山菜採りになど興味を示さなかった、スベルベママの弟でした。
春の「コゴメ(コゴミとも)」採りを手ほどきしたら、すっかり山菜に嵌ったようです。
一昨日は、一晩我が家に泊まり早朝ワラビ採りをしたいという。
それならば、連れ合いを早くに亡くし一人暮らしの彼と夕食も一緒にという事に。
一人になった当初は、子供たちに心配をさせたくない気持ちも強く、食事も頑張っていた。
でも、一人の食事に手間と時間をかけるのはそうは続かず、スベルベママの御馳走をありがたがる。
スベルベのなかなかできない、煮物です。こんな御馳走がやはり有難いらしい。
野菜の摂り方も少ないのではないかと心配した、スベルベママのサラダ。
前日作った、鳥の胸肉を使った自家製ハムを使い、野菜は家の裏のスベルベママズガーデンから。
そして、メーンはなんと言ってもこれです。小さく見えるけれど大皿です。
スベルベが日本海で釣り上げた例の真鯛の半身が冷凍してあり、それを豪快に焼きました。
おぼろ豆腐の冷奴もやたらと美味しい。
昨年の我が家産生姜を摩り下ろして掛ける。滑らかな舌触りと溶けるような美味しさ。
スベルベママの発言で「三日早いけれども父の日にしましょう」という事に。
ビールでの乾杯から、冷え冷えの白ワインに移行。鯛の焼き物にぴったりでした。
なお、翌朝のワラビ採りです。最近は誰も入らず、いくらでも採れましたよ。
義弟はあちこちへと、そのワラビを配りながら帰宅し、喜ばれたそうです良い父の日になったかな。
でも、食べ物は共に食べる人がいてこそ、考えるし美味しく食べられるのですよね。
最近は盛んに「他人の作ったものは美味しい」なんて口にするようになっていました。
スベルベママも可愛い弟のために張り切って腕を振るい最高の食卓でした。
ワラビは誰も採らなくなって伸びすぎていましたね。我が家は日常食べる分を少しだけ。
大きな四角のプラスチック製漬物桶がほぼ、満杯状態。二つ目を出すほどでもないかと止めたワラビ採りです。
なかなか梅雨入りしなくて毎日暑い日が続いています。早めの父の日、いいですね。どのお料理もお父さんの好みそうなものが並んでいて義弟さんも久しぶりで本格的な家庭の味を楽しまれたことでしょう。
ワラビは採っていればいくらでも出るのですよね。ワラビもたくさん採れて良い日でしたね。