明月院には北條時頼のお墓があります。宝篋印塔・五輪塔等の部材を組み合せた石塔で石
積みの壇上に安置されています。父は時氏、母は安達景盛の娘で賢母と言われ、徒然草にも
登場する松下禅尼の二男として安貞元年(1227)生誕。寛元4年(1246)19歳で執権職に
つきました。北條政権を確固たるものに築き、一族の全盛期を迎える一方では禅宗に深く帰依
し、我が国最初の禅の専門道場「建長寺」を創建し、弘道3年(1263)37歳の若さで生涯を終
えたということです。
あじさいの花盛りの季節は見物の人々で満員の盛況ですね。参道は行列が出来ていますが
Mr麹町もこの行列にお付き合いしたことでしょう。本殿裏には枯山水があって、目の保養がで
きたようです。これだけの紫陽花は何時頃から咲いていたのでしょうね。聞くところよると、戦後
のことらしく、50~60年前から増えてきたと言いますね。(写真・Mr麹町)