通勤電車(大学生 編)


誰もいない電車で一人、(志筑のまさん)

帰りの電車はそこそこ混んでいた。私の隣には大学生(多分),「女子大生」ではない。ヤローだ。
この方,電車が動き出して程なく眠りに落ちる。落ちてすぐにジャーキングして足元のデイパックをけ飛ばす,少ししてスマホを派手に落とすなど,寝ていても何かと元気。

そのうち,体が左右に揺れだし,頭がどんどん私の肩に近づく。
お? これは久々の「倒れてもらおう」となるか? まあ,ヤローだと嬉しくないが。

で,頭が私の肩に当たる。そのまま体重がかかるかと思いきや,体が戻り,目を覚ます。そして


なぜ私をにらむ?


なんかすごい顔でにらまれた。
そして再び寝る。少しして,また頭が私の肩に当たり,目を覚ます。


だから,なぜ私をにらむのだ?


何もしていないではないか。というか,頭を預けてきたのは君だ。私は寝ていない。
まあ,ジャーキングもしていたので,とても疲れているのだろう。恐らく変な夢も見ている。
寝ぼけている人とはマトモに話にはならないのでいいのだか。

かわいい女性が寝落ちして頭を私の肩に預けてしまい,少しして気づいて,「あっ! すいませーん」と小声で謝られるシチュエーションならば,問答無用に許すのだが。なかなかないなー
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