です。

ペーパーバックは紙質が悪いので、発売されて月日がたつと、紙が黄ばんだりシミができたりします。湿気の多い日本では特に早い。
そうなる前に、売っちゃおう!ということなんでしょうか、全く痛みのないものがほとんどで、嬉しくなります。

それ以外にも、絵本やらお料理の本、インテリアの写真いっぱいの本なども安くなっています。

なので、最近は用がなくても途中下車して、ここを覗いています。

一昨日の戦利品はペーパーバックが10冊。

上の画像に写ってるタイトル&著者を読まれると、ちょっと冷や汗物ですが、英語の読書本では

1、英語が平易
2、先が気になる展開

をとりあえず重視しておりますので(・・・でないと最後まで読むのが大変!)今回は読みやすいエンタメ物中心になりました。

(以前のお買い物で、ファンタジーや児童文学を買いあさったのでこういう結果になったもので、こういうのだけ読んでるというわけではないのですが・・・


しかし・・・どこへ置くのだろう・・・
しかも・・・いつ読むのだろう・・・・

という不安を胸に抱きつつ、・・・また行ってしまいそうです。

まだ読んでない本がいっぱいあるって幸せ・・・


5月31日までOPENしているそうです

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Harry Potter and the Deathly Hallows の表紙がわかりましたね

2007-04-04 | ENGLISH BOOK & STUDY
前に書きました、ハリーポッターの最終巻の表紙ですが、アマゾンに上がってきました。
US版2599円Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)  UK版3112円Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK)

UK版の表紙・・・・どうでしょう・・・・
最初、1巻目がイギリスで出版されたとき、ここまで売れると思わなかったんで、適当な人がかいたイラストを表紙にしたらしいのですが、私は結構好きでした。
最近のはプロの仕事なんでしょうけれどね・・・

500円安いし、US版を買おうかな。

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The Subtle Knife 神秘の短剣

2007-03-26 | ENGLISH BOOK & STUDY
先日ご紹介したThe Golden Compass(His Dark materialsシリーズ)の2冊目、The Subtle Knife であります。

第1部『The Golden Compass』の最後があまりに「続く」だったのに、この本のはじまりはガラッと違う世界で、私たちの住んでいる世界に似ている世界の、Willが登場。
どうなるの??
と読んでいくと、しばらくしてLyraが出てきます。

WillとLyraが連れ立って飛び込む世界のイメージの不思議で多様なこと!
これこそファンタジーの真骨頂だと思います。
ナイフで空間を切り取り、どこでもドアを作って別の世界に侵入・・・
なんとも素敵な発想じゃござんせんか
大人のいない海辺の町、Cittagazzeが大好き(こわいけどね)なわたくしです。

3巻目で重要な役をするDr.Mary Maloneが出てくるし、jesterのすきなテキサス野郎のLee Scoresbyもまた出てきて、大事な中盤の物語が展開されます。

Jopariという名前が出てきて「そりゃあNipponeseだろう」なんて台詞があります。(P120)
Nipponeseって日本人のこと?? う~ん、ジョパリなんて名前は日本にはないぞ~(爆)

このタイトル、The Subtle Knife 、無理やりローマ字読みすると「ザ サブトル クニフェ」ですが、発音はもちろん「ザ サトル ナイフ」。
発音上読まないb、Kが含まれてます。

英語には時々こういう発音しない子音が含まれていて、混乱することがあります。
まあそんなにたくさんはないですので、要は慣れなんですけれど、ネイティブじゃない身にはつらいところですね。

英語の難易度は会話が多くて、1作目のThe Golden compassよりも平易だったような感じがありました。1作目を翻訳で読んで、大体の世界観をつかんで2作目から英語で、というのもありかなと思います。3部作の中では比較的薄いですし。
(ただし、このシリーズの翻訳はとても基本的な間違いが多いです。この巻でも初版では受動態と能動態を間違えて訳していたり、意味の通じない訳が結構あるようです。このことはまた後日書くかもしれません)
黄金の羅針盤—ライラの冒険シリーズ〈1〉 神秘の短剣〈上〉—ライラの冒険II  
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The Golden Compass 黄金の羅針盤

2007-03-22 | ENGLISH BOOK & STUDY
The Golden Compass (His Dark Materials)の映画化が進み、いろいろな画像がネットに出てきました。

