DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

リトアニア初の世界王者誕生(WBAウェルター級:レギュラー王座ほか)

2022年04月25日 05時52分58秒 | 世界ボクシング

今月16日、米国テキサスで行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦(レギュラー王座):
挑戦者エイマンタス スタニオニス(リトアニア)判定2対1(117-110、116-111、113-114)王者ラジャブ ブタエフ(露)

*エロール スペンス(米)とヨルデニス ウガス(キューバ)による3団体ウェルター級王座統一戦のアンダーカードの一つとして行われたもう一つの世界ウェルター級戦。旧ソ連勢の無敗同士の一戦となった一戦は、「メインに引けを取らない好試合だった」と賞賛された戦いとなりました。

両者がリング中央でパンチの交換をする一進一退の攻防がフルラウンド続き、勝敗は判定に委ねる事に。スタニオニスが僅差の判定で王座奪取に成功しています。あれだけの打ち合いを36分間し続け、ダウンシーンがなかったのが不思議でなりません。

プロデビュー戦からすべての試合を米国で行ってきたスタニオニスが、祖国リトアニア出身者としては初の世界王者という栄冠も勝ち取っています。

 

同日、英国で行われた試合結果です。
WBAコンチネンタル・ウェルター級戦:
王者コナー ベン(英)TKO2回59秒 挑戦者クリス ファン ヘールデン(南ア)

*元WBOミドル級、WBCスーパーミドル級王者ナイジェル ベン(英)の実子コナーが元マイナー団体IBO王者ヘールデンと対戦。ベンにとり、プロ21戦目で2度目のサウスポー(左構え)選手との対戦となりましたが、全く問題とせず。最後は右からの連打でライバルを仕留め、保持する王座の7度目の防衛に成功。世界初挑戦に向け、また一歩前進しています。

このベンと、スタニオニス、又はブタエフとの対戦も見てみたいですね。

 

2022年4月25日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):エロール スペンス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/6)
WBO:テレンス クロフォード(米/5)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/1)
日本:小原 佳太(三迫/2)

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