実話をもとにした本の映画化とのことで、犬好きにはおすすめの映画です。
【あらすじ】
大学4年生のフィールディング(ジョニー・バーチトールド)は彼女に振られたことから犬を買おうと思い、
保護施設から一匹の犬を引き取ります。
その犬を「ゴンカー」と名付けて、住んでいるアパートや大学の中でも、共に行動して暮らします。
卒業が近づいて周囲は就職先が決まっても、フィールディングは就職先が決まらないので、
ゴンカーを連れて両親の住む実家に戻ります。
そこでそれなりに楽しく過ごしていたフィールディングと両親ですが、ゴンカーに持病が見つかり、30日に一回薬を
投与しなければならないことが解ります。
そして友人とゴンカーを連れてアパランチ・トレイルという幾つもの山を抜けていく遊歩道に行きますが、
キツネを追ったゴンカーが戻ってこないので、実家に戻り両親とともに捜索することにするのでした。
【感想】
母親(キンバリー・ウィリアムズ=ペイズリー)が捜索本部として自宅で情報を集めますが、新聞や電話、SNSなどで
たくさんの情報が集まってくるところはいかにも現代という感じでした。
いかにも仕事のできそうな父親(ロブ・ロウ)と比べ、フィールディングは大人しく体調も良くない事が多いのですが、
それでもゴンカーを探すために何時間も山道を歩き続けるところから、人にはそれぞれ向き不向きの事があるのだなと
思える展開でした。
米国と言うと、多くのホームレスの人がいて、さらに医療保険のことなどから、あまり医療を受けられない人も多くいますが、
動物の保護施設などが多く、関わっている人も多いというのは独特な感じを受けるところです。
シンプルな内容をアメリカの大自然を舞台にして撮ったいい映画だと思いました。
犬を飼っている人や、これから飼おうと思っている人にオススメの映画です。
Dog Gone | Official Trailer | Rob Lowe, Johnny Berchtold, Kimberly Williams-Paisley | Netflix