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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

サンドコンサートでソプラノを聴く

2016-02-21 12:11:01 | 暮らし

 昨日は二月の朝日酒造「サンドコンサート」に行ってきました。
(カメラを忘れ、これは前回のニューイヤーコンサートの際のもの)



 1~3月までの演奏メニューが載っています。
3月は金子由香利さんのフルートとピアノですから、これも聞き逃せません。



 相変わらず、アップはピントがずれてしまいます。
プログラムの一番目は「オペレッタinエントランス」と有り、後半歌う歌手のお弟子さんたちによるもの。



 第二部と有りますが、こちらがメーンかな。
ソプラノ歌手「五十嵐郊味(さとみ)」さんの独唱です。

 人間の声ってこんなに大きく発生できるものかと驚かされます。
あの、広いエントランスホール一杯に響き渡るのですから。



 さて、楽しませて頂いたのでちょっぴり朝日酒造さんの宣伝も。
酒蔵上方と有る冊子ですが工場全体が見える写真が掲載されていました。

 この広くて大きな工場群の中、ボトリング工場と事務室の間に大きなエントランスホールは有ります。
そして、工場と道路を挟んで反対側には朝日酒造さん経営の蕎麦屋「蛍庵」と直売所か有ります。

 以前は蕎麦屋さんも、敷地内の奥まったところに有り現場に出た際に立ち寄る穴場的存在でも有りました。
蕎麦屋さんは、それも良し、そして今の明るい店も良し。5時前に終わったのでお酒だけを買って帰りました。

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一年前の雪景色と比べたら

2016-02-20 08:56:26 | 自然

 記憶にないほどの小雪です。
未だ、屋根の雪下ろしを一回もしていない家も有る。



 一年前の同じ時期の風景です。
gooの設定を変えたら一年前の投稿がメール送信されてきて、その写真でした。



 これは数日前に雪が降った際の風景。
今年は駅名票の向こうに、大きな鏡が設置されています。これは三月のダイヤ改正から運転されるワンマンカーのため。



 これも、一年前の投稿からの一枚。
戯れにスベルべが手を伸ばしていますが、3メートル近い積雪ですね。



 山の畑を見上げます。
これだけ雪が少ないと、山の畑もすぐに雪の下から顔をのぞかせるでしょう。



 雪が多いように見えるかも知れませんが、例年の数分の一でしょうか。
これだと、ゼンマイを始めとする山菜も一気に盛りを迎える事でしょう。

 その時に備え、足腰を鍛えておこうと、山へスキーで行ったり、毎日歩いたり・・・・。
でもねー、体重ばかりは如何ともしがたい。ダイエットが喫緊の課題かなー(笑)。


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小人閑居して・・・・

2016-02-20 06:43:28 | 食べ物

 久しぶりに「モツの煮込み」を作った。
どうしても冬になると運動不足気味になって体重が増えてしまう。

 今も、ペストよりも3キロ程増えているのでなるべく御馳走は食べない。
でもね、義母スベルべママママも好物で有り、それを言い訳にして作ったのです。

 白くて、少し汚れたように見えるけれど、豆腐が崩れた物。
ポイントはスベルべママ手造りのコンニャクと、大根のサイの目切りかな。



 これも、スベルべママママが好きな事を良い事に言い訳にして煮たもの。
先日、映画のポスターを張らせて頂いた店に、お礼に行ったついでに買った「鮭のアラ」で煮ました。



 これは料理とは言えませんねー。
栽培の山菜「ウルイ」と「雪の下ニンジン」のサラダと言うか生野菜。



 これは秘蔵の「ホヤの塩辛」です。
暮れに、ネットで思わずボタンをポチッと押してしまったものです(笑)。



 あわわ、安物のデジカメは焦点が合わないー。
でも、輪切りの大根から滴り落ちる汁の雰囲気は出ていますね。



 さて、そこで美味しい冷酒をグイーっとね。
飲み過ぎはいけませんよ、飲み過ぎは(笑)。



 これもスベルべママが母君のために作った「茶碗蒸し」でした。
さて、ここでタイトル表題の「小人閑居して・・・」です。

 「小人閑居して不善をなす」ですね。
どうしても、時間が有ると食べ物関係に走っちゃうなー、体重増加に気を付けようっと。

 さて、今日はパートもお休みです。
午後はスベルべママと例の朝日酒造の「サンドコンサート」に行ってきます。
今日の演目は何だったかなー、楽しみですー。
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連載55 「平ヶ岳」とオートバイの青春

