HILLCLIMB

力を入れてバイクを造り、力を抜いてバイクで遊ぶ

ダブルネーム

2017-07-25 16:20:13 | Weblog
フレーム処理でお預かりした1990年代のデローザ
「デローザ+カンパ」のダブルレバーがカッコいい。
昔はちゃんとコンポにフレームビルダーのネームを刻印していたのに、現在はプリントになってしまった。











イブとブロンプトン

2017-07-22 15:02:27 | Weblog
タイレル・IVE(イブ)とブロンプトン・S6L
2台を観察すると、IVEはブロンプトンを目標に作られたように感じる。

リアフレームをたたんで自立させるところ。
おりたたんで転がすためのキャスターの数と位置。
たたんだリアフレームの固定にシートポストを利用するところ。
IVEの18インチタイヤとブロンプトンの16インチタイヤは、ほとんど同じ大きさ。
他にも「ここはブロンプトンを参考にしたな?』と思われるところが散見される。


大きなチェーンリングと外装変速のIVEは、いかにも走りそう。
対するブロンプトンは、おしゃれな街乗りのイメージかな?
IVEには乗ってないのでわからないけど、ブロンプトンは外見に反してかなりの俊足。



おりたたみは、すべての点でブロンプトンの圧勝。
おりたたみ、展開の素早さとサイズでブロンプトンに勝てそうなライバルがちょっと思い当たらない。


TYRELL・IVE 148,000円(税別)
折りたたみサイズ:W710×H590×D330
重量:11.5kg

BROMPTON・S6L 195,000円(税別)
折りたたみサイズ:W585×H580×D300
重量:11.5kg

アレックスモールトンSST

2017-07-11 15:53:19 | Weblog
新型モールトンSST非分割について、詳細のお知らせです。



フレーム間のジグザグ(トラス)を省略して、しなやかにしなる体にやさしいフレームです。

ジグザグ撤廃ということは本来ジグザグは必要なかったの? と思われるでしょうが、以下設計側の説明です。
もともとTSR・SSTのフレームは全てのモールトンの中で最も剛性が高い(お城製より重いので当然です)、ならば 剛性の高まる非分割ではジグザグを省略できないか?
という発想からいくつも試作して剛性の比較を行ったそうです。

TSR非分割より300gも軽く、これはAMスピードに迫る軽さです。
なおギリギリの剛性ゆえ大型リアキャリアに重い荷物を載せて高速で走るとフレームがよじれてしまうそうです。
そのため大型キャリアの使用禁止という指令が来ております。

*お城で作る部分が多く、塗装もお城にて行い、パシュレイの粉体塗装とは雰囲気が異なります。
*SST分割と同様ヘッドバッジはリベットどめ。

来月頭に下記の基本色が日本に到着します。
*ロイヤルブルー(写真の自転車)
*マルーン(紫メタリック)
*ホワイト

フレームキット価格は分割と同じ ¥265,000(税別)



西日本ロードクラシック 広島大会

2017-07-04 15:23:38 | Weblog
1日と2日に、中央森林公園のロードコースで「第51回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会」が開催された。
2日は定休日だったので、ヴィクトワール広島の応援(+出走前のメカニカルなお手伝い)に行って来た。

下島選手の(現場では手の施し用が無い)ハンドル破損以外のメカトラブルは無かったので、メカニックの出番は特に無し。


スタートラインに向かうヴィクトワールのみなさん。


今回は完走率の低いレースで、ヴィクトワールの選手も上位には入れなかった。
落車などの大きなトラブルが無かったので、次回に期待しよう。


斉藤選手のガールフレンド(後姿)が宇都宮から応援に来てくれました。

第7戦 第51回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-1 リザルト

第8戦 第51回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-2 リザルト