新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

浜野マユミさんの「とらやの染付け皿」とそのほか

2007-03-30 19:03:06 | 染付け
友人から、池袋で「伊万里焼・有田焼伝統工芸士会展」の情報あり。会場の全国伝統的工芸品センターは、以前から興味があり、池袋に用があるときはたまに顔を出しておりました。会場には一流の作家の作品が展示され、比べてみることが出来ました。呉須の色合いがそれぞれの作家によって微妙に異なり、それが絵付けのデザインともマッチして、勉強になりました。

移動中、浜野マユミさんの新作が、今日オープンの東京ミッドタウンの「とらやミッドタウン店」で売られるとの情報あり。大型の地域開発やモールの開店に行くのが大嫌いな私は、足を延ばすのを逡巡しました。先日の横浜ららぽーとの開店翌日にも偶然出かけ大変な思いをしましたので。

そんな私が、渋谷から六本木行き都バスに乗っていたのは、なぜでしょう。
東京ミッドタウンは思っていたほど混雑はしておらず、「とらや」を探してうろうろ。「とらや」には、店舗の半分を使って、新店舗開店記念の限定作品が並べられていました。羊羹の《夜の梅》のための器と言うコンセプトです。
浜野マユミさんの「染付け」の他、「漆」「金属工芸」「陶芸」「切子」の各作品が並んでいました。浜野さんの作品は写真の「虎」「桜」「蒲公英」「芥子」です。特に虎には、やはり「とらや」向けの作品として苦労されたのではないでしょうか。
店員のしつけが良く出来ており、応対が大変丁寧でしたので、いい気持ちになり、こちらも裕福な客の芝居をさせていただき、四枚全部購入してしまいました。開店記念限定で、枚数も大変少ないようです。浜野さんファンの方お見逃し無く。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆急全線ウオーク関連

2007-03-29 11:54:45 | ウオーキング
伊豆急全線ウオークを、昨日無事に完歩出来ました。
そこでまだこのウオークについてご存じない方に、ルールや仕組みについてご説明します。
ルールは3つ。
①スタート駅で入場券を購入し、ゴール駅で検印スタンプを受領、それを「電車物語・想い出帳」に貼る。(写真を参照)
②歩く方向は、伊豆急行線の下り方面(伊豆急下田駅方面)。
③スタート駅はどこでも自由。一度に何区間歩いてもOK。
これだけです。なお、受付時間は8:00から16:00までです。

その他の注意点。
①国道沿いを歩く区間が、いくつかあります。歩道が大変狭いところがあり、車に注意されたい。各スタート駅にその区間のコースマップが設置されているので、区間内の注意箇所を歩く前にチェックしてください。
マップには、所定のコースのほかに観光コースが示されているのもあります。時間があればぜひこちらもどうぞ。史跡・名所スポットもあります。
②片瀬白田駅ー伊豆稲取駅、河津駅ー稲梓駅の2区間は距離が長く、人家の無い山道を歩くことになります。女性の方はグループで歩くことをお勧めします。

でも稲梓の駅は桜の季節とても良いですよ。山の斜面50m位高い所に駅があり、下に集落四方は山と、絵になります。駅員によりますと、撮影に良く使われるそうです。昨日も、駅舎の窓ガラスに、サインが2つあるのを見つけました。誰のサインかは、ご自分で確認してください。

それでは、多分また9月から始まるでしょう。何処かの空の下であなたとお会い出来るかもしれません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆急全線ウオーク完歩!!

