散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

大村益次郎銅像(靖国神社)

2016-02-29 06:10:55 | 日記

        

 NHK大河ドラマ「花神」で、大村益次郎を演じ好評だった中村梅之助さんが亡くなりましたね。吉祥

寺前進座劇場に通った者と致しましては真に残念。今日は靖国神社の大村益次郎銅像ですが、これ

は皇居前の楠正成、上野の西郷隆盛とで東京三大銅像といわれています。益次郎は山口県出身で、

旧名は村田蔵六(むらたぜいろく)です。大阪で蘭学を学び故郷に帰って医者になっていました。その

後、長州藩に見出されて軍監になりました。    

 徳川幕府の長州征伐を逆に撃ち負かすなど戦上手で、後に薩長中心の討幕軍司令として戊辰戦争

勝利に貢献しました。新政府の軍制のことで反対派の襲撃を受けて帰らぬ人となりました。その後日

本兵制の父と呼ばれ、靖国神社の銅像となります。残っている写真でも、この銅像でも眉が太くて大

きいのが特徴です。


有楽町で逢いましょう

2016-02-28 06:08:05 | 日記

        歌碑です

          

 これは有楽町マリオン前の「歌碑」です。フランク永井のこの歌が大ヒットして映画になりましたね。

 JR有楽町駅西口読売会館には「そごう」がありましたが、今はビックカメラかな。その「そごう」の2階

にあった喫茶店で、主演の川口浩が恋人役の野添ひとみを待つシーンです。    

        

 貴女を待てば雨が降る 濡れて来ぬかと気にかかる ああ ビルのほとりのティー・ルーム 雨も

いとしや唄ってる 甘いブルース あなたとわたしの相言葉 有楽町で逢いましょうとなるわけで。

 むかし人間の私にとっては 懐かしいです。夜霧の第2国道 松尾和子とディエットの東京ナイシク

ラブなど忘れられません。如何ですか ご同輩。


竹屋の渡し(浅草7丁目)

2016-02-27 06:08:33 | 日記

      

         

 隅田川にあった渡し舟のひとつで、山谷堀口から向島の三囲神社(みめぐりじんじゃ)の前あたりを

結んでいたものです。明治40年刊「東京案内」には「竹屋の渡」とあり、同年発行の「東京浅草全図」

では「待乳ノ渡、竹屋ノ渡トモ云」と記されています。

 江戸時代、隅田川をのぞむ今戸や橋場は風光明媚な地と知られ、様々な文学や絵画の題材となっ

ています。船宿竹屋の女将が、対岸の三囲にいる舟を「たけやーっ」と呼ぶ、よく通る美声が評判に

なったと言い伝えがありますが、まさに時代劇の世界ですね。昭和3年に言問橋の架橋にともなって

この渡し舟も廃止になったということです。


「花」の歌碑(隅田公園)

2016-02-26 06:10:54 | 日記

      

        

 春のうららの隅田川 のぼりくだりの舟人が・・・ 武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲「花」の碑です。

 この碑は、羽衣自筆の歌詞を刻み、昭和31年(1956)11月3日、その教え子たちで結成された

「武島羽衣先生歌碑建設会」によって建立されたものです。     

 明治33年(1900)、東京音楽学校教授である武島羽衣が、助教授の滝廉太郎とともに「花」を完成

させました。羽衣28歳、廉太郎21歳でした。滝廉太郎は作曲家として有名ですが、「荒城の月」「鳩

ぽっぽ」などかあります。「花」完成の3年後、明治36年6月29日24歳の生涯を閉じました。武島羽

衣はその後長い間、日本女子大学で教鞭を執り、昭和42年2月3日に94歳で没しました。

        

 手漕ぎ舟の行き交う往時の のどかな隅田川。その情景は歌曲「花」により 今なお多くの人々に親

しまれ、歌われています。隣には正岡子規の「雪の日の 隅田は青く都鳥」の句碑があります。


阿吽の呼吸(慶養禅寺)

2016-02-25 06:10:12 | 日記

      

           

 待乳山の聖天さまの北隣の慶養禅寺門前に、阿形吽形の仁王様がデーンと。見れば見るほどすご

い顔をしておいでですね。阿吽の呼吸とは、最初から最後まで 全てにおいて呼吸の合う、心の通じ

合った関係ということだそうです。一方は口を開けた「阿形」、一方は口を閉じた「吽形」で、万物の始

まりから終わりまでを象徴したものだそうです。万物の始まりから終わりまで・・・ですか。しばらくの間

じっとしてお顔を拝見してやっと納得したような気になりました。    

       

 信号を隅田公園へと渡り、梅の花を拝見しました。今年は寒暖日替わりですね。昔は三寒四温と

いって、三日寒くて四日温かい・・・と或る程度温かい日と寒い日がそれぞれ何日か続いたものですが

ね。梅は咲いたか桜は未だかいな 柳なよなよ風次第 しょんがいな などといいましたがね。昨日は

北風 今日は南風 明日は浮名のたつみ風  恋の風なら色ばかり しょんがいな です。どっちにし

ても春は近いですから。