新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「タシギ」を見つけたために

2012-10-31 18:02:22 | 里の鳥
「タシギ」という名前のちょっと奇妙な鳥がいます。「タシギ」自体はそんなに珍しいことはないそうですが、私は以前偶然葛西臨海公園で見かけたのですが、観測窓の視界から外れてしまって10枚くらいしか撮影できませんでした。それも後姿です。

先日山椒の実を頂きに出かけた時、途中にある里山に寄ったのですが、めぼしいものがおらず引き上げようかと考えているときに偶然見つけました。
「タシギ」は驚くとじっとして動かず、体の色からほとんど見つけるのは難しいと書かれています。

私も見つけたのは、驚いて飛びあがったのを着地する場所を追いかけて探したので何とか撮影できたのでした。
ただ広い田圃の一番奥にいますので、アップで撮影できません。反対側にももう一枚田圃があります。

この季節よく野鳥のHPの登場しますので一度撮影してみたいと思っていたのです。

しかし翌日同じ場所に行ったのですが当然そこにはおらず、その里山の田圃数百枚を探して歩いたのですが見つけられません。
その翌日も翌々日も無駄足でした。初日の撮影で我慢するしかありませんです。


こんな状況ですから、知らなければ見つけられません。見事な保護色と言わなければなりません。


移動したのですが、見落とさず着地点を確認しました。


田圃の中は先日の雨で柔らかくなっており歩くことはできず、まして基本的に田んぼの中を歩くことはマナー違反です。
少しだけ田圃の境界のコンクリートの上を歩きましたが、足を踏み外せば泥にずぼりです。
最悪転べば、カメラを守って横倒しです。早々に戻りました。

このアップが限界でした。
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「口腔内崩壊錠」て。勉強になります。

2012-10-30 18:20:02 | その他
勉強になります」シリーズは、恥を忍んで知らなかったことを率直に驚き感激し、私だけしか知らなかったとは絶対にないだろうと、その情報をお知らせしているのもです。

今朝知ったことで、飛び入りで報告します。
先日検診で、ついでに出していただいた薬を今朝飲もうとして気が付いたのです。

「口腔内崩壊錠」と書かれています。その名前を知らなかったこともさることながら、その名称の無粋なこと大げさなこと、驚きました。
出かける前でしたが早速調べました。数年前から発売されていて、その目的は「お年寄りなど薬を飲むのがなかなか困難な人たちに、口に入れるだけで口の中で溶けてしまう薬です」味が付いている場合もあるそうです。OD錠とも言うそうです。

へーこんな薬があったのだと驚きました。写真の薬は三年前に頂いたことがあったのですが、その時はこの様な仕掛けはなかったと思います。(差し障りがあるといけないので薬品名は伏せます)

ここまでは便利な時代になったと感心したのですが、この錠剤を調べているうちに薬剤師の皆さんの多くのブログに辿りつきました。
薬剤師さんのブログなんて見たことありません。面白くなって時間を忘れて読んでしまいました。

薬剤師さんの一方的な情報ですから、詳細は書きませんが、薬の世界の奥を覗いてしまったようです。

便利な作用を表の世界としますと、なぜこのような薬ができたかと言う理由のいくつかを知りました。
そのために薬剤師さんの世界がどんな状態に置かれたかも知りました。メーカーの戦略も知りました。

やっぱりビジネスの世界は、一筋縄では行かないようです。

どんなことが勉強になったのか言えないもどかしさがありますが、やっぱり勉強になりました。

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「糵(ひこばえ)・穭(ひつじ)」勉強になります

2012-10-29 18:02:22 | ウオーキング
この数日ある里山に通っております。
偶然「タシギ」を撮影できたからで、もっと良い条件でと通っておりますがその後一度も見つけられません。

ほとんど稲刈りの終わった田んぼには切り株から青い目が一斉にふいております。これはこれでなかなか良いものです。
この様な状態をなんていうのか気になっておりました。

本日もお目当ての「タシギ」には会えませんでした。この辺の事情はまた後日です。

丁度稲刈りが一段落して昼食を採っている三人の農家の方がおりまして話しかけてみました。
他より稲刈りが大変遅れたのは、オーナーの方が兼業農家だったからでした。残りの二人は町場からの応援でした。
新米のおにぎりでも御馳走になろうかと思いましたが、考えてみれば今刈り取っているのが新米ですから食べているのは去年の米になりますね。結局食べるかと声もかけられませんでしたから、どうでもいいことです。

さて切り株の青い芽を放っておいたらまたお米ができませんかと聞いてみましたが、米粒の入らない稲穂になると教えてくれました。
そこで、この青い芽の状態をなんというか聞いてみると、一番年配のおじいさんが「ひこばえ」と言うのじゃないかと教えてくれました。
「ひこばえ」なら聞いたことがあります。なるほどと了解したのです。

