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番外:原爆投下目標の選定

2021年03月28日 09時06分16秒 | 雑関連
1945(昭和20)年8月6日(月)8時15分米軍によって原子爆弾が投下されました。
なぜヒロシマだったのか?
(当時)廣島には第二総軍司令部が1945年4月8日に置かれ、米軍の上陸に対する防衛を組織する事になっていました。
また、三菱重工業などの主要な軍需工場や巨大な陸軍軍需物資集積所を抱えていたなどからと聞いています。

先日、新しくなった“平和記念資料館・総合図録”をみていると
(原爆投下)目標検討委員会というもので、検討していった過程の記述があり、(わたしが)知らなかった多くの記述があったのです。
1945(昭和20)年4月米国では4ヶ月以内に原爆が完成する見通しが立ち、
投下目標都市の検討が始まったそうです。
4月27日軍人と科学者で構成する第一回目標検討委員会が開かれ、都市の規模などの条件から17地域が研究対象として選定されました。
東京湾、川崎、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、呉、広島、山口、下関、小倉、八幡、福岡、佐世保、長崎、熊本
5月10日・11日第二回目標検討委員会で、8月初めに使用予定の2発の原爆投下目標として
京都、広島、横浜、小倉の4都市が選定されました。
基準として(次の)3つが示されました(そうです。)
・直径3マイル(≒4.83km)を超える大きな都市地域にある重要目標であること。
・爆風によって効果的に被害を与えることができること。
・8月まで爆撃(≒空爆)されないままでありそうなもの。

わたしは、勉強不足で最初の目標検討で、17地域が検討されたことを知らなかったなどで、
今回、頁を更新しました。
(裕編集の)原爆投下目標の選定

3月28日(安芸区のわが家付近)天候:あめ

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