馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

7月に入ってバタバタしてます!

2017年07月18日 | Weblog

京都では祇園祭りがあり、なおかつ年度変わりでもある7月。
((日本酒の酒造年度変わりも7月からだ)



確か昨年のブログにも書いたような気がするが。


おおまかな日程でも、このように祇園祭りと一言で言っても「行事」が目白押しだ。
(いや…。私、役員してる訳じゃないのですが)

細かく書けばきりがないので、省略させて頂きますが…。

長年、京都で飲食店を経営していると
いわば、絡みも多くなり
自分だけのことじゃない用事もある、今日この頃。。。


どうしても有名な「山鉾巡行」だが、もちろんそれだけではないのが「祇園祭り」である。

おっと、その前に山鉾(やまぼこ)についてコピペ引用させて頂こう!


山鉾
やまぼこ

神霊の依代(よりしろ)で、祭礼の神幸のときに引き出すもの。山は曳山(ひきやま)とか山車(だし)ともいわれるように、人形を飾って囃子(はやし)の人たちが乗り、曳子が綱で引く屋台のことであり、鉾は屋台の上に立てて飾るものをいう。神霊がこれにのりうつって村や町を巡幸し、氏子の生活を見守る趣旨のもので、神輿(みこし)の御幸(みゆき)と同様の意味をもつ。京都の祇園(ぎおん)祭の山鉾巡行や岐阜県の高山祭など著名で大掛りなものも多いが、村々では唐傘(からかさ)形のものに布をかぶせた素朴なものもみられる。夏祭りの風流(ふりゅう)として華麗に発展した。[井之口章次]



「月鉾」と「菊水鉾」だが、こういった鉾が上にあるのが通称「鉾」である。


カマキリで有名な「蟷螂山」

このように「人」ではない山もある。


「巡行」の数日前から「鉾立て」という作業が、彼方此方で始まり
その後「曳き初め」をして「宵宵山」→「宵山」→「巡行」となる。
(この間、京都の中心部は交通規制がかかり車は大渋滞となる)



言葉にすると簡単やけど、いわゆる「鉾町」「山町」の方々は5月頃から準備に追われる日々を過ごす。


そんな「祇園祭り」にひときわ出来る行列が


「ぜぜかんぽっちり」と言う中華料理店の「しみだれ豚まん」

全国展開されてる「際コーポレーション」さんの店だが、期間中の販売個数は20,000個を越えるとの噂。。。

一個500円やから1,000万円超え❗️ほんまかいな〜〜❗️


ずっしり重い豚まんは、確かに値打ちあるしリピーターが増えるのも納得いくけど
20,000個って。。。
(写真は撮り忘れたけど)

毎年まとめ買いする常連さんまで出てくる状態だ。


そして、桁は違うが
新町四条上がるの和食「一」さん。

私、個人的にも知り合いの飲食店やけど
数年前から「祇園祭り」限定で、店舗前で販売しているのが「はもカツバーガー」🍔


店舗の通常営業をやりながらの昨年販売実績は❗️
2,500個❗️(これもまた凄い!)


ご覧のとおり、バンズにはものカツと特製紫蘇タルタルソースがトッピングされ
いかにも京都らしい逸品だ❗️

以外に地方から来られるお客さんには、いわゆる出店目当ての方もいらっしゃるので
話を聞くだけでも面白い。

(多分、これだけでも雑誌が発行できるんたゃうかなぁ)




7/15・16日には、午後6時から四条通りと烏丸通りの一部が「ホコ天」と化す!

四条通りは「山鉾」も多くあるしわかるのだが、烏丸通りは、ほとんどと言っていいほど目指す山や鉾もなく

ほぼ「テキ屋」ストリート状態。。。

まぁ、烏丸通りの東西を結ぶ意味ではわからんでもないけど
ちょっと、京都の祭りとしては微妙やなぁ。




そんな祇園祭りのメインイベントでもある「神幸祭」は


これもコピペ失礼。
(最近は便利な時代になったもんや)


京都人は、神輿が出る「神幸祭」が祭りのメインイベント。
観光の方は「山鉾巡行」がメインイベント。
らしい…。

まぁ、どちらも必要不可欠なので文句は言うまい。



こちらは、三条商店街の神社を出発する通称「三若会」の皆さん。

ざっと1日で10時間近くご奉公されます。

八坂石段下に集まった三基の神輿は、圧巻❗️


ここから市内を練り歩き

寺町四条の「御旅所」に帰ってこられました。



しかし、凄い人 人 人❗️❗️

神輿の担ぎ手には、知り合いも多いので
今日は一日、皆さんの応援もあり忙しくさせていただきました。

さて明日18日からは「後祭り」の鉾立てが始まる。

日本一祭り事の多い京都。楽しいけど、大変やわ。。。




ここでお知らせ❗️

いなせやチームの夏季休暇です。
例年は、お盆明けだったのですが
今年は、諸事情により早めに休業致します。

どうぞよろしくお願い致します。






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