帰宅後「ひこばえ」を「角川新字源」で調べてみました。「蘖」と書くそうです。ですがこの意味は「木の切り株から新しく出た芽」を指すのであって、稲の切り株ではないようです。

ウキペディアで調べてみると、「ひこばえ」は春の季語です。で、稲の切り株の青い芽の事は次のように解説されていました。

「穭・稲孫(ひつじ・ひつち・ひづち)は、稲刈りをした後の株に再生した稲である。言い換えると、稲の蘖(ひこばえ)である。

穭稲(ひつじいね)・穭生(ひつじばえ)とも。稲刈りのあと穭が茂った田を穭田(ひつじだ)という。秋の季語。」

やはり別の言葉があったのです。ですが私が最初に検索した「角川新字源」にはこの「ひつじ」が載っていません。
仕方がないので、小学館の「現代漢語例解辞典」で調べてみると載っていました。が「ヒツジバエ」と意味は載っておりましたが、稲の切り株の芽とまでは解説されていません。
そうなると「歳時記」の世界に入ってしまうのかもしれません。


一面「ひつじょばえ」の風景です。右手にこの倍の広さがあります。
奥に見えるハセ掛けは、午前中小学生たちが刈り取った稲束です。「どろすけたんぼ」だったと思います。

本文中では、「ひこばえ」「ひつじばえ」を漢字が表示されましたが、タイトルでは無理かもしれません。

勉強になりました。
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夕日の「ジョウビタキ」の雌

2012-10-28 17:17:17 | 里の鳥
私の好きな鳥の中で「ジョウビタキの雌」は1、2を争います。地味でシックな装いが好きなのです。蝶の中で「スミナガシ」が好きなのと通じるものがあります。

先日、近くの自然公園に出かけたのですが、めぼしいものもおらずそろそろ帰ろうかと上の植栽を中心とした公園から下の池と自然のままの森を中心とした公園を繋ぐ小道に沿った小川のふちを歩いていました。

小川の中の葦などは先日の大雨でなぎ倒されておりました。その中を小さい茶色の鳥が飛びまわっておりました。どうも私の好きな「ジョウビタキの雌」のようです。
小川の向こう岸になりますのでこちらからは見下ろす状況になります。この小道は普段ですと散策の人の唯一の連絡路になりますので、かなり人通りがありますが、この季節のこの時間です。肌寒くなってきたので人が通りません。

おかげでゆっくりたっぷり彼女を追いかけることができました。恥ずかしげもなく杭の上にカメラを置いてじっくり撮影できました。
細かい雲がありましたので、薄暗くなったり、雲の切れ間から夕陽が差し込んだりとこちらの方が大変でした。

途中で通りがかりの男性から、鳥の名前を尋ねられました。この男性は少し離れたところから私の撮影が一段落するまで待っていたようです。そこで望遠レンズの方向からやっと私が狙っている鳥を見つけることができたようです。

『ジョウビタキの雌です。たぶん』と言いますと、
『良く見つけられましたね!』と言ってくれました。確かに枯れた葦の中をこの色です。枝にとまって動かなくなった時、目を離すと撮影中の私でも見失うことがあります。見当がついていますから、頭を動かしてくれればすぐに見つけられはしますが。居ることを知らなければ無理でしょう。

マナーのいい方からのこの様なお褒めの言葉は、初めて頂きました。



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山椒の実!!

2012-10-27 17:44:17 | グルメ
これが山椒の実です。
昨日知人宅で頂いたものです。最初袋を開けた時にはびっくりしました。黒い粒粒は山椒の種なのですが、なにか「目」のように見えたのです。
知人は三日ほど干して、その後冷凍してあったと言う事でした。ためしに一粒皮を口に入れてみたのですが、まだ多少柔らかさがありました。1粒でしたが、しばらく口中がひりひりしておりました。

香辛料メーカーの山椒のコーナーによりますと、三日から七日陰干しにしなさいと書いてありました。もう数日陰干しにしてみるつもりです。

さて粉山椒にする為にはコーヒーミルが必要ですが、コーヒーを飲まない我が家ではミルがありません。すり鉢でも代用できますが大変だそうです。更なる代用品を探しています。
挽いた後、細かさを選別するための篩もいるとのことですが、大量に作る必要がないのでこれまた代用品を探しています。

干し終って作業に入りましたらまた報告します。一方粉山椒のレシピもぼちぼち調べています。

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山椒の

2012-10-26 17:23:55 | グルメ
山椒の実を頂に、山梨県境にある知人宅に行ってきました。帰宅途中です。実の様子については改めて。
山荘管理人
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スロットでバーが

2012-10-25 18:02:22 | その他
昨日の「カイツブリ」の撮影の前に「ジョウビタキの雌」をたっぷり撮影できたのですが、枚数が多く整理が終わりませんので、今日は暇ネタです。

