桜の木の下



桜もだいぶ花が散り、葉が出てきた。花見も終わりだな。

以前書いたっけかな? 何故桜は花が咲いてから葉が出るのか。
と言うか、通常の樹木のように、葉によってエネルギーを貯めて芽を出すことをしないのか。


桜の木は、その根に必ず骸を抱いている。

花は、その骸の霊気(怨念か)を吸うことによって開く。

それ故、あれ程までに人を惑わすような花となる。

満開の桜の木の下では、人は冷静ではいられない。

狂気にも似た感情を抱かずにはいられない。


見渡す限り満開の桜、四方何処を見ても満開の桜。
そこに放置された人は必ず狂うと言う。

桜の花吹雪は、人を異境へと誘う・・・



なんつー事を考えると、一層キレイに見える。
夜桜のとき、この話をすると、かなりイイ雰囲気になる(かな?)
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