事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「龍馬伝」(NHK)

2010-01-03 | テレビ番組

Ryomadent おー「龍馬伝」面白いじゃん。

福田靖+福山雅治ガリレオコンビが坂本龍馬をどう描くのかと思ってたけど、必要以上にほこりっぽい画面と、まるでジェームズ・ニュートン・ハワードかと思うようなハリウッドスタイルの音楽(佐藤直紀)がはまりまくっている。

岩崎弥太郎を語り手にもってきたのもうまい。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」では、彼はひどいあつかいだったけどね(笑)

女性たちに庇護されまくった存在としての龍馬、というコンセプトはいっしょみたいだし、北大路欣也版(最後のセリフは「人間、頭をやられちゃ、おしまいじゃき」だったかな。こちらの岩崎弥太郎はなんと中尾彬)との差を楽しむことができそうだ。

日本史のなかで、実は忘れ去られていた龍馬がヒーローとなった経緯には諸説ある。でも、「竜馬がゆく」という作品の存在はやはり圧倒的だったはず。「龍馬伝」が、はたしてあの偉大な小説からどう離れていくのか、そのあたりも楽しめそうだ。
三菱グループの社員はみんな観るでしょうから、これは視聴率も高いざんしょ。

武市半平太が大森南朋、西郷隆盛が高橋克実というのもいいが、やっぱりおりょうを真木よう子ってのが期待大。って別に全裸シーンを待とうってわけでは(あんまり)。

にしても、まさかここまで福山雅治にそっくりな子役がいたとは。子役で勢いをつけようってのは、前作の子ども店長(労基法違反)を踏襲か。四十才になって顔に陰影が出てきた福山も、一年でどう変わるものだか。

ところで、ほんとにどうして目くそは目頭から出るんでしょう?それから、タイトル料はちゃんとつかこうへいに払ったのNHK?

なんと第2回につづく

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「かみつく二人」 三谷幸喜+清水ミチコ 幻冬舎

2010-01-03 | 本と雑誌

412bxmjj52sl 「むかつく二人」「いらつく二人」につづくJ-WAVEの「DOCOMO MAKING SENSE」書籍化第3弾。幻冬舎はほんとうにうまいところを突く。これからも刊行されるとすれば「こげつく二人」「くいつく二人」「にやつく二人」「ひりつく二人」「すいつく二人」ですか。どんな二人だ。

古畑任三郎を全部観る」を特集した人間としては、こんなやり取りに膝をうつ(ホントにはうたないけど)。

三谷:あと風間杜夫さんでいうと、『古畑任三郎』に、風間さんが出てくださった回があるんです。

清水:犯人として?

三谷:うん。僕は、全古畑シリーズの中で一番好きなんですよ、その回が。

清水:借りてみよう。

三谷:絶対面白いですから、自信作。もうね、ミステリでもなんでもないんです。その回だけちょっとコメディなんですけども。ま、全体的にちょっと「古畑」は変なシリーズですけど、その中でも特に変な回です。まあ、僕がこんなに言うのもおかしな話ですけど、その回は面白いです、本当に。

……まったくですな。っていうか清水ミチコ、古畑観てないんだ(* ̄▽ ̄*)/

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