馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

酒蔵訪問 「松の司」編

2017年02月13日 | Weblog
1月30日
滋賀県の「松の司」さん訪問❗️
実は、数日前の豪雪で日程を5日ずらしての蔵訪問だ。

数年前に自家用車を処分して今やもっぱらタイムズのレンタカー頼り。
(京都のレンタカーでスタッドレスタイヤ付きを探すのは、至難の技だ)


何故か前の車のスタッドレスタイヤがあるけど。。。



着ける車はない。


。。。


松の司〜〜⁉️ と、常連さんは思うけど
実は28年来のお付き合いでもある。因みに私が「梅乃宿酒造」の次に訪問した酒蔵さん!
いなせやグループ店では「松の司のあら走り」だけが定番だが…。
(だって高いんだもん。。。)


もうかなり以前に酒米をオール山田錦に変えてから(今は、一部「吟吹雪」も取り扱いされてますが)設備投資もされ居酒屋販売価格的に何種類も置けなくなってしまった。(花の都東京では、引っ張りだこ)


酒質を上げると価格が上がるのは致し方ない。たま〜によその店で飲むとやはり精度の高い日本酒だと実感する訳だ(先日、馳走いなせや昼酒会で大信州酒造の時も感じた繊細で優しいタイプの日本酒が多い)


飲食店も同じだが、いい素材を仕入れれば
それなりの価格になるのは当たり前な話。

後は、お客様の「選択肢」に委ねられると言う事だ。

経営者の決断。結果は、吉と出た。
ほんま凄い蔵元さんです。

まだまだ話は尽きないけど、そろそろ本題に入ります❗️

ど〜〜ん❗️
誰がどう見ても「松の司」に間違いない。

蔵元の松瀬さんは、私と3つ違いの54歳。
蔵にお邪魔するや否や「お互い歳とったなぁ〜」

そらそうや28年前と言えば
私29歳
松瀬さん26歳

。。。。。

歳もとるわさ。

もちろん、その間全く会ってない訳もないけど
最後の蔵訪問からは10年以上過ぎた気がする。


そうそう❗️
私が四条新町と室町の間の通りで「いなせや」の看板を掲げ、僅か6席のカウンターをメインでやってた時にちょくちょく寄ってくれてたなぁ。

「高田さん、何でうちの酒置いてくれへんの?」と松瀬さん。
「いや、うちは無濾過・生・原酒がうたい文句やし」と私。

「ほな何が欲しいか言って」と言われて、松瀬酒造に行ったのを思い出した。


何て強気な飲食店。。。

結局2種類12本づつしか買った記憶しかない。
ほんま、その節は失礼致しました。
(この歳になると、反省すること多いな)



今回一緒にお邪魔した「いなせや真」と「松浦すみれ」ちゃん。
(実は、先日知り合いの飲食店「まゆめ」を卒業した遥もいたが)

そして蔵の案内は、杜氏の石田くん。

まぁまぁ、イケメンやな…。
もちろん、前から知ってるけど。




蔵内は、抜群の清潔感。
もちろん道具もきっちり整理整頓されている。


そして徹底して小造りにて醸される日本酒。

気持ちいいほど、まとまり感半端ない。
(洗練された日本料理店と同じやな。お客様に見せる見せないじゃなく、現場で働く姿勢みたいなことやな)



杜氏の判断で「出品酒」のきき酒や「室」にも立ち入りさせて頂く。


確か「山田錦の純米吟醸」だったと思うけど。

蔵の裏には、自営田。
冬場の水を張ることで、土壌に浄化作用が生まれるらしい…。
へ〜〜!


そして
今回お願いしたのは

馳走いなせや昼酒会のお誘いだ。
こんな久しぶりに来て無茶苦茶やろ。


しかし松瀬さん
「3月やったら、この日なら大丈夫やわ」と

(久しぶりにビックリキャラ使ってしまった)


そんな展開で
いきなり「松の司」昼酒会決定❣️

と、言う事で3月19日(日)
松の司のフルラインナップで、開催致します。

午前11時30分開場

午後0時開宴

限定30人

会費7,500円にて。

馳走いなせやの「日本酒会席料理」と「松の司」のコラボです❗️既にかなりの予約頂いておりますが、若干空席ございます。どうぞ宜しくお願い致します。

松瀬さんもビックリのあの年の「松の司」
出し松瀬(まっせ〜〜!)


絶対びびるな❣️


最新の画像もっと見る

コメントを投稿