新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

雨空の中堰を見に行く

2011-05-31 18:02:38 | ドライブ
何日か雨が続いていました。勿論台風が来ているときに川に近づく事はしませんが、今日午前中だけ晴れるような予報で、相模川に出かけてみました。

川原の空き地に車を停め、川原を上流に歩いていきました。普段浅い水嵩が、しっかり増水していました。そろそろ鮎に季節ですが、釣り人はどうするのでしょうか。相模川の解禁日は明日でしょうか。

時々覘きに来る堰に到着しました。磯部頭首工といいます。ここから相模平野への農業用水が取水されており、幹線水路は満々と水を湛え音を立てて流れています。落差が低いのと、川が広すぎるので水音の轟音はあまり聞こえません。

堰はその広大な面積を水を一杯にし、濁った水が流れ落ちています。普段浅い水のときは、鮎などを狙ったサギたちが沢山飛来するのですが、今日は数えるほどしかいません。

手前の堰は、水が少ないときは若者達が日光浴をするほど穏やかなのですが。

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新緑の中の「カワラヒワ」

2011-05-30 18:02:22 | 里の鳥
冬になると、葉の落ちた枝に群れになってとまっているのが「カワラヒワ」です。
山が緑で覆われたこの季節に、林道を歩いていますと、キュキュキュ・チュチュチュと鳴いているのが「カワラヒワ」です。

案外保護色ですぐには見つけられませんが、冬ほど警戒心がなく、そこそこ近づく事が出来ます。懸命に木の実を食べていて、パチパチ音が聞こえます。

口の周りに殻が一杯ついています。

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晴れた日のひとコマ

2011-05-29 17:51:45 | 里の鳥
大雨警報が出ています。明日も雨でしょう。「山椒」も「カニシャボテン」もずっと家の中です。

そんな訳で先日の晴れた日のひとコマです。


宮ヶ瀬ダムのすぐ下流にある「石小屋ダム」です。谷底にあってひっそりとした小さなダムです。冬は「オシドリ」が飛来するところです。この小さなダムが、宮ヶ瀬ダムが増水すると様相が一変します。10年10月02日「必見宮ヶ瀬ダムの調節放流」参照


堰堤上端の遊歩道の石柵の上にいた「キセキレイ」で、先日の「キセキレイ」と同じ綺麗な濃い夏羽をしています。


同じく堰堤脇の枝の先端で囀る「ホオジロ」です。谷間に響き渡る声です。
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半年振りの新作がやっと完成

2011-05-28 16:02:22 | 万華鏡
半年振りくらいに万華鏡の新作が完成しました。以前から手馴れた製作に少し飽きてきて、何か新しいものをとぼちぼち考えていました。
立方体の研究サイトをあちこち覘きまして、程ほどの難しさの立方体をいくつか候補に上げました。ボール紙で模型を作り、作り方や組み立て方、オブジェクトの絡ませ方、そして実際の画像の見え方などを勘案し、作り始めたのが昨年末でした。

ボディーを正20面体にしようと考えたのです。でも20面体そのままでは、パーツは20枚です。面白くもなくデザイン的にも工夫が足りません。それで1面を4分割に別ける事にしました。合計80枚のパーツに分かれることになりました。これが後々問題になるのです。

正立方体に決めたときから、ミラーも同じ立方体にする心算でした。その中にオブジェクトを入れるのです。つまり球体のなかを覘くようにしたかったのです。
天気のいい日は出来るだけウオーキングと撮影に当て、曇りの日に作製という事にしました。立方体を組み立てるのがなかなか厄介ですが、過去にもいくつか経験があり専用の治具なども製作して対応できましたが、ミラーも立方体に組み立てるのには苦心と苦労がありました。さらにその中にオブジェクトをどう折り合いをつけて内蔵するかなどにも工夫しました。そのため製作日数がずるずる延びてしまったのです。こんなに長くかったのは初めてです。

先日師匠宅に訪問し、見せてきました。改良点や反省点など大いに盛り上がりました。


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平岩弓枝「はやぶさ新八御用旅・諏訪の妖弧」

2011-05-27 18:02:22 | 読書
久し振りに平岩弓枝の「はやぶさ新八シリーズ」が発刊されました。「はやぶさ新八御用帳」が10巻発売され続いて「はやぶさ新八御用旅」が4巻発売されています。

最近平岩弓枝の新刊はなかなか発売されません。つい書店でも当てにしない探し方で、本書も見逃すところでした。

さて今回隼新八郎は、不思議な殺人をめぐって奉行の命令で急遽、甲府から諏訪への御用旅となります。お供はお馴染みの藤助です。南町奉行の内与力の御用旅ですが、それ程のチャンバラはなく、むしろ謎解きの旅でしょうか。甲府勤番も絡んでおり、甲州街道を旅するのですから、普段私がウロウロしている奥多摩から甲府にかけての街道の様子や手前の調布から八王子にかけての地名もふんだんに出てきます。

私は、剣戟の小説を本書では期待はしておらず、むしろ江戸時代の風物や武家と町民の会話や当時の人間の心配りのようなものを楽しんでいます。

時々私の文章にその片鱗が顔を出す事があります。『さぞ、お疲れの事でしょう』なんていう会話を楽しみたいと思っています。
また夫々の身分や家柄などで登場する女性が、とても魅力的です。「お鯉」や「小かん」や「根岸のご隠居様」は言うに及ばず、本書では「勝姫様」もうっとりします。
そのためですか最近、新八郎の妻の郁江の登場が少ないようです。若妻でお付の女中と二人で御番所内の長屋で彼の帰りを待っているのが、ちょっとかわいそうです。

