畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雨の中で種を蒔く

2015-09-08 04:30:30 | 

 どうも困った天候が続く年です。
少雨で困るほどの梅雨が明けると共に、やはり少雨の猛暑が続きました。

 どういう秋になるのかと心配になるほどだったのに、八月中、下旬から一転涼しい気候に。
そして、雨が続き水分不足は解消したけれども、降り続く雨で種蒔きが計画通りに行かない。

 昨日も午前中は所用を足して、午後の雨の晴れ間を見て夫婦で山の畑へ。
山の畑はご覧の通り、畝間に水が溜まっている。

 とても種蒔きが出来る状態では無いのだけれど、大根の種蒔き期限も迫り作業を強行。
葉物野菜を蒔く予定の平畝に大根を蒔くことにした。缶コーヒーの空き缶で印を付けます。
 


 なぜ、そんな強行作業をしなければならないのかと言うと、土が濡れ過ぎて畝が作れないから。
大根を7~800本蒔くスペースがまだ手付かず状態で残っているのです。



 左に見えるさつま芋の畝の隣から大根を蒔き始めている。
最初は天候もそれなりに順調で、8月28日に大根を三畝初蒔きしたのでした。



 マルチシートを張った平畝の間にも水は溜まる。
雨が続き気温が上がらないので、野菜の成長も遅い。右の黒いマルチは紫の白菜だが全く伸びない。



 この平畝にはラディッシュから始めて、蕪類や何種類もの葉物野菜を蒔いてある。
これらも降り続く雨のため、成長は思わしく無いですね。



 平畝に強行して蒔いた大根は「紅くるり」「緑大根」「北京紅芯大根」の三種類。
合計で198本分蒔き、土が濡れて覆土出来ないので「種蒔き培土」を種に掛け、その上に籾殻を蒔く。

 午後からは来客が有り、スタートが少し遅れたため作業は6時近くまでかかってしまうことに。
「雨だから、夕方早めに温泉にでも行こう」と言っていた計画は白紙撤回になってしまった。

 スベルべママは歩きたいと言って、一足先に山道を歩く。
一人で雨合羽を脱いで懸命に仕事を進めて、軽トラでスベルべママを追い、山道の途中で追いつく。

 土、日曜日と「農天市場」で働き、本来であれば休養日で有るべき月曜日。
でも、休みもせずに結局こうして一日働いてしまうスベルべ夫婦なのでした。
コメント
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