「やわらかに柳あおめる北上の 岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」ご存じ啄木の歌。
わが魚野川の岸辺の桜も緑色の芽吹きを見せ始めてくれている。今年は少し早いかな。
下流方から上流方へと目を転じます。
関越自動車道の高架橋や、宇賀地橋の向こうには山裾に隠れ気味の権現堂山も。
12年前の新潟福島豪雨の際には、岸辺の木々はすべて流されすっきりしていた。
10年余りの時間の重さでしょうか。いつの間にか木々は再生した。おや?向こうの木の上は?
カラス、カラスの巣ですよ。
子供のころの好奇心を持ち続けているというか、鳥類の巣を見つけるのは得意ですよ。
一緒に歩いていたスベルベママは暑くなり、防寒着のヤッケを脱ぐ。
雪は溶けたが、まだ土は降ったり止んだりの雨になかなか乾かず、仕事にも手が付かない。
この時は雨は降っていなかったけれど、遠くがかすむのは黄砂のためか。
もう少し、もう少しなどと畑仕事を先延ばしして、春を楽しんでいるスベルべ夫婦です。
魚野川の散歩、いいですね。魚野川という名前にも風情があります。利根川、と言ってもあまり・・・・。
桜が咲くと同時に木の緑も目立ってきます。こちらはもう初夏のように緑がいっぱいです。土手もカラシ菜はもう種になっているし麦の穂は風に波打っています。そうなんですよね。木の葉が落ちると鳥の巣が目立ちますね。隠れて作ったのでしょうが葉が無いので丸見えです。
とても素敵な、珍しいご旅行の記録を、花譜「目を丸くして」拝見しております。ありがとうございます
まだかまだかと残雪を踏んでは確かめていましたが、除雪はしないから自然任せ。
周辺人口が少ないので、人に出会うことも少なく、安全で静かなコースです。
そうでしようねー、こちらがこんな風だと山を越えた関東は初夏のようじゃありませんか?
カラスの巣もこれから葉が茂ってきたらかなり隠れて見えないようになります。
でも、丸見えの電柱の上に作るカラスも居るから不思議ですね。
今回の旅は数年も続いた家内の治療が終わった証。元気になった証でもありました。
今回の参加者で最高齢は昭和10年生まれの男性でした。
単独参加でしたが、スベルべと同年齢の女性の単独参加者と四人で楽しく夕食を食べたりしました。
こちらにも励みになり、あのお歳まで頑張れるとしたら、スベルべ夫婦もまだまだ先が長いです。