☆☆ゆきのおと Yuki's Note ♪☆☆

☆名越(なごや)左源太時敏の玄孫が綴る日々のあれこれや家族の歴史. 
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台南での想い出

2009-09-04 23:03:27 | ある日の父の問わず語り

きのう、父と車で出かけた時に聞いた話。

車を運転していると、助手席の父が突然、
「篤彦じいさんがねぇ‥‥」*と
台湾での祖父との思い出話を聴かせてくれた。


まだ台湾の麻豆(台南市の北方)に住んでいた頃、祖父は
麻豆から少し離れた台南市街に出ることがあると
子供たちを食事に連れて行き、
食事をしたあと、
「お前たちは外に行って遊んでこい」と言って
よく、そのままその店の畳の間で横になっていたのだと言う。


たぶんそこが行きつけの店になっていて、
気兼ねなく休める場所だったのだろうなぁ
と言っていた。


その話を父が切り出す直前に、
通り沿いにある中華料理店の前を通りかかったのだが、
その店の名前に「桃園」の文字が入っていた。

私:「台北の空港がある場所の名前だね。」
父:「中華料理ってあるけど、台湾料理かな?」

などと話したのだけど、
それが切っ掛けで
昔のことを思い出したのだろう。


そんな
9月の午後、でした。



*篤彦じいさんは、左源太の孫にあたります。
 で、私の父は5人兄弟姉妹の末っ子。
 長子で長女の伯母と父は13違い。
 今では兄弟でふたりだけになりました。

 

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