2007-03-28 22:38:19 | ウオーキング
06-②その3伊豆急全線ウオーク本日無事下田に到着。完歩しました。
到着順位は1,795番でした。ちなみに①では75番でした。
絶好のウオーキング日和に加え、春休みで、親子連れや中学生の一人旅と、いつもに比べ遭遇した人は大勢でした。
コースは、伊豆稲取駅ー10.4kmー今井浜海岸駅ー2.0㎞ー河津駅ー10.3㎞ー稲梓駅ー3.6㎞ー蓮台寺駅ー3.1㎞ー下田駅合計29.4㎞です。三日間の中では最大の長さとハードな区間です。特に河津駅ー10.3㎞ー稲梓駅は第1回目では国道沿いに12kmある最長区間でした。このとき私は、実は1/25000地形図が愛読書でして、自分で現在のコースを見つけ、こちらを歩いておりました。一昨年から、指定コースがこちらに変更になり、してやったりです。
ここも10kかけて海岸線から180mをだらだら上っておりる行程です。
写真は、完歩賞としてバッジを収める額とそのバッジです。なを、今回は、完歩達成者が大幅に増えており、額は後日となりました。これは昨年秋の1回目の額です。関連HPはこちら伊豆急行です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内田 康夫その1

2007-03-26 21:53:53 | 読書
書店で新刊が出ていると、その作家名だけで内容を観ずに購入する作家が何人かいます。海外は別の日にして、日本では古い順に言いますと、江戸川乱歩、松本清張、池波正太郎、藤沢周平、平岩弓枝(時代小説)、内田康夫等々です。平岩・内田両氏はハードと文庫本両方購入してます。

さて本日はその中で、内田康夫について語ります。一番の自慢は、内田康夫さんが最初に自費出版で出した「死者の木霊」を持っていることです。講談社の文庫で「死者の木霊」を知り、その後古本屋で偶然購入できたことです。

最近と言っても昨年のことですが、いつもの駅前の書店に入ったとき、新刊で「棄霊島」が出ていました。いつもでしたら、すぐに買うのですが、今回はたまたま週刊文春で同小説が連載されており読んでいたこと、単行本で上下2冊でちょっと金額が張ることで、購入を躊躇しました。
それから数週間後、別件で隣の市へ出かけたときに、習慣で駅ビルの大きな書店に入りました。当然内田康夫の「棄霊島」が平積みされていました。何気なく観ると写真の通りサイン入りです。即購入です。
公衆電話から、文芸春秋へ確認の電話です。「何冊ぐらいサインされたのでしょうか」「全国の書店全てには配送できません。先生が100事件記念として一生懸命サインされました。冊数は申し上げられません」と言う返事。もし先に購入していれば、平積みのコーナーには、近づかなかったでしょう。
後日談がありますて、写真の右側に移っているのは、抽選で2,000名の特製携帯ストラップです。さらに、その後9月2日にホテルオークラの特別講演会「虚構と真実のはざま」にも参加さ来ていただき、嬉しいことに、質疑応答で、内田さんに質問もさせていただくことが出来ました。昨年の楽しい思い出です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

源氏物語絵巻のつづき

2007-03-24 22:47:27 | 読書
昨日購入しました「よみがえる源氏物語絵巻」全巻復元に挑む(NHK出版)を朝から読んでいました。
日本画家、蛍光X線分析器や蛍光撮影法による岩絵の具や有機染料の分析・模様図柄の復元、平安時代の紙の復元と、もっぱら技術面でのドキュメンタリーとしても楽しめました。

昨日も述べましたが、展示会場には復元図面と対比して原本のデジタル撮影図が並べてありました。その原本の傷みが激しくこれが国宝かと驚いた次第です。復元図を見ると、いかに原本が剥落・退化しているのがわかります。復元した画面の色彩の美しさを実感すればするほど、原本にがっかりしていました。

ところが、午後になってふと気がつきました。例えば国宝の仏像で、製作当時の金箔がはがれていない仏像があるかと言うことです。しわや衣の襞にかろうじて残っているだけです。金箔でさえこの状態です。
変色しやすい絵の具や染料、破れ易く傷みやすい紙の上に書かれた絵馬物が、むしろ九百年後の現在、残っている事が奇跡では無いかと言うことです。
「失われていく時間に逆らえない、絵巻物の姿を出来るだけ正確に多くの人に伝えなければ」美術館の意向に感謝しなければならないと思います。
一連の展示が終われば、もう複写図も簡単には観られなくなると思います。
昨日の偶然に日本人として感謝です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