毎夜、一通りネットを楽しみ、そろそろ寝るかと言うときに、PCに搭載されたゲームをちょこっと鎮静剤代わりに楽しむことがあります。
ゲームと言いましても、勝負系は性格的に向いていませんのでつい確率のゲームに行ってしまいます。

勝負系はどうもいろいろ戦略を考えたり手筋を読むのが面倒くさいのです。えーいと勘で勝負をしてしまいます。若いサラーマン時代先輩に誘われて麻雀をやりましたが、結局深入りはしないでやめることができました。

そんな訳でPCのゲームパックに入っているスロットマシンのゲームを10分くらいして、PCの火を落としております。
聞くところによりますと店のスロットはそれなりにテクニックが必要になるそうですが、PCのゲームには何もありません。
ですから昨年の9月に「7」を購入してから、持ち点200で始めて今でも継続しています。

ちょぼちょぼヒットしているのですが、最近「バー」が二度ほどヒットしましたので、記念に撮影しておきました。




「バー」が成立すると、このゲームではコイン100枚出ます。
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「カイツブリ」だけど。

2012-10-24 18:02:22 | 水辺の鳥
あまりにもいい天気。たまっていた用事を済ませ出かけたのは昼少し前です。
いくつか候補はあったのですが、時間が遅くなっていたので、近くの自然公園に進路を変更しました。

池の北東側には陽射しがいっぱい当たっていました。狭い池のふちを歩いていると1羽の「カイツブリ」がうとうとしています。
少し吹いている風に流されて岸の方へと近づいています。いいのかなの思いつつ静かに撮影しておりました。


画像手前の影は岸辺に咲いた草です。
他の水鳥はパンくずをねだって近づいてくる者もいるのですが、「カイツブリ」は普段はいつも遠くに離れて餌を探しているのです。

その後やっと自分が岸に近づきすぎた時が付いた彼?は、ゆっくり離れていきました。

ここまではよくある話です。
画像を処理するため、原寸にしたとき、どうも右目が変なののに気が付きました。ほかのカットも調べたのですが、右目がこちらに正対しているのカットがないのではっきりしませんが、なんとなく変なのです。また今度撮影に行ってきます。

色々な鳥のHPを拝見していますと、時々このような状態の写真が紹介されます。ちょっと気になっています。
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内田康夫「汚れちまった道」

2012-10-23 17:30:09 | 読書
天気も悪いことで、内田康夫の「汚れちまった道」と「萩殺人事件」のどちらかを読みだすことにしました。

山口県を舞台に起きた事件が同時進行で展開していくのを二つの出版社で発行されたという新趣向です。どちらを先に読むかの紹介はなく、長年の読者としては慣れ親しんだ主人公浅見光彦の「汚れちまった道」を読むことにしました。

480頁を超える長編です。さらに途中で昔の知人からの長電話、結局3時過ぎまでかかってしまいました。

内田康夫のミステリーはいつも思うのですが、ある特定に地方を中心に事件が起きるのですが、まったくよくこんな風に考え付くなあと感心してしまいます。
内田さんのミステリーではいつも、何か業界と言いますか職域と言いますか、特定の団体と言いますか、そのグループの内部をえぐるような告発が描かれているのですが、今回のミステリーには特に目新しい告発はありません。

むしろどこにでもありそうな、あえて山口県ではなくても東京都でも北海道でも起きうるような、政界・大企業・マスコミ・闇社会の癒着が舞台です。日本中どこでも多分あるだろうと想像できる事件です。
市井の小市民である我々は、その主役にはならないでしょうがひょっとすると巻き込まれてとばっちりを受けて被害者になるかもしれないと、怖くなってきます。あるいは加害者にでもです。
最近マスコミをにぎわしている事件の一方的な被害者の方々の気の毒さは、心痛みます。

おとなしい真面目な国民性を逆手に取って、恣に富をむさぼっている連中の姿を描き切っています。ある意味うんざりです。

「萩殺人事件」の主人公は松田将明です。松田はこちらにも少し登場しますが、さて初めて登場する彼がどれほど浅見光彦になれた読者を満足させられるか期待したいです。

明日は天気が良くなるようですので、読書はまた後日になるでしょう。

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シリーズ働く乗り物「セスナ同型機」

2012-10-21 17:16:05 | 航空機
この2週間で同型のセスナを見かけました。番号が近いので最初は同じ飛行機かと思いました。偶然なのか、同機がベストセラーなのか。


JA4078  セスナ172P  体育の日に飛び回っていました。運動会でも撮影に来たのでしょうか。


JA4095  セスナ172P  翌週の同じ月曜日に飛んでいました。同じ型式なのですが、所有会社が違います。それなのに良く似た塗装です。一瞬同じ飛行機かと思ったのです。

おまけです。

米空軍の輸送機です。C-130Hと言うそうです。マニアにとってはそこそこの機体のようです。機体番号が鮮明なら話が広がるのですが。


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