その辺の話はJUNeK-CINEMAのほうでお話しするとして、こちらでは原作のお話をしようかなと思います。



12歳の少女Lyraと彼女のdaemon、Pantalaimonは、オクスフォードにある「ジョーダン・カレッジ」で育ちます。これが私たちの世界にあるイギリスのオクスフォードと重なるけれど微妙にずれている別世界。

daemonと呼ばれる生き物は、どの人間も1匹連れている動物で、いつもそばにいる。離れてしまうとお互い死んでしまう存在。
前にギリシャの古典を読んでいたときに、『ダイモン』という精霊が出てきたので、その辺が語源かなと思いますが、この発想がすごいですね~
私も1匹daemon、欲しいです。

そしてそのカレッジには、Lyraの叔父のLord Asrielがいます。(実は彼はLyraの叔父ではないのですが・・・・)(映画では007カジノロワイヤルのダニエル・クレイグなんですよね~)

友だちのRogerと地下の墓所で遊んだりおてんば邦題のLyraですが、Rogerが誘拐され、彼を助けるために、そして「Dust」というわけの分からない謎を追って、Lyraはalethiometerという不思議な羅針盤を手に北極圏へとむかう・・・。

という少女が主人公の冒険ファンタジーです。
子供向けファンタジーとして売られていますが、「本当に映画化できるの?」というようなキリスト教批判につながりかねない重いテーマを含んでいて、大人向けといってもいいほどの、深い内容なんですよね~

ま、物語の魅力についてはいろいろなところで語られていますしとても長くなってしまうので、とりあえずここではこの話を英語で読みましたら、という観点から書いてみますね。


英語自体はそれほど難しくないです。

たとえばalethiometerとかdaemonとかanbaricなど辞書を引いても出てこない単語がいくつかありますが、これは無視して読んでいればそれがどんなものか自然に分かってくる仕組みになっています。

そのほかには、たとえばheresy(キリスト教に対する異教)とか Venegade/renegade(改宗者、背教者)などのキリスト教用語、agin(againstと同じ意味)などのイギリス方言などの単語があるのを別にすると、難しい単語はありません。ごく基本的な単語で書かれています。

Harry Potterと比べると、1巻よりは難しいですが、Harry Potterの5・6巻を楽に読める単語力があればこちらも楽勝。

意味がぼんやりとしか分からない単語は飛ばしてもだいたい読めますが、時間があるときには1つずつ調べたりして、確認しながら読んでもお勉強になっていい感じです。


魅力的な登場人物と速い展開で一気に最後まで連れて行ってくれますが、しかしラストで無情にも「・・・続く」なので、気になって強制的に2巻に進むことになってしまうのですよね~
1巻が399ページ、2巻が326ページ、3巻は518ページ ありますから、なが~い旅をLyraとすることになります。

この辺は少々根気がいりますね・・・

でも、最近流行の多読で英語をマスターする、という方法があるみたいですが、薄い本を次々に読むよりも、こういう長い物語に浸って何日か(何ヶ月か)をその世界で過ごすのもいいもんですよ。
第一安上がりですし。

夜なんかにベッドにはいって本を手にとって「ただいま~Lyraの世界に戻ってきたよ」と寝る前の30分でもこの世界に浸る幸せ。Lyraや武装したクマ(強いのよん)と一緒に冒険する幸せ。
本好きにはたまりませんよね。

それにこういう長い物語は、読み終わったときの充実感が全然違いますしね。


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エラゴン Eragon

2006-11-24 | ENGLISH BOOK & STUDY
ついに映画館にスタンディーがたつようになりましたね、エラゴン!
12月16日から公開らしいですけど、楽しみです。

で、こちらは原作のお話。
ず~~っと前に読んじゃったのですが、映画公開の前に、キャストが発表されたので、脳内変換してもう一回読んでみました。

とくにBromがジェレミー・アイアンズというのが嬉しくて・・・・
もう、jesterのイメージぴったりだったんですよね~

Eragon (Inhertitance)原書は、Chiristopher Paoliniが19歳のときに書いたものです。19歳!!
それを家族のやっている出版社で出したそうで。
天邪鬼jesterはそれだけで「ほんとにおもしろいんか?」と疑問を持ちましたが、読んでみたら結構面白かったんですよね、これが。


この表紙のSaphira(ドラゴンの名前です)、すごく可愛い♪ので大きいバージョンで。


いろいろなファンタジーの影響が色濃く出てますが、とくに「指輪物語」の影響は濃いと思います。
もちろん欧米のファンタジーの基礎になっているものが同じ系統のものなので、それもありますけど、Farthen DurとかEragon、Elessariなんていう固有名詞だけでも、指輪アンテナぴりぴりしちゃうほどで、全体の展開もそれを裏切りません。
エルフ、ドワーフ、ドラゴン、魔法が大活躍で、全部指輪の世界に入っていてもおかしくないんですよね。

