おめでとう

内藤倒せる…油断した挑戦者・清水(スポーツニッポン) - goo ニュース


試合は完全に清水ペース。
このまま終わったら、絶対に清水選手が勝利していたはずだ。
内藤選手にＫＯを期待しようにも、あんな状態だとそれも期待薄の試合運びだった。
清水選手の的確なパンチに比べると内藤選手は空振りが目立った。
気負い？あせり？
見ている方がハラハラドキドキ。

で、迎えた１０Ｒ。
え！？清水選手が倒れた。
一瞬の出来事で、何がどうなったのかよくわからなかったが、
とにかく清水選手が倒れた。
内藤選手のＫＯ勝ち。
やったぁ・・・。

ドラマを見ていたせいもあったし、
３３歳という年齢、３度目の防衛戦ということで、
何とか今回は内藤選手に勝たせてあげたいという気持ちでいっぱいだった。

柔道もそうだけれど、どんなに優勢に試合を運んでも、
ボクシングは倒れれば負け、柔道は一本をとられれば負ける。
逆に、どんなに劣勢であったとしても、勝つことができるという、
チャンスを与えらているスポーツでもある。
そのチャンスを自分のモノに出来る内藤選手は、
やっぱり何かを持ってるとしか思えない。

「ビビッた」
チャンピオンらしからぬ正直？な言葉の内藤選手。
トラの皮をかぶろうとしない羊が、どこまで行けるのか、
見届けたい気持ちになった。