DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

堀川、7度目の正直(日本ライトフライ級)

2015年09月18日 04時39分23秒 | 日本ボクシング
昨夜17日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライトフライ級王座決定戦:
堀川 謙一(SFマキ)TKO7回1分33秒 小野 心(ワタナベ)

*前王者となる木村 悠(帝拳)が世界挑戦を見据え返上した王座の決定戦。これがタイトル戦7度目の挑戦となる堀川が、元同級OPBF(東洋太平洋)王者の小野を終盤に仕留め念願の王座獲得を果たしています。

堀川の王座挑戦は2009年に始まり、その年の6月に空位だった日本ミニマム級王座戦に出場(判定負け)。2010年5月にOPBFミニマム級(9回TKO負け)、2011年にメキシコに渡りWBCインターナショナル・フライ級(8回TKO負け)、2012年10月に再び日本ミニマム級王座決定戦(判定負け)、翌年2月にタイでWBCインターナショナル・フライ級のシルバー王座(判定負け)、そして昨年2月には日本ライトフライ級の王座決定戦に出場し、そこでも判定負けを喫しています。

デビューが2000年4月までさかのぼる堀川の戦績は30勝(7KO)13敗(3KO負け)1引き分け。初陣以来、これといったブランクもなく定期的に試合をこなしてきた新王者。試合地も比国、タイ、メキシコ(2度)と海外遠征の経験もあります。堀川にとって“敵地”である東京のリングにも何度も登場しており、まさに叩き上げの選手です。こういう戦歴の選手は現在の日本では非常に珍しいですね。防衛回数更新、上の王座獲得と、少なくともどちらかは達成してほしいです。

兎にも角にも王座獲得、おめでとうございます!
コメント
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