DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

サリド、ロペスを返り討ち

2012年03月19日 20時38分30秒 | 世界ボクシング
先週末10日、プエルトリコで行われた試合結果です。
WBOフェザー級戦:
王者オーランド サリド(メキシコ)TKO10回32秒 挑戦者ファン マヌエル ロペス(プエルトリコ)

*11ヶ月ぶりとなる両選手による注目の再戦を制したのは前回同様サリド。

意外に思ったことは、9回終了時までの採点が2対0(86-84x2、85-85)で僅差ながらもロペスが支持されていたということです。私(Corleone)ははぼワンサイドでサリド(87対83)、と見ていました。

ロペスがボディーでサリドの動きを止めた4回と、右のショートフックでダウンを奪った5回ロペスに与えました。

試合は8回まで、サリドが前進し、それをロペスがさばこうとする展開で進んでいきました。パンチの被弾率は、下がっているロペスの方が多かったです。8回、9回と前に出たロペス。ここでは攻めているロペスがパンチを受けていました。10回早々、ダメージが残ったロペスにサリドが連打でダウンを奪いそのままレフェリー・ストップ。妥当のストップに見えましたが、試合後のインタビューでロペスは主審を非難しまくった様子。その内容は分かりませんが、ロペスにはかなり重いサスペンドが科されるようです。

ファイターとしての試合巧者ぶり、肉体、そして精神面のタフネスを存分に見せつけたサリド。保持する王座の2度目の防衛に成功しています。サリド株、これで大いに上がったことでしょう。
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