ストーリーは少し複雑です。明日また読んでみましょう。どうせ雨ですから。



千葉の知人宅付近が、夕方のニュースで(液状化の被害)取材に来たそうです。早速チェックです。
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「昭和の名人完結編十代目金原亭馬生」と中断していない事

2011-05-26 18:00:27 | 芸術鑑賞
今週発売の「昭和の名人完結編十代目金原亭馬生」を車の中で聴きました。

演目
①文違い
 女郎と客のばかし合いの噺です。女郎が客二人を騙して50両を作り男に届けます。男はその金を外で待つ女に届けます。女郎も客も部屋にあった手紙で夫々騙された事に気がつきます・・・

②花見の仇討
 長屋の四人が花見の余興で、敵討ちの芝居を花見のところで演じます。その余興を本物の仇討と勘違いした侍が助太刀に入ります・・・

③ざる屋
今日からざる屋になった若者が、縁起かつぎのの旦那に呼び止められます。縁起言葉が飛び交います。

懐かしい語り口ですが、なんとなくこんなものかと思ってしまうのはなぜでしょうか。
前巻前々巻の古今亭志ん朝や三遊亭円生を聞いたときの引き込まれる感じとの違いにとまどいました。


◎さて、夕方のニュース。「注入は中断していなかった」には驚きました。所長が現場の判断で最優先事項として放水を続けたのでしょうが、そのことを報告していなかった。
その情報を東電本社は把握していなかった。
その蚊帳の外で官邸は、「聞いていない」「中断しろ」とか騒いでいたのです。

本社は官邸サイドにたち現場を信用していないとして報告をあげることを無視したのか、報告をあげると本社・官邸から現状を無視した命令が出るからとして無視したのか。

現場が重要だとしても事後報告さえも上っていないのは、指揮命令系統の基本として問題なのでは。それともその基本を無視せざるをえないほど、本社・官邸サイドが無茶な指令を出しているのだろうか。

大変心配です。

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初見「カワガラス」

2011-05-24 18:02:22 | 水辺の鳥
以前から山間の温泉地などへ行きますと、目の前の川原で「カワガラス」を見かける事があります。カメラを持っていなかったり、慌てて持っていっても警戒心が強く撮影できた事はありませんでした。
また鮎つりや渓谷つりの人たちと遭遇してしまいなかなか旨く撮影できませんでした。

先日の「キセキレイ」を撮影した、今は使われなくなった林道はひょっとしたら川原に「カワガラス」が出て来るのではと思って狙って行ってみました。

的中でした。テリトリーを持っているようで巡回しているようです。それに羽繕いする岩も見つけました。渓谷から少し下流の開けたところには、渓流釣りの人たちがやってくるのでそこから上流を飛び回っておりました。

羽つくろいや潜水して餌を探す場所も見当がつきました。しばらく通った成果でしょうか。




小魚をくわえています。
以前ほど初見が多くなくなりました。
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「みちしるべ」と・・・

2011-05-23 18:02:22 | ウオーキング
林道を歩いているときに、足下から小さな虫が飛び立ちました。
この辺はそろそろ「ヒル」が出るシーズンです、スズメバチなどの危険な毒虫にも一応気を付けて置かなくてはなりません。

みると今年初めての「ハンミョウ」です。虫は基本的に平気なのですが、この警告色のような派手な色なのでつまんでみたことはありません。
人が近づくと飛び立ちますが、1mくらい飛んではまた止まります。その繰り返しから、「みちしるべ」という別名があるそうです。



その数日前、川にかかる吊り橋を渡ろうとしたときです。前方の鉄板の上に黒い虫がいます。そっと近づくと大きな「スズメバチ」です。揺れるうえに鉄板です。私が近づいてくるのは判っているはずですが、動きません。

幅2mあるかないかの狭い吊橋です。襲われたら逃げ場がありません。しかしよく見ると、羽がしぼんでいます。飛べないようです。だったら写真を撮ろうと、撮ったのがこれです。数カット撮影してから、跨いで向こう側に移動すると「モゾモゾ」脚を動かしていました。飛び立つ前に逃げ出したのです。


どちらもトリミングしてあります。
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濃い黄味の「キセキレイ」

2011-05-22 17:21:05 | 水辺の鳥
以前から「キセキレイ」の黄色味が少し違うのがいて、気になっていました。
先日鮮やかに黄色味が濃い「キセキレイ」を見つけました。
山奥の渓谷の使われなくなった林道を、一人でウロウロしているときに出合ったので印象は強かったのです。
林道と川底までの距離が少しあり、もう少しアップでと言う感は否めませんが、今私一人だけしかこの「キセキレイ」を見ていないと言う喜びがありました。

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初夏を唄う「ホオジロ」

2011-05-21 18:00:02 | 里の鳥
初夏の風が湖をわたってきます。周囲は全部若葉です。
ふしぎと鳥が少ないのです。「ウグイス」はそれはよく鳴いているのですが、目の前にいるのが判っているのですが、まったく姿が見えません。あの体の色が見事な保護色となっています。

そんな中で、風で揺れる枝の先で「ホオジロ」が気持ちよさそうに囀っていました。私が見ているのに気が付いていると思うのですが、揺れに身を任せて唄っていました。
枝の下は約20メートルに湖面が広がっています。



湖の周遊林道からさらに30分奥に入った林道からの眺めです。行き止まりまでは1度しか登ったことがありません。ツキノワグマがでそうで怖くなるのです。
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