思い立って組み立て始めたクランカーが完成した。
MTBの始祖、ゲイリーフィッシャーさんが1970年代初頭にシュインのクルーザーを改造して作った最初のダウンヒル用自転車。
ヒッピー達が遊んだダウンヒル用に改造したオンボロ自転車を、彼らはクランカーと呼んだ。
そしてクランカーはその後MTBと呼ばれる自転車へと進化していく。
そのフィッシャーが1996年と1997年に限定販売したクランカーレプリカがこちら。
フィッシャーさんが作った本物のクランカーがこちら。
そして今回作ったクランカーレプリカ。
いつか組み立てようと思っていたので、コンポやサスペンションは保管しておいた20年程前の物。
9速時代のXTとサスペンションはKOWA。
本物のクランカーはリムブレーキではなく、オートバイのドラムブレーキを取り付けていた。
だからカンチブレーキやVブレーキではなく、ハブにローターが付くディスクブレーキにしたい。カッコいいし。
ディスクブレーキが出た頃には、すでにフォークコラムはオーバーサイズになっていたから、コラムが1インチでディスク台座のついたMTBサスペンションは、たぶんこれだけだと思う。
1インチコラムのディスク台座付きサスペンションを、なにを血迷ったかKOWAが限定で販売したのだ。
ROCKSHOX SIDにも1インチコラムでディスク台座付きのモデルがあったそうです。
RSNA6さんから情報をいただきました。ありがとうございます。
ワンオフで作ってもらったリアのキャリパー台座もようやく日の目をみた。
ディスクブレーキのみ現行のDEORE。
ま、飾りになるんでしょうけどね。