STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

風合いが、でもね、でもね

2017-03-07 23:07:49 | CB50
CB80号の外装美化を進めていながら、取り外した部品の持つ使用感のある風貌だの風合いだの ゆうとりますが、長年空き地やスクラップ置き場で風雨にさらされた劣化は、風情が無いといいますか、貫禄がないといいますか、残念なわけです。

今、一番気になっているのがこのハンドル。

ハンドルバーの錆び 不自然だよな。
これは阿字ヶ浦のフリマで買ったものだが 購入時は収穫された大根のように土がついていた。乾いた土を落とすと ごらんのサビが現れた。そして分解するとハンドルスイッチの中には土クモの巣と死骸が入っていた。錆びている面を下にして畑に半分埋まっていたようなハンドルである。錆び方にオートバイとしての使用感が感じられない。ゾンビメイクを施した様だ。
ちなみに初期CB50とCB50JX-1とCB50Sこれら型式のハンドルスイッチは互換がない。アクセルケーブルも同様。本来このバイクに写真のハンドルスイッチは型式が合わない。 小生のオートバイデビューはCB50JX-1号からなので それ以前の初期型CB50の思い入れはなくハンドルとスイッチもエンジン・マフラーにも初期型オリジナルへのこだわりはない。むしろボアアップや補修部品入手のしやすいCB50JE系エンジンにこだわりがある。これはCB50JX-1との二台持ちなので、消耗部品や補修部品の共用化を意図してのことだ。

銀塗装で錆隠しても、仕上りは不自然すぎるよな。薄い髪を目立たなくするのに頭肌を黒く塗るような手法だもな。

どうしようかな・・・
このハンドルは初めて行ったフリマ(部品交換会)で最初に買った部品であり、このありさまを後で思い知る、思い出深い一品なんだよね。不自然な錆にも個々の歴史あり。
不自然と見るか、芸術的と見るか、月日を重ねた年輪と見るか、己の尺度だな。
コメント    この記事についてブログを書く
« くどいですが、CB80号の変遷... | トップ | ストーブの風よけ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CB50」カテゴリの最新記事