通称「牛天神」と呼ばれています。縁起によると、源頼朝が1184年東征の際に、ここの入江
に船をつなぎ波風が静まるのを待つ間、しばしまどろみました。夢に菅原道真が牛に乗って現
れて二つの吉事があると告げました。武運満足の後は社を営むべしとあり、夢からさめると牛
の形をした石がありました。
御神体の石
その後頼家が生まれ、平氏を西に追うことができ、ここに社殿を造営したということです。その
後、ここの「夢の牛に似た石」を御神体とされ、大宰府天満宮より御魂を勧神されたといわれ、
今日まで多くの人々に信仰されています。