ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

永山裕子さんの個展に行ってきました♪

2011-09-07 | スケッチ・美術展
大好きな画家、永山裕子さんの個展に行って来ました。

悪魔のように細心に、天使のように大胆に操られた色と陰が、透明な水のにじみの中で花開いていました。

酔いしれて会場をぐるぐると廻り続けました。

真ん中に静物画のおなじみのモチーフが置いてあって、それを見ていたら、永山さんがいらっしゃいました。

「この葡萄、まるで作り物みたいですね」といったら、
「本物なんですよ、食べてみてください」とつまんでくださいました。
甘かった~~!!
種と皮をどうしようかと思っていたら、そばにディスプレイしてあった太いキャンドルをどかして、その下にあったキャンドルフォルダーを差し出して、
「ほら、皮と種、ここに出して!」といわれました。
そこに皮と種を出したら、おもむろにその上にキャンドルを乗せて、もとの場所に戻されました。

なんという大胆さ!

こんな気さくなお人柄も尊敬してしまいます。

透明水彩〈2〉“Infinit´e”透明水彩〈2〉“Infinit´e”
思わず大きなリンクの画像を貼り付けてしまうほど大好きな画集にサインもしていただき、Happy!!!

この画集の中の何枚かの絵の実物も見られて感激です。

表紙にもなっている『夢』という赤い薔薇と赤いキャンドルの絵、今までも大好きでしたが、これほどの大きさで描かれているとは思っていませんでした。
その迫力に立ち尽くしました。

画集には 「何かを覆い隠しているという夢をみた。」 という文がついている絵ですが、何を覆い隠してるのだろう、としばし妄想の世界へ。


「Magnolia」の花の中には小人が潜んでいるように思えてならないし、「雨」の車からの雨の街の風景は、雨の香りが当たりに漂い、気がつくとわたしも雨に濡れているかのような気がしました。

また、ボタンやホチキスなどがコラージュされた人物画も深くて素敵でした。


薔薇薔薇

会場では最新作の小さな画集、『薔薇』も売られていました。

薔薇の絵がいっぱいの、小さくて可愛らしい画集です。
どなたかにプレゼントに差し上げたいな、と、数冊買いました。
(でもこれは小さくて、本物の絵の迫力にはかないません。)


一番上の写真の、来年のカレンダーもゲット。

厚手の水彩画紙に、色とりどりの香り立つ花々が描かれ、これを飾るのが本当に楽しみです。

(カレンダーの写真はjesterが撮ったものですが、版権はすべて永山裕子さんに属します。無断転載なさらないでください)


透明水彩透明水彩
永山さんは、このほかにも水彩画のハウツー本を何冊も書いていらっしゃいますが、jesterのお勧めはなんと言っても、3冊の画集で、開くだけで心癒される、美しい水彩画がたくさん。

本当に素晴らしいので、ぜひご覧になってくださいませ。


永山裕子さんの個展は銀座のメルサの5階の東京セントラル美術館で9月6日から18日までです。

暇を見つけて、通ってしまいそうです。

コメント (6)
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