HILLCLIMB

力を入れてバイクを造り、力を抜いてバイクで遊ぶ

広島競輪場

2020-10-31 11:26:56 | Weblog
出勤前に広島競輪場へ。

知人に頼まれて、キックバイクイベントの手伝いをしてきた。
担当はクラシックカーを集めて展示すること。
現地で会ったヴィクトワール広島の中山監督が「え?そっち?」


手前から
マツダ コスモスポーツ
プリンス スカイライン2000GTA
トライアンフ TR4
ホンダ S800
アルピーヌ A110
フェラーリ 512TR
ニッサン シルビア
ニッサン スカイラインGT-R
トヨタ スポーツ800


クラシックカーで喜ぶのはキックバイクの子どもたちではなく、もちろんお父さんたち。



ヘッドベアリングのイリュージョン

2020-10-21 14:53:44 | Weblog
CANYONのステアリングが渋いということなので、ヘッドセットを開けてみた。

錆びた上ワンだけがあるだけで、リテーナーとベアリングが無い!?
ベアリングはどこへ行った????


下は激しく錆びた小さなベアリングがリテーナーからはずれた落ちて来た。
当然下ワンも錆だらけ。




CANYONから交換用ヘッドベアリングを取り寄せてもらったら、シールドベアリングだった。

ということは、シールドベアリングが錆びて分解してバラバラになり、ヘッドチューブの中に残っているのはワンではなく、シールドベアリングの一部残骸だけが残っていたということか・・・うわぁ。

で、この残骸がヘッドチューブの内側に固着してしまっている。
これを取り外さないと、新しいシールドベアリングは装着できない。

ラスペネをたっぷりスプレーして2日放置。
暖めたり冷やしたりしながら、ポンチで残骸外周の隙間を何度も叩き続けた。
上はなんとかはずれたけど、下はいつも押しつけられているので固着が激しく、とてもはずれない。



こうなったら(元はカンパの)ヘッドワンはずしを加工。内側上から叩いてようやくはずれた。


ポンチではずそうとした時のヘッド下についた傷が痛々しい。


これで左の新しいシールドベアリングを装着できる。
右が元は同じ形状だったはずのシールドベアリングの残骸。



もちろん新しいシールドベアリング全体にグリスを塗りまくって装着しましたとも。


悪夢のBBはずし

2020-10-07 17:43:16 | Weblog

6ノッチの星形カートリッジボトムブラケットは、工具のかかりが悪い。
さらにそれが固く締まった樹脂製だったりすると最悪。
毎回祈るような気持ちで作業するのだが、今回初めてBBと一体の樹脂のノッチ部分をつぶしてしまった。

うそでしょーーーー?!!


さあ、どうしよう?


3日間考えた。


BBとフレームのBBシェルの隙間の樹脂にドリルで小さな穴をたくさん開けて


細いノコギリで穴と穴の間の樹脂を地道に切っていく。


はずれました。ふぅ。



シェルのネジに残った樹脂は、BBタップでさらって完成。
二度とやりたくない作業でした。