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事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

素人介護

2009-06-22 14:42:24 | 介護日記
エロ問題を介護士さんに相談したときに、
「ずっと○○さん(舅の名前)と付き合っててわかるけど」
という言葉を言われたけれど、舅の性格すべてをわかるはずはないよ。
よそと家の区別は出来て、他人と家族の区別が出来る状態の舅だから、
よそと家での態度は違ってくる。
家で怒鳴り声をだしてても、施設でそれをしないくらいの意識はまだあるはず。

それと、そのときに、
「家の人にはこのことを言う必要ない」
みたいなことを私に言ってきた。
もちろん舅の尊厳の問題なので言ってはならないことだと思って我慢していたが、
私の心が折れそうだったので、夫に相談したわけだ。
だけど、家族で悩みを共有しなくてどうするんだ?

介護のプロからすれば何でもないことなのかもしれないけれど、
介護をする私にしてみれば、初めてのことで戸惑うのは当たり前のこと。
温度差を感じたというのはそうゆうことがあったから。

一言で認知症と言っても十人十色で、
もちろん基本的な介護の仕方というのはあるかもしれないけれど、
不器用でも自分達のやり方で介護をするしかないんだなっていうのが実感。
家族の介護は商売ではないんだから、マニュアルどおりでなくていいと思った。
だって、介護される人間の性格を一番わかっているのは家族なんだから、
その人に合わせた介護をすればいいってことなんだよね。

よその介護は参考になるかもしれないけれど、手本にはならない。
だって、介護される人の性格が違うんだもの。
家族は介護士ではないし、プロではない。
そう思えたら、なんとなく肩の力が抜けた。
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