濃くて臭くて考えさせる映画
インド映画で解りやすく濃く作っている映画です。
【あらすじ】
物語の舞台は1920年のイギリスの植民地であるインドです。イギリスの警察の一員となっているラーマ(ラーム・チャラン)と、
イギリス人知事たちに村から連れ去られた妹を取り戻そうと、都会に来て潜んでいるビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr.)の二人は、
ふとしたことで知り合いますが、それぞれの立場や考えから、いろいろな選択を迫られるのでした。
【感想】
シンプルで大げさに作られている映画ですが、エネルギー溢れる映画なので、3時間飽きさせません。
インド映画らしく何かと歌って踊るシーンも入れてあります。
植民地というものについて考えさせる映画でもありました。
悪役として出演している白人俳優さんたちは、どういう気持ちで出演していたのでしょうか。
韓国映画で「暗殺」(’16)という、日本の植民地支配に抵抗することを素材にした映画がありましたが、
国に勢いがあるとエンタメ映画にするのに使いやすい素材なのでしょうか。
映画『RRR』本予告