新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

US-1A救難飛行艇

2008-04-30 17:34:01 | 航空機
霞のかかった畑道を歩いていると、独特の低い爆音が聞こえてきました。プロペラ機特有の低音です。

見上げると、オレンジの大変目立つ塗装の水陸両用機です。中学生の頃、この水陸両用機を作っていた製作所の近くに住んでいたので、親しみのある機体です。(歩き隊と最初に変換しました)ですから水陸両用機は見慣れているような気がします。
この飛行艇の着水シーンは、勇壮でわくわくします。今から救助するぞと言う、ジーンと来る瞬間です。長野の山岳救助ヘリもすばらしいですが、どちらも危険な状況に飛び込んでいく、搭乗員の勇気に喝采を送らねばなりません。


9089 海上自衛隊 US-1A救難飛行艇。
世界に誇る水陸両用の飛行艇で、世界で唯一の水陸両用飛行艇であります。
風速25メートル、波高3メートルで着水可能な高い耐波性を有しています。
救難ヘリより高速で長時間飛行可能で、しかも外洋に着水可能であるというユニークかつ強力なSAR機です。
第31航空群71航空隊(岩国) 一部厚木分遣隊に配備。
(参照:スポッター的ひこうき写真館)

望遠でぎりぎりです。
いつもの撮影ポイント、もっと鮮明な写真を撮影したいと思っています。次のチャンスをお待ちください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVD ロバート・ミッチャム「追撃機」

2008-04-28 17:13:52 | 芸術鑑賞
たまたま入ったコンビニで、「追撃機」が1000円で売ってました。



かなり高額な(4900円?)シリーズの中にこの「追撃機」も入っています。グレゴリー・ペックと並んで私の好きな俳優であるロバート・ミッチャムですから、以前から欲しいところでした。

名作「眼下の敵」の監督・脚本・主演のトリオの作品ですから、なんとかと思っていましたところ、今日の幸運です。1000円ですから特典映像はありません。

ストーリー》
 1952年朝鮮戦争のさ中、二次大戦の英雄サビル少佐が伊丹空港基地に赴任してくる。翌日から、朝鮮のF86F戦闘機の基地の中隊長して中共軍のミグ15との戦闘の毎日となる。
ある日、撃墜された部下を救うため敵地に自ら不時着していく。


空軍の協力でF86Fセイバーの実際の戦闘シーンがふんだんに出てきます。ミグ15は、資料によるとF86の前身のF84Fがダミーとして使われています。

この頃の映画は当時の空軍や海軍・陸軍の全面的な協力で撮影されており、FSXなどでは表現できない迫力があります。当然各軍に対する謝辞が提示されています。

ロバート・ミッチャムが好きな人には、かれの台本を読むような独特の言い回しは懐かしいものでしょう。「眼下の敵」「アンッオ上陸作戦」「新旧・恐怖の岬」‥色々あります。また晩年の年取ったロバート・ミッチャムの作品としては「バラの秘密」もあります。

「ワンス アンド フォーエバー」等の最近の戦争映画に比べれば、迫力も火力も足りませんが、50年代の伊丹空港、セットで作られた京都の町や将校の住宅など、むちゃくちゃな日本語看板やボーイ達の変な日本語も、当時の日米関係から仕方のないとこですか。

ロバート・ミッチャムのファンの方、初期のジェット戦闘機の好きな方、お勧めです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水辺の鳥「草原のカルガモ」

2008-04-27 18:18:56 | 水辺の鳥
いつもの川にはぜんぜん水鳥はいません。まったく静かになりました。
まだ枯れている葦の中から、時々小鳥の声が聞こえます。
農家の庭先の古木に、コゲラが虫を探していました。
ずっと鳥を見かけなかったので、カメラの組み立てが遅れ、レンズを向けて時はもういませんでした。



そんな中、休耕田と言いますか、一面の草原から声が聞こえます。
みると「カルガモ」のつがいが、一生懸命に草の穂をついばんでいます。嘴に草の穂が一杯ついています。何かとても美味しそうに見えた瞬間でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「E・S・ガードナー伝」

2008-04-26 18:07:47 | 読書
裁判員制度が来年から実施されるそうです。
アメリカの陪審員制度とはまったく異なる制度で、誰のための制度か疑問が残りますし、実際に自分が裁判員になったらと皆さん考えたことがありますか。

