鬼押出し園は、浅間山の噴火で流れ出た溶岩が風化した一帯の公園です。園内を巡回出来る
ようになっています。経営母体はプリンスホテルです。嬬恋村誌の説明によると、浅間山の噴
火は天明3年(1783)7月、噴火活動が最高潮に達して真紅の火炎が数百メートル噴き上
がり、同時に大量の火砕流が山腹を猛スピードで下ったといいます。この噴火の際、最後に流
出したのが鬼押溶岩流だといいます。
鬼押出しのネーミング
言い伝えによると浅間山には鬼が住んでいるといわれ、このような奇異な現象を目にした里
人によって自然発生的に名付けられたのであろう・・と伝えられています。爆発の溶岩は山頂
火口から北方へ約5.8㎞、幅は800mから2㎞とされ、面積は6.8平方キロに達すると言
われています。園内には展望レストランがあって、鬼火山ラーメンなどの軽食も用意されてい
るようですよ。(写真・ミスター麹町)