ICT工夫
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先日、7月初めだったと思いますが、東京電力社長が新潟県知事と面会したニュースがありました。この事はどこかに書いたかも知れませんが、その後を追っかけていません。「柏崎刈羽原発 再稼働」 で検索すれば記事は多数あります。
たまたまリニア関係で以前にリンクしたブログを訪問して記事に気が付きました・・・柏崎刈羽原発の再稼動とリニア実験の再開との関係(2013年07月03日)
このブログは、リニア中央新幹線、3日連続取材 その2(山梨県上野原市)(2013年05月18日)など、河川の水が枯渇した問題を現地取材された記事にリンクしたのです。

今回の記事では、柏崎刈羽原発の再稼働が山梨リニア実験線の走行再開と関係しているのではないかと書かれています。
 1988年6月に山梨県の反原発市民団体が東電に「原発増設の中止」を求める申し入れ行動をしたとき・・・・
 1989年8月7日に山梨県にリニア実験線の誘致が決まり・・・・
 ここに、『同年8月16日の新聞には、東電広報担当者が「リニアが走るにも膨大な電力が必要。近い将来(山梨県は)全国有数の原発消費県になる」とのコメントが載ります。』
 1992年に東山梨変電所が竣工
 柏崎刈羽原発から50万ボルトの送電開始
 1997年4月からリニアは走行実験・・・

時系列で拾うとこんな経過が書かれていて、「リニアが実験走行を再開するには柏崎刈羽原発の再稼動が求められるのではないのか?・・・あくまでも、これは私の推測です。」 と。まあ、確かにこの秋からの実験線は距離が長くなっているのですから、電力需要も前とは違うだろうとはシロウトの私でも考えられます。

私はこんな昔の話は全く知りません。柏崎刈羽から東京に向かう100万ボルトの送電線が山梨県の山岳部を通っているという話はどこかで読んだ記憶はありますが、それがリニア向けでもあるとまでは知りませんでした。
とりあえずメモしておきます。山梨の昔話にお詳しい方がおられましたら、このブロガーさんのご意見についてご検証いただけると、世の中が明るくなりそうです。

別件ですが、とりあえずここにメモしておきます。リニア明かり区間が密閉フードに被われてしまうことが問題になりました。その対策を検討中のJR東海が示したという小窓設置のテスト部分が7月17日夕方の県内テレビニュースで流れました。私はいつものことでナガラテレビでしたが、リニアという言葉を耳にして画面を見て、とっさにキャプチャーした画像です。
この説明については、「東濃リニア通信」の 2013-07-22 記事、広瀬さん講演予告! リニアのパラパラ漫画! リニアの運転手!に中日新聞が報じた記事が紹介されていますのでご参照ください。
この画像のようなものは掲載されていませんので、リニアに関心をもつ鉄道ファンの方々にもご承知頂く必要があると考えて掲載します。

リニア明かり区間フード

第2回中央新幹線小委員会 配布資料 の「技術事項に関する検討について(PDF形式:8.6MB)」 から引用したのが下図です
「実用化に必要な技術が確立している」と書かれています。山梨県行政各位が知らなかったはずがない。知事や市長が今頃になって土管は嫌だと言えるのかどうか、確認するためにシロウトの私が見付けたものです。
この報告が出た時点で山梨県内の沿線騒音に対する具体策を確認しておくことは当り前でしょう。それが未確定なら、まずはそれが確定するまでリニア推進を凍結するのが税金を預る方々の責任だと思います。

技術事項に関する検討

この「とりあえずメモ」は、2013.07.25 リニア新幹線明かり区間の密閉フード対策として転載しました。以後はこちらのページで更新する予定です。



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Acts for Democracy、2013年7月23日のトップ記事は、これは「交渉」ではない―日本は「何に参加するのか」、このブログは現地におられる NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子(Uchida Shoko)さんによるものです。
PARC は法人設立認証 2008年02月28日、定款に記載された目的は、
この法人は、国際的な経済社会問題および人びとの生活についての調査・研究を通じて、北の先進工業国と南の発展途上国の経済格差や途上国の貧困問題、国際紛争や地球環境問題の原因やそれを生み出す構造を解明する。その成果を日本の市民の間に広く伝えると同時に、世界各国の市民との交流や協力を行うことでともに問題を解決し、平和で平等な社会の構築をめざす。 
PARC 政策提言>TPPでは生きられない!STOP TPP アクション

7月23日内田さんの記事からほんの一部ですが引用、『改めて言いたいのは、日本が参加するのは「交渉」ではない、ということだ。 すでにTPPの24分野での議論は大きくは終了しており、マレーシア政府の発表によると29章あるうちの14章はテキストの策定も終わっている。もちろんこれからいくつかの分野で交渉は進む。しかし日本はそこで何を「勝ち取る」と設定しているのだろうか。』

日本から出かけていった大交渉団が受け取る文書には守秘義務が課せられたという記事もありました(ソース失念)。
世論を造り上げて安倍政権大勝をもたらしたマスコミが、マレーシアからどのような記事を送ってくるか、時間があれば見ておきたいと思います。
県内紙が交渉の状況をそれぞれの問題について伝える記事には、それぞれ森屋宏議員のコメントも取材して書いていただけることを願っています。全国どこからも誰でもネットで読めるような掲載にしていただくことを願います。
全国的に同じだと思うのですが、山梨県民も自民党を選んだのですから、TPP個々の問題についてもはや山梨県政に交渉権は無い、ただ結果を受入れるだけしか道は無いように私は思っています。
県民個々の問題としても消費税増税も、仮に浜岡原発が再稼働されても、同じだと思います。

別件ですが底流でつながる問題・・・いつも貴重な情報を整理してくださる「3.11東日本大震災後の日本」ブログが、7/22 ついに東電が汚染水の海への流出を認める!(1) を掲載開始されました。参院選が終ったところで出てきた東京電力の重大発表でした。
この方がお書きになることを信頼して拝読しているのは、『汚染水が地下水を通じて海へ漏れているという事実と、福島の魚が放射能で汚染されているということを短絡的に結びつけないで、後者については海水や魚のデータを見ながら慎重に判断していく必要があります。』 のようなメッセージが付されるところにあります。「リニアに何も問題はありません、地域の活性化です」 などと短絡的に述べる人々とは違うのです。



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