みなさんが、まったく知識も勉強もしていない皆さんが、被告を死刑にするか決めるわけですよ。その逆もあるわけです。

私が裁判員になったら、多分もめるだろうなと思っています。アメリカの陪審員制度を知るきっかけになったのが、「ペリー・メイスン」シリーズを読むようになったからです。その作家が、「E・S・ガードナー」です。

ハヤカワミステリーで、「ペリー・メイスン」を読み始め、入手できるものは全て購入、全部で120から130冊くらいシリーズが続きましたが、結局早川の本社まで探しに行った記憶があります。

弁護士「ペリー・メイスン」は、その全てがミリオンベストセラーになり映画化、TV化されましたので、ご存知の方も多いと思います。

その弁護手法は奇策や強引なこともありますが、最後は無実の人が必ず助かることになっています。この中で陪審制度が良く登場し、日本の裁判官だけのある意味閉鎖された裁判との違いに驚いたものです。



本書は、「E・S・ガードナー伝」ドロシイ・B・ヒューズ著 早川書房1983年4月25日発行  2800円です。

25年前に2800円です。高価でしたが、ガードナーの関係書籍を探していた私としては、思い切って購入したのでした。

テープレコーダーの前身である口述録音機で小説工場と言われるほどのベストセラー多作家でありましたが、アメリカ社会を日本にいて知るにはいい小説でした。

日本にはその後、和久俊三というやはり弁護士で推理小説家が居りますが、当然ガードナーの死後、こちらに私も移ってきたのです。

その後読書のジャンルの中に、法廷小説、裁判小説が入ってきたのでした。また映画「怒れる12人の男」も陪審員制度そのものを描いた映画として有名です。

裁判員制度が実施される時期が近づくにつれ、この映画がTVで再放送されるのではないでしょうか。そして、日本の裁判員制度との違いを解説されるといいのですが。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里の鳥「シジュウカラのハンティング」

2008-04-25 17:55:53 | 里の鳥
偶然にしても、小鳥が何をしているかはっきり解るような動作を、撮影できることは嬉しいことです。



じっと獲物を狙っています。雪原でキツネが、雪の下を走り回る野ネズミをじっと狙っている風景に似ています。



見事に捕まえたようです。
何をしているか解っていれば、この後の彼の誇らしげな動作も撮影できたでしょうに。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文藝春秋特別講演会「佐々淳行」

2008-04-24 17:42:40 | 読書
代議士も役人も、よってたかって日本を駄目にしている今日この頃です。

そのなかで、生き方、仕事の仕方からその著作を通してファンと言いますか好きな人間が「佐々淳行氏」です。

優秀な人間が高級官僚になり、上司に人を得て思う存分仕事をすると言うことは、こんなことかと思います。

とてもこのような人の下では自分は、仕えきれないと思いますします。男として思い切った仕事をしたかったという気がしますが、犠牲も大きいかったと思います。

佐々氏の著作を文庫が出たとき購入しております。

以前私が一番好きな作家「内田康夫」の講演会がやはり文藝春秋講演会で行われたときに参加しましたが、会場のホテルオークラから定期的に講演のお知らせが来ます。

とても好みに合わない演者も多く、久しぶりに今回申し込んだところです。申込書がまだ届きません。

講演を聴きにいきましたら、報告します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里の鳥「ツバメ」

2008-04-23 17:57:03 | 里の鳥
自然界にはそれぞれ暦があるのは、知ってたつもりです。
いつも水鳥を鳥に行く、O川の下流に行ってみましたら、さすが冬鳥の水鳥が殆んど見かけられなくなっていました。
冬から夏鳥へと、今が交代の時期でしょうか。

その中で元気に飛んでいたのがツバメです。

川面から草原を、素早く飛び交いちょっと翼を休めたのがこの電話線。


私に気づいたのか、翼に風を入れ飛び立つ準備。


そして飛行機なら、離陸といったとこですか。
飛行中はなかなか、速くて撮影は出来ません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「死者の尊厳を」

2008-04-21 20:50:02 | その他
●怖い話なので、嫌な人は読まないでください。











あまりにもひどい放送でしたので、急遽投稿します。

このごろのように暖かくなりますと、夕方5時6時のニュースで良く放送されるコーナーに「青木ヶ原樹海」が各局で取り上げられます。

本日も「青木ヶ原樹海」へ案内人とディレクター達が入り込みました。前半は、からのテントやカバンを見つけたり、迷い込んだ女性を説得したりしていました。

後半です。ディレクターの一人が樹海の奥に人影を見つけました。男性のようです。後姿に声をかけましたが返事がありません。案内人が双眼鏡で確認すると「首を吊っている」と確認しました。

