馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

馳走いなせや酒の会「2019・遊穂編」

2019年06月22日 | Weblog
全く忘れていたわけじゃないけど…





前にブログにもアップしたと思うが、最近はインスタ&FBでリアルタイムで投稿する事が多く
それを【今さら】みたいな気分も自分自身じつはある。


どうしても、ブログだと【振り返り】になってしまうのもどうなんやろなと思う訳だ。


先日、とあるお客さんから
「今回のブログ、前にFBに投稿してたよね」
と、ツッコミが入るとう〜〜んと考えてしまう。
(もちろん、パソコンユーザーで直接「馳走いなせや」のホームページから【馳走いなせや奮闘中】をご覧の皆さまもおられるのだが…)

これだけ手軽に情報が入ってくる時代。
どうしたもんかねぇ……。

簡単に考えれば、コピペが一番だが
自分の投稿内容をコピペするのは、性格的に無理だ。
FBの誕生日を削除したのも同じ理由。
お祝いのメッセージを頂いた方々に、全て違うコメントを返すのに疲れきってしまった…。
2〜3日をかけて返信すると、クタクタになる。

律儀なのかどうかは、自分じゃわからないけど「同じコメントを返すのは失礼」
これが性分やな。
(他人の投稿は、あっという間にコピペするけど…)



そんなわけで(どんな訳やねん)やっと遊穂の会をアップする事になった。






当然⁉️ と言えば当然の「昼の部」一階二階席ともに【満員御礼です】

さらに今年から始めた「夜の部」もほぼ定員。


誠にありがとうございます😊

今年、御祖酒造として初めての二部制。
「今年から昼の部と夜の部の二部制にしたけど、ええかなぁ…」

蔵元の美穂ちゃんに、恐る恐る電話をかけたら
しばし沈黙の後




「もちろん、そんなにお客さん来てくれるなら全然大丈夫です👌」



ちょっと沈黙の時間が気になるけど。。。。。



2人揃って、11時ぐらいに来店してくれた。



この笑顔は、いつまで続くかやな。



ちなみに
これは、最近某NH…ののど自慢で予選落ちした2人だ。

予選会場では、蔵作業用の白い長靴を履いていたけれども。。。。。



まぁ、それはさておき

相変わらずランチメニューの前面に貼ってある、酒の会の為貸切の張り紙と

暗いからだろうが
天井に向けて付いているスポットライトが気になる。


気持ちはわかるけど、ちょっと残念だ。。。。。







二階席のお客さん達❗️

そして一階席の皆様。

当日の料理は









一番最初の料理は「能登のもずく酢」
酒蔵は、石川県羽咋市なのである意味【掴みはオッケー】だ。
この写真は、夜の部て撮影した。

何せ昼の部は、ギチギチ満席で
横道杜氏・美穂社長とも昼と夜の部の間に食事をして頂き、その後何故か買い物❓

美穂ちゃんの気遣いで、アルバイトスタッフにケーキを買って頂く🍰

その後、横道杜氏は蔵の個室で昼寝



そして夜の部

不思議なのは、昼の部より夜の部の方があまり飲まれない。これは、集まるお客さんの違いなのか〜〜❓


それとも、地球の🌏磁場の影響なのか…。



夜の部は、一階の広間限定なので
やる側にとっては、気が楽やなぁ。


横道杜氏と美穂社長も、客席に入れ替わり張り付いて頂き終始和やかな雰囲気だ❣️




さて、そんな遊穂の会の日本酒達


もともと「無濾過・生原酒」そのものが好きじゃない横道杜氏の嫌がるラインナップとなった。

「無濾過・生原酒」とは

本来なら酒蔵に行った時に、加水や熱処理をする前に少しだけ飲ませて頂けたり蔵人だけが【きき酒】する特別な日本酒だ。



何度かブログにて投稿しているが、そんな状態の日本酒に惚れたのも私。

30年ぐらい前の酒蔵じゃ「あんた、この状態で日本酒出すわけないでしょ」と、散々言われたが。

今や「無濾過・生原酒」じゃなきゃ、日本酒じゃないみたいな考え方もいかがなものでしょうか❓



私自身
「無濾過・生原酒」「加熱・原酒」「加水・生酒」「アル添清酒」「加熱・加水清酒」なんでも頂く。

これほどバラエティなのは、日本酒ぐらいやろな。













❗️



最近は、年のせいかどうかは知らないけれど
「無濾過・生原酒」が重く感じてしまう。

いや、決して駄目じゃなく
1〜2杯なら、むしろ美味しいけど飲み続けるのがしんどいって事。

「あ〜加水清酒って楽やなぁ」「スルスル入るし、ずっと飲めるわ」
みたいな感じだ。
(間違いなく、年やな…)




ただ、思うのは
本来なら、もっと早くにそれを感じるはずやのに50歳半ばまで全く感じなかったって事。



しかし、更に凄いのは私よりも年上のお客さんが無濾過・生原酒をまだ飲み続けているって事だ…。


そんなわけで、最近は加水火入れの日本酒にも興味がある。


味が多すぎなくて、酒の輪郭がはっきりとしてるのもいい。



ついこの前まで「サントリーモルツ」が好きだったのに、近頃は「アサヒ・スーパードライ」がよくなってきたわ。


女性の好みも「ぽっちゃり健康的」から「スレンダー派」に変わったけどね。
最近のマイブームは「塩お好み焼き」
そう、ソースやかつお節をかけずにほんの少しの塩を付けて🧂食べる だ。
凄くキャベツや豚肉の味わいがありますので、是非お試しください。




あちゃー、かなり余談になってしまった…。




夜の部も無事終了して、2人が帰る前にちょっと一杯❣️

向かった先は「益屋酒店」さん。


あれっ!

向こうに見えるは「亀山学」のオーナー亀山学
(ほんま、自分の姓を店名にする店はあるけどフルネームって…)

そして

これは、自慢のUFO🛸Tシャツらしい…。
(既に、私と同じ還暦過ぎやのに)


さすがに電車の時間があるので、本日はここまで


四条通りで、お別れとなった。

横道杜氏そして美穂社長

ほんま長い時間ありがとうこざいました。
どうぞ、これからもよろしくおつきあいくださいませ❗️❗️







新企画

2019年06月15日 | Weblog

まぁまぁ雨も降っているのに、いつまでたっても関西圏は梅雨入りの発表がない…。

もしや、このまま夏になるん違うやろか⁉️


しっかり梅雨入りして、農産物や琵琶湖に恵みを与えてほしいもんだ。
何やら天気予報では、今年の夏は「冷夏」とか。。。。。

昨年の夏は、京都でも後0.3c°ほどで40c°と言う激アツ状態やったし身体的には有り難い訳だが…。

ただ冷夏になると決まって食材(特に農産物)の値段が上がってしまうので、それはそれで困る訳だ。
適度な梅雨と適度な夏が望ましいのだが、そんな人様に都合よく天候が合わせてくれるはずもない。

最近のニュースでは、世界各地で異常気象が頻発して2050年には人類は絶滅すると豪州の科学者の方が発表したらしい。


どこまでが、真実かわからないけど
こんなニュースを見るたびに「井上陽水・傘がない」を思い出す。
1972年にリリースされた曲だが、ちょっと歌詞をコピペしたので



発表当時は「今の若者たちは、何と身勝手な!」と、問題になったらしいけど今もあまり変わらないな。
私は、若干13歳だったので(わっか〜〜❗️)歌の歌詞の意味もあまりわからなかったけど。

たしかに「問題は今日の雨、傘がない」
が、現実的なんやろなと思う。
そんな事を考えると、香港では政治家が決めることに大人数の若者がデモをしてる(もちろん日本でも過去に若者たち主体のデモやストライキもあった)訳だが、今の日本ではない話やな。

同じ無関心でも「質が違う」のかもしれないし、国民性や取り巻く環境が違うのかもしれない。


親になって親の気持ちがわかる。
爺い婆あになって、その気持ちがわかるのは

単純に「その立場」にならないとわからないし、わかる努力もしないって事やろう。

今、還暦過ぎて「問題は今日の雨傘がない」とは思わないな。




いや…。たまにはあるけど。。。





そんな訳でまた、前振りが長くなってしまった。



さて、最近(株)いなせやでは定期的に知り合いの方がセミナーを馳走いなせやで開いてくれている。
どうしても、私のミーティングだけでは偏った物の考え方や理論になるので違う風を入れたかったのが一番の理由だ。

百人の社長がいれば、百の考え方がある。
もちろん自分の考え方だけでいいと仰る社長もおられるのだが、私は全く違う意見だ。

いいと思う提案は、どんどん取り入れたいし
会社が古くなっても新しい考え方があれば、常に前に進んでいけると思っている。

もちろん、その為の勉強もしているのだが
「話す相手が変わると、聞き手の態度も変わる」

単純に言えば、社長と社員は親子ほど歳の差もある(いわゆるジェネレーションギャップ)

それじゃ誰の言葉が響くかと言えば、いわば兄貴分的な方がいい。
(これは、個人的意見)


例えば
「お〜!俺も現場に弟分が多いし、皆の気持ちもわかるけどさ、やっぱ会社ってこうして皆んな給料が上がる方がいいんちゃうか?」
みたいな感じだ。

もちろん私が言っても行動するけど「やらされてる感」より「やってる感」が大事❗️
(すぐ答えを出すのが、私の悪いところでもある…)

これ、凄い大切なことです。

私も飲食店経営をして30年が過ぎ、決して古くさい考え方の人間じゃないと思っていますが
人に気分良く働いてもらうには、気分良くしてくれる人がいると全然違ってきます。

「あ〜!又社長があんな事言ってるわ」より、遥かに効果がある(やる気が出る)んですねぇ。


そんなセミナーで、馳走いなせやメンバーと私の考え方を合わせてこんなイベントを企画した❗️


これは、パンフレット。

そして、これが「前売り券」だ。
7/1〜7/末日までの限定メニューとなります。

もちろん7月中にご来店頂いたお客様も、購入して次回(7月中)来店での利用可能です!

思った以上に材料費がかかりましたけど、必ず納得して頂けると思いますよ❣️


他の料理も召し上がって欲しいので、2人でシェアぐらいがちょうどいいかな。




そして、7月中には「鰻料理」も一品メニューとしてラインナップしております。たまたまのご来店もお値打ち価格で提供しておりますので、是非ともご来店下さいませ。
(祇園祭り開催中も大丈夫です👌)

8月は「夏酒フェアー」

スタッフの皆が考えてくれたことが、いい結果でればいいなぁ。


皆様のお越しを「雄町しております〜〜❗️」