ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

「お手」

2012年03月13日 | 海外ロングステイ

犬を飼い始めると教えたくなるのが「お手」ではないでしょうか。
ロックはとても賢い子犬で(またまた親ばか・・・笑)ご褒美のビスケットなどは使わずに「お手」と「お代わり」を憶えました。
「お手」と言って手を出すと必ず左手からお手をしてくれて、「お代わり」では「右手」を差し出してくれます。
ところで、ロックの飼い方で、うっかりしていたことに先日気付きました。
それは庭で犬を飼う場合は庭全体に放って飼うのは決して犬の為にならないことをネット情報で確認したことです。
犬は本来、外界から遮へいされ外敵や風雨から身を守りやすい場所を本能的に好むそうです。
犬を狭いところに閉じ込めてかわいそう、と感じるかもしれませんが、犬の方では逆に安心しているそうです。
        
人間でも体育館のようなだだっ広い空間よりも、ある程度空間が限定された自分の部屋の方が安心できますが、それと同じ理屈で、犬にとって安心できる「自分の部屋」に相当するのが「ハウス」といえるそうです。
ある程度は犬が自由な行動がとれるスペースも作ってあげる必要がありますが、それでも1~2畳のスペースで充分です。 
また犬は自分が丸まって寝れる程度の大きさの小屋が一番落ちついて寝ることが出来るので、犬小屋は大きくなくても十分です。
「ハウス」を設けず、犬が家の中で自由に動き回れる状況は「自分がこの縄張りを支配しているのだ!」と勘違いし、自分がリーダーとして振舞う「権勢症候群(アルファシンドローム)」の一因になります。
このアルファシンドロームを防止する意味でもハウスは必ず必要となるそうです。
なぜなら飼い主の命令に従い指定された場所に移動するという行為は、「自分がリーダーではなくリーダーに従うメンバーなんだ」という自覚を、絶えず犬に与えることになるからです。
そんなことから数日前にロックのハウス周りに俄か作りのフェンスで囲いをしました。
最初は随分不服そうなロックでしたが、今ではすっかり落ち着いて、自分のスペースでのんびりしているので、近い中に金属製の柵を外注しようと思っているところです。