筬通しをして織っているところ
誰が名付けたのかこれを吉野織りと言います。
数段ずつ交互に模様を織ります。
本来は単色で地模様を表すのですが、今回は2色で織ってみました。
糸はシルク細糸、製錬したままの生成りの色と、ミョウバン媒染の五倍子の色で組み合わせました。
筬は糸の細さから、本来は6羽を使いたいところ、今回は5羽を使用、ですので柔らかく織れたと思います。
これが完成作品です。
今の季節にちょうど良く、または夏の冷房対策にも使えそうです。
長いので、背中と肩を覆えます。
世間はゴールデンウイークで遊んでいる人が多いのかもしれませんが、
私は毎年、作業場にこもり、織り三昧の時間を過ごしています。