散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

豊門会館(豊門公園)

2015-04-30 06:10:50 | 日記
    

 足柄峠の北、JR駿河小山駅近くに金時公園とか豊門公園があります。豊門会館は洋風の建

物と和風のたてものがあります。昭和初期に出来た西洋館の正式名称は「旧豊門青年学校」と

いうそうです。青年学校という呼び名は、なんとなく懐かしい響きがあります。木造2階建て

ですが、変化に富んだ瀟洒な建て物です。

     

        

 和風の建物は、旧和田豊治家の住宅だそうで正式に豊門会館と言われているようです。これ

は明治42年に建てられたといいます。どっしりと落ち着いた感じですね。この辺りは富士山

の湧水が豊富で、ミネラル豊な水がいっぱい。水道代金も格安だそうですよ。公園の花々もい

ろいろあって、四季折々の風情が楽しめるようです。これからはアジサイが咲く季節ですが、

この地域では、いくらか遅いようですよ。楽しみですね。(写真・ミスター麹町)

足柄の関・峠の笛まつり

2015-04-29 06:06:52 | 日記
    

        古道の一部

 足柄の関は昌泰2年(899)、足柄坂に出没する強盗団を取り締まるために設けられまし

た。関の通行には相模国の国司の発行する通行手形が必要でした。「おじぎ石」とありますが

旅人がこの石に手をついて、おじぎをして手形を差し出したと解説があります。

 足柄峠笛まつり

     

        

 新羅三郎義光は、奥州の乱に出兵した兄八幡太郎義家の応援のため、足柄峠にさしかかった

が、自分が戦死するかもしれないと、義光が笛の極意を授かった豊原豊光の息子、時秋にこの

塚に腰掛けて笙の笛の秘曲を伝授し、時秋を京に帰したといいます。南足柄市と小山市では、

新羅三郎を偲んで、毎年9月の第2日曜日に笛まつりを開催しています。(写真・ミスター麹

町)

足柄峠・足柄城址

2015-04-28 06:03:21 | 日記
    

       晴天時の眺め

 海抜759mにあるこの峠は、古くから足利路として知られ、東国から西国を結ぶ重要な路

として賑わったところです。竹之下の合戦の折、足利尊氏軍が本営を置き陣取った場所で、今

は足利城址の石碑があります。この位置から富士山の眺めには絶好です。  

     

 JR足利駅を降りれば「足利古道」を経て峠に至るコースもあり、又金時山への登山口へも

ともなっていることから、四季を通じてハイカーも多く、シーズン中の5月~10月にはJR

駿河小山駅から「ハイキングバス」も運行されています。  

 万葉公園

      

足利峠は古来から官道であったため多くの人々が通り、歌を詠んでいます。万葉集にも数首

詠われているものが見られます。万葉の歴史を記す公園として、昭和57年に南足柄市によっ

て設置された歌碑に 足柄の御坂に立ちて袖振らば 家なる妹は 清に見もかも と詠われて

います。(写真・ミスター麹町)

足柄山 聖天堂

2015-04-27 06:01:02 | 日記
     

       

 宝境寺(JR足柄駅近く)の境外仏像として本尊[大聖歓喜双身天」を祀る堂で、足柄峠に

あり、開運、縁結びの信仰をもって古くから知られています。神仏混合の祭祀で、本尊は仏像

ですが鳥居など神社としての形式もとっていましたが、平成11年の風害に逢い倒壊して現在

は残っていません。  

      

 本尊の大聖歓喜双身天の石像の高さは1.8メートルで、元は京都にあったものといわれま

すが、昔、宮中の女官と武士が相思相愛の仲となっていたのが、この聖天像に願をかけて一緒

になることが出来た伝えられています。堂の前にはあの金太郎像があります。まさかりを肩に

架け大きな熊に跨っていますよ。(写真・ミスター麹町)

誓いの鐘・新田次郎文学碑(足柄山)

2015-04-26 06:03:05 | 日記
     

        好天ならこうなります。

 ミスター麹町が足柄山を探検したらしく、先ずは「誓いの丘の鐘」、足柄峠に向かう「金太

郎ふじみライン」沿いにあるビュースポット。真正面に対峙する富士山があまりにも雄大で、

思わず叫びたくなる雰囲気であることから「誓いの丘」と名付けられました。ここに設置され

ているモニュメントに鍵をかけ、誓いの鐘を鳴らすと幸せが訪れるといわれます。この日はあ

いにくの曇りだったので、パンフレット晴天の写真を添付しました。

 新田次郎文学碑

     
 
 山岳・歴史作家の新田次郎氏は、「富士に死す」「怒る富士」「八甲田山」など、数々の名

作で知られていますが、平成14年6月6日新田次郎文学碑建設委員会によってこの文学碑が

建設されました。案内によると本会は先生が富士山を通じて、私達の町はもとより富士山東麓

地域を全国に紹介してくれたことに深甚なる敬意と感謝を表すため、生誕90年と小山町の町

制90周年を記念し、富士山眺望日本一を誇るこ「誓いの丘」に文学碑を建設しました。

 碑文は富士山を愛し自然をこよなく愛した、先生の作品「白い花が好きだ」の「富士の美」

から選定しました・・とあります。(写真・ミスター麹町)