若い作者にありがちな、無理やりのつじつまあわせも今のところなくて、とても自然な流れで安心して読めます。

話は2冊目の本に続いていく感じなので、先が気になりますが、指輪ほど「お話の途中で~~」ということはなくて、一応完結してます。

ペイパーバックの本の最後にはA spesial preview of Eldestとして、2番目の本、Eldestの最初の章が載ってるんですよね~(予告編、って感じでしょうか。)

最初読んだときは2巻目がまだ出ていなかったので、その後空いてしまいましたが、いま2巻目のEldestを読んでいるところです。

1冊目は500ページ強、2冊目は700ページ弱、と分厚いので、その厚さだけでめげる人もいるかもしれませんが、英語は平易です。
(分厚いので、持ち歩いて読めないのが玉にキズで、なかなか進みませんが・・・・)
簡単なのを何冊も読むのもいいけど、こういう世界にどっぷり浸るのも楽しいです。

ハリポタ2巻ぐらいかな。指輪よりはずっと簡単。
文法も難しくないです。会話の中に少しだけ古い倒置法が出てきますが、意味が分からないほどじゃないと思います。

和訳を読んだ方が「語彙が少なくて疲れる翻訳」とおっしゃってましたが、英語ではあまり感じません。(というか、語彙が少ないほうが優しく読めるのでラッキーかも)
特に指輪のファンなら、映画などで単語に慣れているので、最初のほうでなれない動詞なんかが出てきても、それに慣れれば、あとは楽でしょう。

本の最後に、特有の言葉をどう発音するかが載っていたり、言葉の説明、エルフやドワーフ、Urgal(敵のモンスター)の言語の単語帳があったりして、その辺の懲り方も指輪を彷彿とさせます。


映画を見てから読むか、読んでから見るか、人それぞれですが、英語で読みたいと思っているなら、読んでから見るほうをおすすめ。
結末が分かっていると、読むモチベーションが下がっちゃいますから。

まだ公開まで1ヶ月弱あるので、原書が気になってる人はトライしてみるといいんじゃないかと思います。
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The Prestige

2006-08-09 | ENGLISH BOOK & STUDY
JUNeK-CINEMAの話題で、クリスチャン・ベイルとヒュー・ジャックマンが出演するという
The Prestige の原作を読んでみました。

この映画、なにしろそれ以外の配役だってすごいのです。

バットマン・ビギンズでベイルと共演したマイケル・ケインでしょ~

それに、アンディ・サーキスだとかデビッド・ボウイだとか。

トレーラー(こちら)を見ただけでどきどきしちゃう感じ。


なので、早速原作を取り寄せる・・・・
The Prestige (Gollancz SF S.)
しょっぱなから、Rupert Angierがヒューで、ベイルがAlfred Bordenね、と脳内変換して読み進みました


滑り出し、とっても快調。
世界幻想文学大賞を受賞したというだけあって、謎が謎を呼びます。

19世紀末から20世紀初頭の奇術師のライバル同士の話なんですよ
しかも単なるライバルじゃなくて、まじに憎みあっちゃってる・・・・

英語は奇術関係の単語に慣れてしまえば、平易な文体です。


話は奇術師のライバル二人の確執と、そこから生じた謎について、両方の子孫が、その手記を読みなが解いていく、という形で進みます。

複雑に仕掛けられた伏線。

子孫の青年が感じてしまう「どこかに双子の兄弟が絶対いる」という予感。
そして不可能と思えるイリュージョン『瞬間移動』・・・
どきどきしながらページをめくる手が止まらない・・・・

しかし中盤になって「奇術のネタの奪い合い」について延々と話されるあたりでは、「だからそれでどうしたの?? 話を続けろ~」とちょっといらいら。

しかも思わせぶりで謎の文があっても、なかなか答をくれないので、自分の語学力を疑いつつ(いやそんなもんはないのだが)、どこかで読み逃してたかしら?と伏線をさがして前に戻ったりしてなかなか進みません。

特に中盤はテンポがのろくなったのもあって、読むのにちょっとストレスが溜まりました・・・・・

しかし、映画にしたら、ビジュアル的に面白いだろうな~
というシーンが盛りだくさんです。


ちなみに日本語訳も出てます。「このミステリーがすごい」でベストテンに入ったのですね~
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師〈プラチナファンタジイ〉 奇術師
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