1997年に刊行された妹尾河童の自伝的長編小説の映画化。
お盆休みに何かの番組か、あるいはCMを見たのか知らないけれど、
「いい映画らしい」という夫の希望があり、観に行ってきました。
私的にはストレス発散系の別のモノが観たかったのですが、
滅多にない夫のお誘いだったので水を差すわけにもいかなかったです。(笑)
時代は昭和初期。
神戸の洋服屋ということで、NHKの朝の連続テレビ小説「カーネーション」を思い出しました。
この時代に生きてたわけでもないので苦労は全くわからないけれど、
なんだか時間がゆったりしていて、いい時代だったのかなぁという気はします。
そんな何気ない日常が戦争によって変わっていきます。
言いたいことを表だって言えなくなり、言わなくてもいいことを陰で言うようになる。
今まで疑いもしなかった人を疑い、信じる気持ちさえ薄れていく。
そんな中でHの父の言葉が胸に沁みた。
「戦争は必ず終わる。その時に恥じない人間であれ。」
起伏のあるストーリーではないのだけれど、なんとなく引きつけられて見入っていた。
夫はちょっと不満そうでしたけどね。
回りを見回せば、私達夫婦と同等かそれ以上上の年代の人達が多かったこの映画。
声に出して共感していたおばさんがいて笑えた。
Hの父親役の水谷豊と脇を固める岸部一徳とくれば、言わずもがな。
途中、セリザワがウキョウさんを痛めつけてるシーンなんかは、
「オマエ何やってんだー!そんなことしていいのかー!」と言いそうになります。(笑)
お盆休みに何かの番組か、あるいはCMを見たのか知らないけれど、
「いい映画らしい」という夫の希望があり、観に行ってきました。
私的にはストレス発散系の別のモノが観たかったのですが、
滅多にない夫のお誘いだったので水を差すわけにもいかなかったです。(笑)
時代は昭和初期。
神戸の洋服屋ということで、NHKの朝の連続テレビ小説「カーネーション」を思い出しました。
この時代に生きてたわけでもないので苦労は全くわからないけれど、
なんだか時間がゆったりしていて、いい時代だったのかなぁという気はします。
そんな何気ない日常が戦争によって変わっていきます。
言いたいことを表だって言えなくなり、言わなくてもいいことを陰で言うようになる。
今まで疑いもしなかった人を疑い、信じる気持ちさえ薄れていく。
そんな中でHの父の言葉が胸に沁みた。
「戦争は必ず終わる。その時に恥じない人間であれ。」
起伏のあるストーリーではないのだけれど、なんとなく引きつけられて見入っていた。
夫はちょっと不満そうでしたけどね。
回りを見回せば、私達夫婦と同等かそれ以上上の年代の人達が多かったこの映画。
声に出して共感していたおばさんがいて笑えた。
Hの父親役の水谷豊と脇を固める岸部一徳とくれば、言わずもがな。
途中、セリザワがウキョウさんを痛めつけてるシーンなんかは、
「オマエ何やってんだー!そんなことしていいのかー!」と言いそうになります。(笑)
ここはやはり少年H、そして永遠のゼロ…の流れでしょう(笑)
昭和初期のこの時代、軍国主義の影がしだいに濃くなりつつあるなかでも、ゆーたさんが
書かれているように時間がゆったり流れていた感じがしますよね。
明日の暮らしではなく、もう少し先の未来を人々が思い描けていたいい時代だったのかも
しれないですね。観たいなぁ~。
でも、本当に何気ない日常から、
戦争へ向かっていく日々の暮らしの中でのいろいろな出来事が、
ひとつひとつ考えさせられましたよ。
戦争だけじゃなく自然災害も同じことで、
人生設計の変更を余儀なくされちゃいますからね。
しろりんさん、原作は読まれました?
私は映画を観てから原作が読みたくなってしまいました。
観たいです(笑)
原作はまだ読んでないんです。最近は未見の者ならなるべく観てから読む派にしてます。
やっぱなんだろう、あ…あのシーンカットしたな、とか気になるし(笑)自分の思い入れのある場面と
監督さんの描きたい場面には違いがありますもんね。
ちなみに先日ドラマが終了した激流もこれから読みますよ~。
そうですねー、観てから読む・・・はいいですね。
読みが先だと、自分の世界観が出来上がってしまってますから、
そこから映像を観ると、ガッカリしちゃうことが多いんですよね。(笑)
今回も映画を観た後で、
もっといろんなことがあっただろうに、いろいろカットされちゃったんだろうなって思えて、
それで原作を読んでみたいって思ったんですよ。