空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

捨て犬

2006-11-23 10:01:13 | つぶやき
私には、どうしても忘れられない捨て犬に関する出来事がひとつ。
今でも、思い出すと涙が出てしまう。

ある日、お腹の大きな白い犬が会社の周りをウロウロしていた。
人間がいるから何か食べ物を貰おうとでも思ったのだろうか、
出て行くと、こちらの方へ寄ってきた。
人間慣れしているところをみると、飼われていた犬だということは解る。
しかし、首輪はしていなかった。

まれに近所の犬が鎖をはずしてウロウロすることもあるので、
周りの人に聞いて、確認することもある。
しかしこの犬には、誰も見覚えがなかった。

この時に知らん顔をしていれば、この犬は何処かへ行ってしまったのだろうが、
たまたまパンがあったので、それを与えてしまった。
そしたらその犬は、この場所から離れなくなった。
夜はどこで寝ているのかしらないが、明るくなると、出勤するかのように来ていた。

ある日、私が出社したときに、道路の反対側にいた犬が、私の姿を見て、
こちらへこようとした。

車が近づいている。

「だめーーー!!!」
って叫んでも、言葉が解るはずもない。
犬は車と接触してしまった・・・。

私の様子から、車もスピードを緩めてくれたのが幸いした。
その犬は、足の爪を傷つけながらも、私の方へしっぽを振りながら嬉しそうに寄ってきたのだ。

・・・・あ・・・だめだ、涙がでてきた・・・

・・・・・中断


もう、何年も前の話ではある。

昨日から、老猫が会社にいついている。
この猫も人慣れしているところをみると、飼われていたと思われる。

いろいろ事情もあるだろうが、なんとか最後まで面倒みてあげるよう、
脳みそを使って考えて、命を大切にしてほしいと思う。
人間頭がいいんだから、考えれば出来ないことなんて、ないと思うよ。
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