源氏物語とビーズグランプリ

2007-03-23 17:24:44 | 読書
ビーズを、万華鏡の素材として使っているのを知っている友人が、ビーズグランプリイン横浜の優待券をくれました。横浜高島屋です。どうせ横浜へ行くならと、そごう横浜店をチェックすると、そごう美術館で「よみがえる源氏物語絵巻」を開催してました。そこで今日二つの百貨店を掛持ちです。

①ビーズグランプリイン横浜  ビーズを買いに行く度に熱心な女性客が多く来ているのに圧倒されいてました。でもそれ以上のビーズの世界がありました。予想以上に年配の女性が多いようです。入賞作品や作家の作品の緻密さに驚きました。ビーズ屋の出展もあり、むしろそちらが目的でしたので、これから店を調べます。

②「よみがえる源氏物語絵巻」が得をしました。
国宝「源氏物語絵巻」は徳川美術館に詞書28面と絵15面、五島美術館に詞書9面と絵4面が所蔵されており、平成10年からの化学分析、平成11年からの「る源氏物語絵巻」復元模写プロジェクトで、絵19面が復元され、900年前の当時の色鮮やかな絵巻物がよみがえりました。それを、復元模写図、昭和模写図、原本デジタル画像図と3点が並列展示され、復元模写の苦心と、往時の美しさを創造されます。900年前にこのような絵巻物が描かれたとは、技術のすばらしさと豪華さに感激しました。
ただ、原本の傷みがひどく残念至極です。剥落した絵の具は、痛々しくさえ感じられ、これが国宝とさえ思いました、だって、デジタルとはいえ、「源氏物語絵巻」を始めてみたのですから。
自分の、日本人としての勉強不足に恥じ入りました。解説ボードの中の登場人物を、男名前と、女名前を勘違いして読んでました。それは「夕霧」「薫」「柏木」です。これが男性の名前であると途中で気がつきました。恥ずかしくなりました。
めったに買わない、図録と言うかNHK取材班の解説本を買いました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おとし文」を最近!

2007-03-21 17:55:56 | グルメ
衣食住はそれほど関心が無いのですが、一方凝り性と言う性格から、一つのものが好きになると、暫くそれを続けてしまいます。
「いつも同じものを来ている」なんて、あなた、こっそりそう言っていませんか。

最近良く食べるのが、東京・銀座の清月堂本店の「おとし文」です。もともと、関西在住の知人が、ご主人と東京で待ち合わせするときに、東京駅大丸の同店付近で待ち合わせし、必ずこれを買って帰るそうです。その習慣を何年も続けていると聞いて、食べてみたくなったのです。
「おとし文」は、独特のやわらかさとホロホロとした口溶けの黄身餡とこし餡が、上品な甘さが口の中に優しく広がります。徳島産の和三盆が実力を静かに発揮してます。
出かけて行って買うほどではありませんが、用事があるときそちら方面に店があるかはチェックしてます。昨日終日品川に居りまして、たまたま昼食に品川駅に出かけたところ、京急品川駅ビルで写真の商品を見つけました。季節限定の「桜仕立」でした。いつもは10個入りのところ、これは8個入りでした。ちょっと残念。でもほのかに桜の香りがして、おいしいものでした。
だいたい、夕食後テレビを見ながら、2つつまむのが私のペースです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「美味しんぼ」新刊購入

2007-03-19 19:09:43 | 読書
その前に、今日の標本木は、まだ3輪で開花宣言にはならずとの報道です。近所の約100本ある並木道へ出かけてみると、そこでもまだ固いつぼみでした。満開になりましたら、桜のトンネルの写真を掲載します。