白い上着に黒いズボン、木の枝に赤い紐をかけて首を吊っています。案内人が前に回りこむと、案「死後40日くらい経ってます」  ナ「首が伸びて体が長くなり、足が地面についてます」 ディ「顔が黒いですね」

この間、画面には首吊り死体が映っています。他の放送ですと大きな目の粗いモザイクをかけ、そこに何があるかも判らなくするのですが、今日の放送はモザイクでなくボカシです。ですから体の輪郭がはっきり判ります。「地面に足が・・・」とナレーションのときは、はっきり黒い靴にピントが合っています。草の中に左右の靴が並んでいます。脱げた靴ではなく、足が入った靴です。

そのうちに、カメラが上っていきます。遺体の左肩後ろからのアングルになったときには、首から上はぼかしが入っていますが、左肩から胸部にピントがあっていました。白い上着です。

日本においては、交通事故や水難事故山岳事故でも死体は映さない、映しても遺体それ自体はハッキリ見えないようにするマナーと言うか礼儀があると思います。

結局この方は警察に届けられましたが、身元も今現在不明だそうです。百歩譲って身元が判るようにというなら、情報をテロップやナレーションで説明すればいいでしょう。

ぼかしが掛かっているとはいえ、首吊りされた遺体がはっきり、赤いロープで木の枝からぶら下がっているのが判るのは、大変ショックでした。

毎年「青木ヶ原樹海」を放送している局とは違いましたから、多分ご遺体に対する礼儀を知らなかったのでしょうか。

            合掌させて頂きます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマで注意すべき生き物

2008-04-21 17:55:29 | アウトドア
先ほどテレビ朝日の夕方のニュースで、丹沢山塊で「山ヒル」が異常発生していると報道していました。

一人で丹沢を歩いておりますと、それなりに注意することがあり、準備をしております。宮ヶ瀬ダムのビジターセンターのHPにも、「山で注意すべき生き物」と警戒を呼びかけています。

●山ヒル
 最近富に異常発生が報告され、特に東丹沢から市街地にその発生が近づいているそうです。昨年のニュースでも、キャンプ場の草の中に山ヒルがいるのに気がつかず、キャンパーや連れてきている犬達にもヒルがついていいるに、愕然としている人たちが紹介されています。
私も十五年位前にやはり東丹沢で左手の甲を食われました。上からも落ちてきますから、コースの選定には気をつけなくてはなりません。
毒はないのですが、傷口がなかなか治りません。

●マダニ類
 これも知らず知らずに食われてしまいます。怖いのは、ツツガムシの類がいることです。これは命に関ります。

●スズメバチ
 これも怖いです。以前伊豆で彼らの斥候に出会ったことがあります。嘴をカチカチ鳴らしながら威嚇されたました。遠巻きにしてすれ違い、事なきを得ました。警戒をして歩くことです。

●マムシ
 まだ遭遇したことはありませんが、長いものはいつも注意しています。

●ヤマガガシ
 これも近年毒があると発表され、むやみに近づかないよう警告されています。

●ツキノワグマ
 丹沢山塊には数頭のツキノワグマが確認されており、また奥多摩でも最近はふもと近くでも目撃されています。宮ヶ瀬でも目撃の立て看板が数箇所で掲示されており、熊よけの鈴を買うかどうか、検討しています。

●ノイヌ
 捨てられた犬や逃げた犬が、うろついているそうで、群れを作ることからも危険です。私も一度2週間前に出会いました。ガリガリにやせた中型犬で、すれ違いましたがとても怖かったです。

やはり、一番簡単に遭遇しそうなの、ノイヌでしょうか。要注意です。

ニュースを見て、ご紹介しました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の鳥「シジュウカラの後姿」

2008-04-20 17:24:41 | 山の鳥
初めて撮影する鳥は勿論正面か、こちらを向いた横からかになります。それは、その鳥を確かに撮ったと証明するためです。

でも何度か見かけるうちに、慣れてきてその内別の自然な様子を撮影できると、その鳥の本当の美しさを発見することがあります。


黒い頭部や、方から背中の黄緑色、そしてグレイがかった翼に白い線がとても美しいです。正面から見たときの白い胸部からハラのふくらみに、黒いネクタイがあまりにも特徴的ですが、後姿も粋です。
蝶の「スミナガシ」通じる模様だと思います。蛇足ですが「スミナガシ」は蝶の中で一番好きな蝶です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする