☆☆ゆきのおと Yuki's Note ♪☆☆

☆名越(なごや)左源太時敏の玄孫が綴る日々のあれこれや家族の歴史. 
☆記事・写真などの複写・転載はご遠慮ください

祖父と徳富蘇峰のエピソード(mixi日記より)

2008-01-30 12:17:52 | ある日の父の問わず語り

先日、去年の手帳(日記 10.18 Thur. )を見ていたら、
こんなメモがあった。

☆徳富蘇峰   (横に「吉田松陰」とも書いてある)
(1863~1957)     ↑どんな関連があるのだろう?
             思想家繋がり??


メモには「フェリアの10月20日号より」と書いてある。
フェリアの記事自体はどんな事が書いてあったか内容は覚えていない。
(☆ ↑リンク切れです)

このとき、父に「徳富蘇峰って、知ってる?」と尋ねてみたところ
「蘇峰が台湾に来た時に澎湖島で、篤彦じいさん(=私から見れば祖父)が
一緒にビリヤードをしたんだという話を聞いたことがある」とか。

祖父がビリヤードをやったということも初耳だけど、
なんの気無しに訊いたことでこんな逸話が出て来るから面白い。

台湾にいた頃に名越左源太(=父からすれば曾祖父)の原画を
父親から見せてもらったという話もそうだけど、
実は『南島雑話』の著者(*)は名越左源太だと紹介されて話題になった時期(※永井亀彦著「高崎崩の志士 名越左源太翁」発行の昭和9年頃?)に
※↑()内、‘18.7.26加筆

「あの原画を持って帰っていたら、
 ○○さん(当時の研究者)に渡せたのになぁ。。』

と言っていたことを思い出す、とか

終戦後台湾から鹿児島に引き上げてきたあと
母親(=私から見れば祖母)が先祖の墓(左源太の奥さん、
タネさんの実家のお墓だったかも?)を尋ねようとしたら、
大雨の後だったため道路が土砂で埋まっていて結局尋ね当たらなかった話とか

この数年の間、聞かせてもらうことが多くなった。

父方の祖父・篤彦についてはこちらに(追記:'18.5.11)
『昭和21年の父と祖父・篤彦』

 註:『南島雑話』の著者(*)については
 こちらに詳しいことが書いてあります。
  ↓
:: 幕末奄美遠島生活 ::
《左源太さんの日記》
『名越左源太「大島遠島録」の、なんちゃって現代語訳と
   食と菓子についてのあれこれ』
http://sagenta.nature-f.com/?eid=415997#comments(←リンク切れ)

この方は後にご本を出されています(追記:'18.5.11)
『名越左源太の見た幕末奄美の食と菓子』


ひょんなことからもっといろんなエピソードが聞けるんじゃないかと
最近父の話を聞くのが楽しみになっている。

知らなかったので調べてみた。
《徳富蘇峰記念館/プロフィール》
http://www2.ocn.ne.jp/~tsoho/frame_set.html(←リンク切れ)
《徳富蘇峰のページ》
http://www.hi-ho.ne.jp/tastevin/soho/sohomain.html(←こちらはリンク先へ行けます♪)


徳富蘇峰の弟の事も載っていた。

☆ 徳富蘆花は実弟で、日本文学の小説家
(1868~1927)
トルストイに心酔し、晩年はクリスチャンとして田園生活を送る。
著書に「思い出の記」「黒い目と茶色の目」「みみずのたはこと」など

『不如帰』(ほととぎす)は、明治31年(1898年)から32年(1899年)にかけて国民新聞に掲載された徳富蘆花の小説。のちに出版されてベストセラーとなった。


記事を読んでいくと次々と興味が尽きない。
興味が尽きないのだけど、その分やることが多くなり
いろんなことが山積みになるのである。

山積みの下の方に埋もれてしまうこともある。
だから、これはメモ代わりでもある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記>10/20号のフェリアの記事、見つけました。
甲南中学校正門横にある石碑の碑文を書いたのが
"徳富蘇峰"である、とありました。
http://373news.com/felia/bn/no213/maturi/index.html
<記事より>
「城下に18あった郷中(ごじゅう)のなかでも、特に高 麗・上之園・上荒田の 3つの 方限からは、大久保利通ら幕末 ~明治に多くの偉人を輩出。昭 和10年、彼らの業績をたたえ るため三方限の顕彰碑が建てら れた。碑文は熊本県出身の文豪・ 徳富蘇峰が書いたもの。 」
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の探訪先は‥‥ | トップ | 2/1~2/3 金魚、雨、いろいろ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ある日の父の問わず語り」カテゴリの最新記事