さて、月曜日発売の週刊誌がつまらないので、保留していた「美味しんぼ」の第98巻を購入しました。いい年をしてコミックなんてということはありますが、それでもいくつか購入しています。古い順に①「山口六平太」サラリーマン物ですが、マンネリを感じ10数巻で購入停止。②「こちら大阪社会部」新聞記者物の傑作。最近再出版されているよう。大阪読売の社会部の実話で、TVでおなじみの大谷さんの若い頃が主人公です。読売は好きではありませんが、大阪読売の社会部長黒田さんとその仲間の活躍がかかれています。文庫本によるさらに詳しい活躍も出版されています。「お父ちゃん車どけて」や「パンの耳」の話は、思い出すだけでいつでも泣けます。これがあるので、俳優になっても泣くシーンをうまくやる自信はあります。

「美味しんぼ」第98巻は、日本全県味巡り(長崎県編)です。卓袱料理から約60種色々知らない、食べたことの無い料理ばかりです。初期の頃は、基本的な一般的な料理も多く、書いてある通り作ってみようと思ったこともありますが、最近は、世界の各地の料理を含め、情報提供のような側面もあります。
100冊近くなりますので、時間が出来たらデータベースでも作ろうかと思っていたら、DSでレシピ集が出たそうです。始めなくて良かった。でも、DSがまだ買えません。
長崎の食文化と平和と国際友好、長崎食文化の独自性と長崎独特の”甘さ”。全く、独自と独立の食文化ですね。食べてみたいものと、そうでないものと、客として出されたらどうしようと、考えてしまう料理もありました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票所に一番乗りした有権者が頼まれること

2007-03-17 22:30:00 | その他
統一地方選挙がそろそろ近付いてきました。選挙関連の話題を、その時期に話すのはまずいかな、なんて思って今日書きます。

以前、クイズ番組でこんな問題がありました。「投票所に一番乗りした有権者が頼まれることは、何ですか」  

答えを聞いて、自分もやってみたいと、次の選挙を狙ってました。私の自宅は、投票所まで歩いて5分です。7時として、いつもよりちょっと早く起き、顔を洗って出かけても、一番乗りはそれほど難しくありません。

何を頼まれるかお教えします。投票箱の中が空である、投票用紙が既に入っているなんて事が無い、と確認することです。
係員が見せますから、はいと確認するだけで、全く簡単なことでした。私が、署名もしませんし、封をするわけでもありませんでした。

でも、なかなか体験できませんから、面白かったです。朝一番に駆けつけることが出来る人は、いちどやってみたらどうですか。
なお、これは数年前のことで、直近の選挙では確認してません。こんな事は一度でいいので、其れっきりにしてます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眼底検査のおすすめ

2007-03-16 17:34:08 | その他
丁度2年前、一昨年の3月、眼底出血をいたしました。と言いますより、年1回の胃の内視鏡検査で、のどの麻酔が効くまでベッドの上で大人しく病院の天井を眺めていました。そのとき異常な影を見つけたのでした。ネットで調べた隣駅の眼科に受診、結果、眼底出血をしているとのことでした。出血が視神経に架かっていたので、影が見えたとのことです。架かっていなければ、影も見えず、発見も遅れたと告げられました。
薬で治すとの診断で、それから約一年の通院で治癒、今は半年に1回の定期健診です。
現在診察時間は正味5分くらいですが、その前に眼圧と視力検査、それに眼底検査準備として瞳を広げて目の奥の様子を調べるために、目薬で瞳を広げるのに約20分くらいかかります。検査が終わった後、瞳が元に戻るまで3~4時間かかりますから、その間とてもまぶしくなり、車の運転は出来ません。そのことが難点ですか。

◎何が解るかと言いますと、(ここからは病院のチラシから)
①網膜はく離
②網膜裂孔
③眼底出血
④白内障
⑤緑内障
⑥成人病(糖尿病、高血圧、動脈硬化など)
*目の血管は全身の中で唯一外から直接観察することが出来ます。血管や網膜の状態から高血圧や糖尿病などの重大成人病が始めて見つかることもあります。◎

私も、これがきっかけで内科による軽度の高血圧治療を受けております。
胃カメラも5年前から始め、これも思ったより、大変ではないので、今は年1回定期検査しております。眼底検査は健康な方には、胃カメラほど認知されていないようですが、ぜひ、お心当たりの方は、検査されますように。おすすめします。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする