畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「齢重ねるのも悪くはない」(新聞投稿その2おわり)

2024-07-17 04:15:42 | 暮らし
     齢重ねるのも悪くはない(その2終わり)

 若い頃は、仕事の多忙さと責任に、夜中に夢を見て飛び起きることさえあった。多忙さゆえに募るいらだちに、夫婦げんかも少なく無かった。そんな時代には、ふと、のんびりとして暮らす老後を夢見たものだ。

 今は、そんな暮らしを手に入れて、あまり幸せとは思えない社会情勢に腹を立てたりしながらも、安穏な暮らしでもある。こんな日を手に入れるために頑張った若いころがつい昨日までだったのです。

              (終わり)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「齢重ねるのも悪くはない」(... | トップ | そこそこ過酷な北海道ツァー(... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (赤石岳)
2024-07-18 01:02:51
時々、自分の一生で一番幸せだった時はいつだったのかな〜と考える時が有ります。
父母が元気で頼れて、尊敬出来て日曜日は家族で農作業が当たり前で、何処かに遊びに行く事もなかったけれど、平日は何時も友達と暗くなるまで遊んでいた小学校時代かなぁ〜
でも、自分が親となり子供の存在を無視しているかな?幼稚な自分を恥じてみたり?うーん
よくわかりません
スベルベさんの様に少し歳を重ね、穏やかな生活の今
と言えるのは、それぞれの時、精一杯で頑張って来られたからかと思います
山間地で草刈りばかりの毎日は身体が動かなくなるまで続きます。息子や甥達がこのなんの利益も産まない作業をしていくのか?放棄するのか
わかりませんが、幸せに暮らしてくれる事が自分の幸せでもあります

朝ドラ、今日田口さんが「〜らて」と言っていました
返信する
赤石岳様 (スベルベ)
2024-07-18 06:13:17
 「禍福は糾える縄の如し」という言葉があり、その通りだと思う人生でした。
平均的に幸せの道を歩き続けられることなどないかと思います。
でも、辛かったことも、時間さえ経ったら冷静に思い返すことが出来て、有難い。
色々な不幸が重なり「神も仏もあったものではない」なんて、世を恨んだこともありました。
占いが当たるという、ある寺の住職に相談に行ったことさえありました。
そうですねー、自分のことを言うのも恥ずかしいけれど、一言で言うと愚直に生きてきたのかな。
結婚に際し「お前たちのようにお人よしが一緒になって世の中渡っていけるかな」。
なんて、半ば冗談半ば本気で言ってくれた人もいました。
騙されても騙さない。そんな一念で日々を送って来たのかな。
昨日の夕方、小学校から電話連絡があり、8時半からジャガイモの収穫手伝いに行きます。
帰ると、11時には悲しい納骨に立ち会わなければなりません。
僅か一日でもまさに「禍福は糾える縄の如し」になってしまいます。
返信する

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事