天気雨



お昼に近くの公園を歩いていたら,ポツ,ポツと雨が落ちてきた。
また天気雨だよ。
まあ,空には雲がかかっていたので,厳密な天気雨ではないかもしれないが。

雨男能力全開だ。

慌てて建物に入ったので,濡れることはなかった,というか,建物に入ったら,雨は全く降らなくなった。


で,雨男を考えてみる。

まずは雨が降る原理だが,水蒸気が上がる → 気体から液体になる境界温度まで上昇 → 飽和水蒸気量突破 → 埃があると液化 → 水滴成長 → 水滴重量が浮遊限界重量突破 → 落下=雨
と,こんな感じか。

では,雨男が出現すると雨が降るケースとは?
前提になる状況としては,空中の水蒸気が飽和状態であることかな

ケース1 水蒸気を追加
これは冬の風呂場のように,天井に水滴が着いた状態で,風呂桶の蓋を取ってしばらくすると,水滴が落ちてくる状況と同じか。
雨男は,自身から相当量の水蒸気を上空めがけて勢いよく放出している!
または,超高温により,周囲の水分を一気に蒸発させている!

ケース2 水滴の核を放出
水滴の核となる埃がないと,雨は生成されない。完全にクリーンな空気では,雨は存在しない。
なので,雨はそのまま飲まないように。オナカを壊す場合あり。雪も同様。
水蒸気は飽和状態だが,埃が少なく,雨とならない場合,埃を投入してやれば良い。
雨男は,大量の埃を一気に上空に放出している!

ケース3 重力の変化
雨粒は上昇気流に晒されており,ある程度成長して重量が増えないと落下してこない。
しかし,引力が増大すれば,自由落下が起こる。
引力は質量に比例する。
雨男は,地球の重力が変化するほど,自身の質量を増大することができる!


・・・どれも近くにいたら,もの凄くメーワクな存在だなぁ

これに対し,晴れ女の力は明確だ。水蒸気が飽和状態ではなくなるようにすればよい。
カラっとした性格というだけでOK
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