DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

内山、豪快に初防衛

2010年05月18日 05時20分40秒 | 日本ボクシング
さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦;
王者内山 高志(ワタナベ)TKO6回1分42秒 挑戦者アンヘル グラナドス(ベネズエラ)

OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級戦:
王者河野 公平(ワタナベ)TKO11回2分20秒 挑戦者殿村 雅史(角海老宝石)

*内山にとり、身長・リーチの差まったく関係なし。試合後のインタビューでは初防衛戦のプレッシャーはあったそうですが、観戦側からはそんな雰囲気はまったく感じ取れませんでした。
国籍を問わず、パンチを振り回すだけでこれだけ観衆を沸かす選手はそうはいないでしょう。しかし6回のKOパンチ、豪快では形容が足りません。
この試合では、右ボディー、フック系のかぶせるようなロングストレートを基点に試合を進めていきました。それに対し、左はそれほど見られませんでした。あるいは、これはグラナドスの右に対する作戦だったかもしれませんね。
グラナドスの見せ場は5回の終了間際のみ。あの積極的な攻撃が初回から見せていたら、内山は苦戦していたかもしれません。

レフェリーストップ時の挑戦者陣営の抗議は見苦しいもの以外の何者でもありませんでした。エイトカウントのあと、レフェリーは2回(確か2回だったと思います)ほど「さあ立て」というジェスチャーをしました。それでも立ち上がる気配がなく試合終了を告げられました。合計タイムは確実に10秒を越していたでしょう。

初防衛成功ながら、既に常勝将軍の雰囲気を備えつけ始めた内山。今後、どんな強豪達と戦っていくか、非常に楽しみです。

河野は格下殿村を終盤にストップし、同王座の2度目の防衛に成功しています。次戦での世界再挑戦もあるようです。
コメント (2)
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