鶴岡八幡神社の境内社に白旗神社がありますが、これは源頼朝公、実朝公をお祀りしてあ
るものです。黒塗りの御社殿が印象的で、祭神の御神徳にあやかり必勝や学業成就の信仰の
篤い神社といわれています。また、丸山稲荷社は本宮の左側の小高い丘の上にあります。社
殿は商売繁昌を願う多くの方々より奉納された赤い旗で囲まれ、ここでは一番古い室町期の
建物といわれています。
鶴岡八幡神社といえば「大銀杏」が知られていますが、平成22年3月の強風で倒れてしま
いました。倒れた大銀杏の幹は切断されて、移植され根付くことが期待されていましたが、平成
24年に根の部分から新たな「ひこばえ」(若芽)が確認されその後も成長が続いているというこ
とで大いに期待されています。(写真・Mr麹町)