黄金館では、金鉱石など金山の産出品をはじめ、8分の1サイズの千石船や江戸時代の様子を
再現したジオラマなど貴重な資料を展示しています。金塊(純金)250キログラムもありますが、こ
れは時価12億6475万円もするもので、金箔に伸ばすと畳7万枚以上、東京ドーム2.6個以上
の量になります。平成17年に世界一としてギネスにて認定されました。
「漢倭奴国王」金印は、中国後漢の建武中元2年(57)に光武帝から印綬として、当時の倭奴国
王に贈られたもので、天明4年(1784)筑前志賀島で発掘されたものです。茶釜は安土桃山時
代、茶の湯が盛んで、為政者・豪商の間で黄金造りの茶室や茶道具がもてはやされたものであっ
たのです。(写真Mr麹町)