2016-02-19 05:10:06 | 登山


 平ヶ岳とオートバイの青春

 酒を飲んだり、賭けごとをしたりと、怠惰な生活を送り、体力も落ちていた頃、友人に山行に誘われた。
今のように楽なコースも開かれていない頃で、秘境とさえいわれていた頃の「平ヶ岳」である。

 しかも、オートバイで行き、麓の「鷹の巣」で一泊し、早朝出発の日帰り登山をして、
その日のうちに帰宅すると言う強行軍。
朝はまた薄暗いうちに出発し、あのダラダラと長い事でも知られる、尾根道に取り着いた。

 同行の友人はその頃せっせと山に登り、国内の山では物足らず、ヨーロッパアルプスにまで遠征した健脚の持ち主だった。
鼻歌を歌いながら、変わらぬペースの足取りで登る友人に着いて行く事は容易ならざることだった。
ようやく、山頂近くの「卵岩」に到着し、ややなだらかになった道を登り山頂に立つことが出来た。

 しかし、下りもまた苦難が待っていた。なんと雷雲が発生し、雷鳴が鳴り響き始めてしまった。
激しい雷鳴は谷を登って来るようにさえ感じられ、尾根道から避難し、しばらく藪の中で過ごした。

 予定よりも遅れて下山し、休む間もなくオートバイに登山道具を縛り付けて帰途につく。
しかし、帰り道の途中には未舗装砂利道の難路「枝折峠」が待っている。

 オフロードタイプの友人はともかく、ハンドルが低くて短いロードスポーツタイプの私には、
砂利道は疲労困憊した身体でもあり、想像を絶する恐ろしい下りコースとなった。
峠を越え、下りにかかったカーブでとうとう激しく転倒。

 敷き均されていた鋭い豆砕石は皮の手袋を破り、右手の手のひらに食い込んだ。
峠を下り終え、暗くなった大湯温泉で軽い夕食をと言う話になり、食堂に入った。
脱ごうとした手袋は血で手に張り着き中々脱げない。

 見ていた、食堂の老夫人が「まー可哀そうにー」と言いながら、救急箱を持ってきて応急処置をして下さった。
その後、夕闇の舗装道路を走って帰ったのだが、壊れた前照灯が丁度対向車の運転席を照らすことになり、
行き違いのたびに怪我をした右手でライトを押さえながら走ったのだった。

コメント (2)
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連載54 只見線とカモシカ

2016-02-18 14:42:39 | 自然


    只見線とカモシカ

 新潟県と、福島県をつなぐ只見線の除雪を出向会社の社員として、二シーズン任された事があった。
県境に近い雪深い村の駅の基地から、県境のトンネルの入り口までロータリー除雪車で除雪作業をする。
そこまで終わると、トンネルからの湧水を引き、敷き詰めたシートの上で雪を溶かす設備をした基地に到着し、
ターンテーブルで機械の方向を変え、再び除雪しながら帰って来るのだ。

 県境付近の降雪と強風は、想像を絶するものがあり、雪庇、吹き溜まりが数多くできている。
湿った雪が降り積もった時など、投雪口からの排出雪が練り羊羹のようになり、それがつぎからつぎへと際限も無く続く。

 乾いた雪は、投雪口から舞い上がり、風の向きによっては又自分達に降りかかり視界をさえぎる。
谷間の線路を、高い橋梁で右岸、左岸と亘りながら川を目掛けて投雪を続ける。傍を走る国道は有名な難所で、
冬季間は全面通行止めとなる。

 事故があっても救援さえままならぬ線路である。もし、山から表層雪崩でも出たら、
川に押出されるのではないかとの、恐怖心も正直な所、ときたま顔をもたげる。

 そんな中で、心を和ませてくれる奴がいた。「かもしか」である。
毎回同じ辺りで、通る時刻を承知しているかのように、三、四頭で見下ろしている。
大概の場合は動かず、顔の向きだけを変え見送る。

 緊張の中で、一瞬気の休まりを与えてくれる奴等だった。
十五年振りと言われた、今冬の積雪の中、無事に冬を乗り越えたであろうかと、少し気がかりである。


 (平成5~6年頃の話です)
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