日曜日の朝方3時15分前。
突然目が覚めた。
前の日忘年会があり、12時近くに寝たというのにだ。
その時間はミクの命の火が消えた時間なのではないかと思っている。
台所の小さい時計も、何故かその時間で止まっている。
ミクが死んだ朝方、時間はわからないが私は足元に重みを感じた。
そしてピチャピチャと水を飲む音。
ミクが水を飲んでいるのかなぁ~って寝ぼけながらにも思っていた。
ずっとミクのことばかり考えて寝たので、
どんなことでもミクに結び付けてしまっていたのだ。
けれど、それはミクがお別れに来た時だったのだろうか・・・。
ミクは首輪がきらいで、4個も無くしてしまっていた。
もう5個目を買う気もなくなり、最近は首輪もしていなかった。
子供の頃、首輪を自分でとろうと口にはさみ、
大騒ぎしたこともあった。
臆病なわりに人間に媚びるようなこともなく、
自由に生きていたように思う。
ここ1ケ月くらいだ、やっと私に甘えるようになったのは・・・。
かくれんぼしたり、抱っこしたり、私を見つけて走り寄ってくるようになっていた。
抱っこすると私の顔を見上げて、じっと見ていた。
まるで私の顔を確認するかのように。
死期を悟っていたわけでもあるまいし、
でも、最近は一緒にいる時間がとてもたくさんあった。
朝、死後硬直の始まった身体を撫でていると、
ゴロゴロと喉を鳴らしているような音が聞こえた・・・ような気がした。
今でも、ミャーミャー言いながら帰ってくるようで、
なんとなく玄関の方を振り向いてしまう。
シマ、ソラ、ママ・・・。
どんなに神様にお願いしようとも泣き叫ぼうとも、
命が戻ってきたためしがなく、
今回もミクの命が繋がることを一晩中祈ったがダメだった。
ミク、幸せだっただろうか?
今頃ママと兄弟のところで、いろいろな話、聞かせてやってるのかなぁ~。
今度生まれ変わってきたら、また私とどんな形でも出会いたいね。
ミク、ありがとう。
突然目が覚めた。
前の日忘年会があり、12時近くに寝たというのにだ。
その時間はミクの命の火が消えた時間なのではないかと思っている。
台所の小さい時計も、何故かその時間で止まっている。
ミクが死んだ朝方、時間はわからないが私は足元に重みを感じた。
そしてピチャピチャと水を飲む音。
ミクが水を飲んでいるのかなぁ~って寝ぼけながらにも思っていた。
ずっとミクのことばかり考えて寝たので、
どんなことでもミクに結び付けてしまっていたのだ。
けれど、それはミクがお別れに来た時だったのだろうか・・・。
ミクは首輪がきらいで、4個も無くしてしまっていた。
もう5個目を買う気もなくなり、最近は首輪もしていなかった。
子供の頃、首輪を自分でとろうと口にはさみ、
大騒ぎしたこともあった。
臆病なわりに人間に媚びるようなこともなく、
自由に生きていたように思う。
ここ1ケ月くらいだ、やっと私に甘えるようになったのは・・・。
かくれんぼしたり、抱っこしたり、私を見つけて走り寄ってくるようになっていた。
抱っこすると私の顔を見上げて、じっと見ていた。
まるで私の顔を確認するかのように。
死期を悟っていたわけでもあるまいし、
でも、最近は一緒にいる時間がとてもたくさんあった。
朝、死後硬直の始まった身体を撫でていると、
ゴロゴロと喉を鳴らしているような音が聞こえた・・・ような気がした。
今でも、ミャーミャー言いながら帰ってくるようで、
なんとなく玄関の方を振り向いてしまう。
シマ、ソラ、ママ・・・。
どんなに神様にお願いしようとも泣き叫ぼうとも、
命が戻ってきたためしがなく、
今回もミクの命が繋がることを一晩中祈ったがダメだった。
ミク、幸せだっただろうか?
今頃ママと兄弟のところで、いろいろな話、聞かせてやってるのかなぁ~。
今度生まれ変わってきたら、また私とどんな形でも出会いたいね。
ミク、ありがとう。