何かと最近の若年層は自己感覚が希薄という事が言われているが、全寮制の学校などの
規則や指示、号令などで行動が決められるところに自己感覚が希薄な生徒が入ると、
自己感覚や主体性が育ちにくそうである。
そういった場合、様々な選択肢があり、かつ、個人の責任が問われるようになった現代社会には
向いていないタイプに、生徒は方向づけられそうである。
少子化にも関わらず、通信制高校などの従来の学校とは違うところに行く子どもの割合が増えているのも、
当事者たちが一律な教育や行動に向いていないことを自覚することが増えているからだろう。